第百四十三話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

直帰して帰宅すると、下の子供の口の周りが汚れていた。どうやら、
給食のナポリタンの赤いのが残っていたのである。
まあ、ちゃんと拭かないのが悪いが、子供が帰宅してからダメ妻は
子供の顔は見ているはずである。それでも気づかないというのは
母親として本当に情けない。父親の俺が一発で気づいたのに。
 
ダメ妻は子供の服装や身なりにも、あまり気を遣わない。何度か
書いたことがあると思うが、子供の鼻水がカピカピになっていても
気づくのはほとんど俺である。
 
服装でも下のシャツが襟から丸見えだも、正そうとはしない。
ダメ妻自身、ファッションセンスはゼロだから、よくダサイ服装をするし、
身なりに気を遣うことはないので、子供に対しても気を遣わないのである。
そいうえば、昨日ダメ妻の服は異常にダボダボしていた。まるで
おデブさんの服を借りて着ているぐらいブカブカだった。
(ダメ妻も体型的には太り気味である。)
 
それにしても、ダメ妻は子供のちょっとしたことには本当に鈍感である。
ダメ妻みたいな、だらしない人間は口の汚れも視界には入ってこないの
かもしれない。