ダメ妻は今日も重病人のように昨日同様、いつも以上に無気力である。
しかも、昨日に続き昼寝をしている。平日9時間、休日10時間寝ていても
ダメ妻にとって睡眠時間は足りないのである。
今日スーパーで子供がカートを押しながら走り出したので、注意した。
人にぶつかる可能性もあったので。帰りの車の中でも再び注意したが、
ダメ妻は子供に何も言わなかったので、俺は「いつも注意するのは俺だな。」と
言ってやった。
ダメ妻は例の如く「“いつも”注意している。」と言った。バカなダメ妻は“いつも”
という言葉を間違って使うのである。昨日と似ているが、バカなダメ妻は仮に
100回子供が悪いことして1回しか注意しなくても、いつも注意していると言うの
である。
バカッぷりと言えば、他に今日はこんなことがあった。
家電量販店に車を止めて、俺と上の子供は家電、ダメ妻としたの子供は
100円ショップに分かれた。俺と上の子供が車に先に戻った。なかなかダメ妻たちが
戻ってこない。俺は、ダメ妻は俺たちが先に戻っているのを確認せずに、絶対に
家電店の中に入ると断言した。
ダメ妻と下の子供は、案の定店の中に入っていた。しかも、100円ショップと別の
店でも買い物をしていた。明らかにダメ妻たちの方が時間がかかっているのだから、
車の中を確認するのが普通である。しかも、順路的に車の脇を通って、家電店に
入るのは全く遠回りでもないからである。
バカなダメ妻はそのような気を回すこともできないのである。普段から考えて行動
することないので、バカ度は加齢と共に増す一方だ。