ザ・米国臨床検査技師のブログ

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大谷選手ブームにかかわらず、日本では少年の野球ばなれが続いているとか。最近ではやり方を変え、練習への出欠確認はアプリでいい、コーチは選手を怒らずにほめるのが中心、というチームが出てきているとか。私は、「巨人の星」といったスポコン漫画を見て育った世代。スポーツで成功するには、おしみない努力と犠牲が伴い、非常に敷居が高いという印象しかありませんでした。ですから、スポーツを「楽しむ」という感覚がなかったようです。

 

雨が少なくて温暖な気候の南カリフォルニア。しかもスポーツ施設は整っており、数も多い。オリンピアンが多く出ているのも、うなずけます。

 

子どものスポーツは、レクリエーション・リーグ(recreation league) というのがあります。野球の場合、秋と春のシーズンに行われますが、春のほうが主流です。選手のお父さんがボランティアでコーチをし、お母さんが「チーム・マム」と呼ばれるマネージャーをします。

 

地元内のチームと試合をするので、遠征はしません。レクリエーションというように、野球を楽しむことが主流のようです。シーズンの最後には、公園でパーティーをして、チームのMVPなどを表彰します。

 

もっと真剣に野球をやりたい少年は、トラベル・チーム(travel team) と呼ばれるワンランク上にトライアウトして入ります。入れない場合だってあります。練習や出欠がきびしくなり、場合によっては州外への遠征試合も。当然、お金がかかってきます。

 

私の息子は二人とも、幼少時にレクリエーション・リーグで野球をやりました。私は一度、チーム・マムもやりました。あまりうまくはなりませんでしたが、チームスポーツに触れるいい機会だったと思います。

 

選択肢があると、いろいろな経験を積むチャンスになるかもしれませんね。

 

Irvine Pony Baseball

 

大学生の息子が二人います。会計学と土木工学専攻です。

我が家では日本からの大学生さんを、短期ホームステイ受け入れています。私立大学文系の学生さんから、長男が日本の大学事情を聞いて驚いていました。

 

文系だと、特に何を勉強していたか関係ない。就職先でトレーニングしてくれる。

 

「それって、意味なくない? なんのために大学行くわけ?」

 

医学部、薬学部、理工学部は例外として、それ以外は大学で何を勉強したかあまり問われない。そんな感じのことを、聞いたそうです。

 

こちらでは、そうはいきません。ジョブ型雇用ですから、雇用主にトレーニングしてもらうことはできません。何か、スキルを持っていること。理工学部を目指す学生が多いのです(もちろん、挫折して文系に変更する学生も。専攻を変更できるのも、こちらの特徴です)

 

STEMと呼ばれ、Science(科学)、technology(テクノロジー)、Engineering(工学)、mathematics (数学)という、いわゆる理工学部系が進学先として薦められます。仕事が見つかる可能性が高く、しかも年収が高いからです。

 

STEMから、ロースクール(法科大学院)へ行って特許弁護士になるケースも。

 

そして、大学院まで進む学生が多いのも特徴です。

 

大学へ入るのも卒業するのも、超大変。しかも、学費は高いし。

次の大統領、何とかして。

 

Highest Paying STEM Majors | Prep Expert

頭にシラミが発生してしまう場合があります。

となりに住んでいるステファニーさんは、学校を訪問して子供の頭シラミを取り除く仕事をしていました。特殊なくしを使って、取るのだと言っていました。

 

子どもたちが頭をくっつけあって遊んだり、タオルを使いまわしするとうつるようです。

 

一度だけ、頭シラミのある患者さんの脳波検査をしたことがあります。ガウンを着て頭にキャップを二枚かぶり、手袋を二重にしました。肉眼では分からなかったけど、枕にそれらしき点々が。

 

終わると、なんとなくかゆいような気がして。

 

英語でシラミは、「lice」です。お米は「rice」。

私たちが苦手な、エルとアール。下手すると、私はシラミを食べます(I ear lice.)とか言ってしまいそう。

 

Order Phthiraptera – ENT 425 – General Entomology