第二百六話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日で9日間の夏休みが終わり、明日より現実に戻る。
休み中に会社の携帯にメールが来ていたので、ある程度心の準備はできている。
 
今日の買い物中、突然上の子供が、「お父さんって、お母さんとあんまり話を
しないよね。」と言ってきた。ついに言われたかという気持ちだった。ただ、子供は
仲が悪いとは思っていないようである。
この夏休み中、ダメ妻に指摘のメールを送ってから、旅行もあったことで、
会話とも言える会話が多少あったことは事実であるが、言葉を投げて返す程度で、
何度も会話のキャッチボールが続くことはなかった。というより、そこまで気持ちが
ないのである。
 
今日の夕飯に子供がビンのラムネを飲んだ。飲む前に下の子供の分をダメ妻が
開けたのだが、それで子供が怒り出した。飲み口にフィルムがついていたのだが、
ダメ妻はそれを中途半端な開け方をして、フィルムが中途半端に残っていたの
である。それが口に当たることはないが、見栄え的にすっきりしないのは俺も
理解できる。
 
ダメ妻は少し怒って、それぐらい気にしないで飲みなさいみたいなことを言って
いたが、結局は俺がきれいに剥がしてあげた。まあ、ズボラなダメ妻らしい
ひとコマだった。