第三百四十七話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今朝、子供がトイレで用(小)をたしていると、便器のフタに飛び散っている音が
聞こえた。まあ、男なら何度か経験あるし、俺も子供の頃、よく母親に掛かったら
拭きなさいと注意されたものだ。
 
もちろん、ダメ妻は子供に注意しないので、俺が拭くように注意はしたが、
それより驚いたのは、俺が子供に注意した時にダメ妻がひとり言で、「いつも
拭くのはわたしなんだから。」みたいなことを言った。
 
いつもの如くのダメ妻の表現だ。「いつも」っていうほどダメ妻はトイレ掃除なんか
しない。ダメ妻にとって、仮に1ヶ月に1回しかやらなくても、「いつも」という言葉を
使うのだ。トイレがたまに小便臭い時があるが、そんな家はあまりないだろう。
 
今日はダメ妻は、女性特有の月に1回の体調不良日になった。よくわからないが、
加齢とともに症状が重くなる人もいるのだろうか?
ダメ妻はそういう傾向にある。普段から無気力なのに、今日は更に無気力になる。
だるいのはわかるが、前に比べてそこまで露骨にするかというぐらいだ。
 
ダメ妻は大げさなので、俺としては過剰なだけだと思っている。ダメ妻の家族が
来ている時は、絶対に普段と変わらないからである。だから、今日だって別に
同情なんかしない。
 
夜、子供にコタツの上を片付けるように注意し、ダメ妻がいかにも辛そうに片付けて
いた。深く息を吐きながら。。。普段から整理整頓しないダメ妻の、身から出た錆である。