第百九話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

風呂に入ろうとした上の子供の肘を見ると、虫に喰われたようなできものが
あった。前から、かゆいと言って掻いていたが、ひどくなってしまった。
蚊に刺されたところが、大きくなった感じである。
 
俺は子供に風呂上りに、塗り薬をつけるように言っていたが、塗っていなかった
ようだ。もちろん、ダメ妻は知っていたが、面倒くさいのか興味がないかは
知らないが、子供に塗ってあげもしないし、自分で塗るようにとも言わなかった
ようである。
 
下の子供の乾燥肌用のクリームもそうである。ダメ妻は、子供のケアすら面倒
くさいのか知らないが、父親の俺がそんなことまで気にしなくてはならない
というのは、普通の家庭ではあり得ないだろう。
 
俺が気にかけなければ、子供の状態はもっと悪くなっているだろう。ダメ妻の
バカは俺が言わなければ、自分でやろうとしないからである。
 
子供には、普通の家は母親がやるもので、我が家は変わっているということを
言っている。そうでもないと、いずれ子供が父親になった時、間違った父親観を
持ってしまうからでる。