第二百七十八話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

○野という名字、俺の周りに何人かいたが、基本的にはいいイメージの
人しかいなかった。しかし、ダメ妻の旧姓は、その○野という名字なのである。
ダメ妻のせいで○野という名字のイメージが変わった。
 
そして、もうひとり○野という名字の人間がいる。会社にいる女性で、俺と
同じグループの40代後半である。彼女の仕事ぶりが実に悪い。俺は平社員だが、
彼女は役職がある。この前は、あまりに仕事のミスが多くて、上司に注意する
よう文句を言った。
 
その彼女はルックスは一般的に見て、けっこういいほうだと思う。しかし、プライドが
高いせいか、未だに独身である。彼女の歴代の上司たちは、あまり彼女に指導を
してこなかったと思われる。彼女の性格を考えて、あまり言えなかったのだと思う。
 
しかし、俺は違う。彼女は俺より社歴がはるかに上で、年も一回りぐらい違う。
ある程度仕事をこなせなければ、おかしいし、その役職に見合わないことになる。
俺のアシスタント的な業務の比率が高いため、俺の仕事サポートが多いのだ。
中途半端な仕事をすれば、俺が黙っているはずがない。プライドをへし折る
つもりで、遠慮なく指摘しまくっている。時には全てやり直しさせる。
 
わからないこと俺に聞いてくる場合も、余りに簡単な内容は突き返して、自分で
考えさせる。考えるくせがない人間は、間違いなく進歩はしない。ダメ妻もそうである。
 
俺の再生工場に入って、その彼女も少しはマシになるだろうか?以前いた別の
女性(俺より8,9歳上)は、他の女性からも接し方が冷たいと言われたことがあるが、
それなりに再生してくれたと思っている。(笑
今でも別のグループなのに、俺にわからないことを聞いてくるが、質問の仕方も
一から全部聞くのではなく、途中までわかったけど答えがわからないみたいな
聞き方に変わったので、今は俺も丁寧に教えてあげている。
 
仕事で人に物事を教える時は、「中学生でもわかるような説明をしろ。」というのが
俺の信条である。
 
でも、バカなダメ妻には、再生工場の俺でも無理である。。。