そもそも火山が噴火しても原発は問題ないのだろうか? | Down to the river......

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川内原発の半径5km圏内 住民に安定ヨウ素剤配布(14/07/27)






鹿児島県薩摩川内市にある川内原発(九州電力)が、「原子力規制委員会」の〝新規制基準〟に適合したということで、今年の秋の再稼働に向けて着々と準備が進んでいます。

ところで、万が一に事故が発生した場合の「避難計画」が未だに出来ていないのを、皆さんご存知でしょうか?

「避難計画」は各自治体の責任において作成されるべきものなので、原子力規制委員会の〝新規制基準〟の対象外なのだそうです。

また、当初は〝新安全基準〟と呼ばれていたものが、「原発の安全を保証するものではない」との原子力規制委員会の意向で〝新規制基準〟と名称変更されたことも、皆さんご存知のことだろうと思います。

さらに、「コア・キャッチャー」が付いていなくとも(新規制基準の対象外)「世界最高水準の安全基準」と政府や電力会社は風評(デマ、嘘)を振り撒いていますが、そんなことが国民に知られたら原発の再稼働は不可能になるので、日本の大手メディアは国民への警告として、大きく報道しませんが、技術大国の賢い日本国民のことですから、新たなる「新安全神話」に〝また〟騙されることはないでしょう……ね?

ただ、「一度騙された奴は、何度でも騙される」というのが、ペテン師が良く用いる常套手段ですから、また騙されるのではないかと、大変心配しております。

逆に言えば、世界も注目している日本の原発再稼働問題において、日本人の知性や教養の高さがどれほどのものか今試されている——という自覚が日本人に、少なくとも僕には感じられないのが大変残念です。





7月24日放送されたテレビ朝日系列の番組「モーニングバード」の木曜日の名物コーナー〝そもそも総研 たまペディア〟も、川内原発の再稼働問題の最大の憂慮点を特集しております。

日本人を馬鹿にするなと、(特にネトウヨたちが)四の五の反論する前に、是非ご覧になって欲しいと思います。

恐らく、多くの日本人が知らない(知らされていない)科学的リスクの問題だと思います。




そもそも火山が噴火しても原発は問題ないのだろうか








そして「おまけ」——。




川内原発再稼働へ、曖昧な責任の所在