ザ・米国臨床検査技師のブログ

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病院に来てわくわくするのは、生まれたばかりの赤ちゃんを見に来るときくらいではないか。

 

残念ながら、末期がんです。

脳梗塞を起こしたため、半身まひが残ります。

検査の結果てんかん性発作が見られ、薬でおさえるしかありません。

 

といった具合に、受け入れるのがつらい状況は多い。

 

当然、患者さんとその家族は悲しみ、不機嫌になる。

 

私のように、病院のヒエラルキーの下層部にいる職員は、思いっきり文句を言われたりする。

 

入院患者を車いすにのせ、心臓の検査のために下の階まで運んだときだった。ずっと文句を言っていた。私が、

 

I am sorry to hear that. (お気の毒ですね)とか言ったらどなられた。

 

Do not talk to me any more! (俺に話しかけるな)

 

マジでなぐられるかと思った。

 

結局、この患者は検査を拒否した。ずっと私たちをどなりつけながら。

 

気持ちはわかるけど、聞いているほうだってつらい。

 

後で聞いたが、彼は麻薬中毒だったとか。

 

 

 

先月2日間にわたるストライキが行われ、私は初日に同僚と参加。生まれて初めてのストライキは、楽しかった。予想以上の人が参加し、盛り上がっていた。まだ結果は出ていないが、いずれにせよ参加してよかった、と心から思っている。

 

病院となりのショッピングモールで、同僚のアンとモニークと待ち合わせ。アンがベトナムコーヒーと肉まんをくれた。腹ごしらえし、ストライキの場所へ。

 

登録をすませてから、おそろいのシャツをもらう。

 

水、コーヒー、スナックがあり、簡易トイレが設置されていた。ストライキ用のプラカード、カスタネットがあり、マイクで叫ぶ係の人がたくさんいた。ドラムをたたく人も。

 

"Treat Your Workers like You Should!"

(従業員を正当に扱え)

"We Can See Your Greedy Side!"

(そちらの、よく深いところはお見通しさ)

 

叫びながら、病院前の通りをゆっくりと行進する。テレビ局や、プレスがたくさん来ていた。(のちに私はラジオで、ストライキのことを聞いて興奮した)

私は、メインキャンパス内へは行かないのか、と思っていた。が、しかし。私たち正面玄関へと向かい始めたではないか。しかも、ここで立ち止まり、スローガンを訴えた。

 

この後、休憩に入りメキシコ料理のブリトーがふるまわれた。大きくて、超おいしかった。

 

この成果が出るように、祈るばかりだ。

 

 

 

 

 

勤務中の医学部系列のコミュニティ病院には、労働組合がある。強制加入で、毎回給料から会費が引き落とされる。

子ども病院には、労働組合はなかった。

来週の水曜日と木曜日にストライキが決定した。病院で行われる抗議に参加することにし、サインをした。英語で

「Picket Line」という、抗議に出るのは初めてだ。

 

3交代のシフト制で、朝の6時から午後2時、8時から4時、10時から6時とある。私は8時からのを選んだ。

抗議には行かないが、働きに行かないという職員もいる。しかし必ず、裏切る人はいる。同じ部署のおばさんは、

しっかり働きにくるそうだ。

 

カイザーという病院チェーンは、全員がストライキに参加する。すると病院がまわらなくなるので、臨時職員を雇って業務を遂行する。(すごい費用がかかる)中途半端じゃない、つまり「All or Nothing」

私はこうあるべきだと思う。

 

ストライキの日、職場に来るか来ないかを上司に伝える必要はない。というのは、マネージメントにはストライキ決行の知らせががすでに届いているからだ。

 

それなのに上司は私を脅した。明らかな、ハラスメントを受けたのでショックだった。職場では、ハラスメント防止のトレーニングを定期的に受けているというのに。

 

「来週の20から22日まで、働くようになっている。もし欠勤するのなら、医師からの手紙を提出してもらう」

 

労働組合の代表と話した。これは明らかに違法行為である、と。

 

翌日の今日、上司は組合の人にこう言ったそうだ。

 

「医師の手紙など言っていない。彼女が勘違いしただけ」

 

ストライキが成功しますように。カリフォルニア州の物価高は半端ではない。学費もすごい。うちは2人の息子が大学生だから、生活がしんどい。