第二百十八話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今年の夏は下の子供が学校から持って帰ったアサガオが、豪快に
咲いている。学校で育ちが悪かった苗を小さめの鉢に集めたもので、
ひとつの鉢に何本も狭苦しく生えていた。そんな苗が、鉢の隙間から
根を伸ばし、花壇に根を下ろしたせいだと思うが、みるみるうちに
ツルが伸びて、アサガオがたくさん咲いている。ここまでアサガオって
大きくなることを初めて知った。
 
そんなんで、アサガオの花が咲き終わったものが、道路に落ちてしまう。
今日、下の子供が、家の前に落ちている花びらの多さを指摘していた。
俺ももちろん気になっていたが、ここ最近、特に咲く数が増えてきて
目立っている。
 
子供でも気づくのにダメ妻は、別にほうきで掃こうとはしない。俺もついに
今日、買い物帰りに家に着いてから、ダメ妻に聞こえるように、花びらが
すごい(落ちている)と言った。これでもダメ妻が何もしない可能性は
十分ある。ダメ妻がほうきを使うことは、ほとんどない。車庫等の掃き掃除は
俺しかやらない。いくら、汚くなっても散らかっていても、気にならないのである。
 
家の中ですら気にならない人間のダメ妻が、家の外なんか気にすることは
ないのは、わかりきったことではあるが・・・。まあ、だらしない人間である。