そういえば最近、ダメ妻は俺が子供に小言をすると、少し離れたところで
ため息をつくことがある。ダメ妻は、内心うるさく感じているのかもしれない。
しかし、普通の家庭では母親が注意することを、我が家では母親がしないため、
父親の俺が子供に言っているのである。
やはり育った家庭環境の違いだろう。ダメ妻みたいに甘やかされた家庭で
出来上がった人間は、ダメ妻みたいな人間、そして社会人経験ゼロ・親の
すねかじりダメ妻の姉みたいな人間になるのだ。
俺なんかも、子供の頃は、うるさいぐらいに母親に注意された。父親に怒られた
ことなんて、ほとんど記憶にない。俺も父親の立場になって、まさか自分が
こんなに子供に注意をするとは思ってもいなかった。
まあ、子供にはもちろん、こんなに父親が注意する家庭は珍しいと言ってある。
子供が大きくなって、それが当たり前だと思われても困るからである。
俺の小言だけではなく、掃除も含めていろんなことが普通の家庭と違うことは
子供に教えている。
前置きが長くなってしまって、本題が書けなかった。覚えていたら、次回は
以前にも少し触れたことはあると思うが、「あいさつ」について踏み込んで
書こうと思う。