日本および世界で悪いニュースが立て続けに起きており、〝路上〟での抗議行動の取材に忙殺され、ブログの更新どころではないのが現状です……(＞_＜)。
ガザ虐殺（空爆、地上侵攻）に対する抗議の声が世界中で盛り上がっていますが、日本では例によって大手メディアの権力側に対するご機嫌取りの「情報統制」がしかれているので、殆どその深刻さが大きく報道なされていないので、今世界で何が起きているのか知っている人は、ネット等で情報収集を〝能動的に〟行っている人たち以外は知らないのが現状でしょうね……(x_x；)。
ロンドンで反イスラエルデモ 豪州やフランスでも(14/07/27)
安倍政権は「積極的平和主義」——「ヨハン・ガルトゥング (Johan Galtung)」が提唱したものとは真逆の、実体としては〝積極的武力主義〟——として「武器輸出三原則」を見直し、新たに「防衛装備移転三原則」としてイスラエルに対して、三菱重工および三菱電機製の武器（の部品）を輸出しようとしています。
この動きに対して、パレスチナの人たちは「日本は武器をイスラエルに売らないで」と訴えているのです。
このことも、日本の大手メディアは全く報道しないので、パレスチナの、そして世界世論の変化を知っている日本人は殆どいないと思います……。
気が付いたら、「日本は世界中の嫌われ者」になっていたなんてことも、近い将来十分あり得ることでしょうね。
近隣の韓国や中国との関係をこじらせた安倍首相がネタニエフ首相、プーチン大統領、金正恩らのご機嫌とりに余念がない。３人とも国際社会からの孤立を最近とみに深めているのだが、安倍氏も仲間入りしたいようだ。政治信条に親近性を感じているのかも。 pic.twitter.com/pnKWV7ZA0k
— sig_yok (@yoksig) 2014, 7月 24安倍、ネタニエフ、プーチン、金正恩……。
どちらも共通するのが、極右、もしくはファシスト政権であること。
タカ派政権の政策は、もはや世界では時代遅れの〝野蛮な〟施策であることを、日本人もそろそろ気が付かないと、先の大戦の敗戦と同様に「取り返しがつかない」事態に、再び追い込まれることになるでしょう。
今回のイスラエルの虐殺によるガザのパレスチナ人の犠牲者は、既に「1000人を超えた」と伝えられています。
2014年7月25日、「旧日テレ通り」のイスラエル大使館近くを通るデモ行進が行われました。
イスラエル大使館近くをデモ隊が通る際、撮影している僕に対して、２、３回くらい私服警官から手で突き飛ばされました。
勿論私服警官からしたら十分軽く「手加減していた」のでしょうが、撮影中に背後から不意打ちのように背中を押されたら、転倒してしまうことだってあり得ます。
私はデモ参加者ではありません。
撮影者です。
……もしかしたら、撮影されることに不快感を覚えたからでしょうか？
しかし、そうだとしても、それは国民の「知る権利の侵害」に他ありません。
デモ隊が「常軌を逸した」行動をとったのでしょうか？
イスラエル大使館前で幾分（２、３分程度）デモ行進が停滞したくらいです。
これまで、例えば東京電力本社前でデモ行進の進行が遅滞したことはいくらでもありました。
僕も何度もそれを目の前で目撃しています。
しかし、警備に当たる警官は、「早く進め」との指示はあっても、デモ参加者やその撮影者の身体に手で触れて〝押し飛ばす〟ことはありませんでした。
今回異例の行為をした警察官は、私服警察官です。
制服の警察官は、冷静に、と言うか傍観している風情でした。
つまり、デモ隊が警察のバリケードを乗り越えるような危険な行為は誰もしていなかった証左でしょう。
私服警察官は何を恐れていたのでしょうか？
イスラエル大使館は、「読売新聞グループ所有の土地」を借りている、と耳にしました。
大使館の隣りは「日本テレビ 麹町分室」です。
そして、日本テレビの取材は、これまで数回のイスラエル大使館抗議行動に対して、一度もありませんでした。
人員の数合わせとして地方所属の警察官からも動員された（と思われる）制服警察官と、自らの出世のみを考えている私服警察官の〝意識の違い〟を目の当たりにしたような気分です。
僕の認識に妥当性が果たしてあるのか、僕の撮った動画を観てみて判断して下さい。
2014.07.25「…イスラエル大使館 7.25デモ」: デモ②（大使館前）【8/9】
なお、この日は「在日ムスリムの人たちの抗議行動」と、日本人呼びかけによる「デモ行進」の２つが、日本テレビ隣りのイスラエル大使館がある麹町で行われました。
その２つを簡単にご紹介します。
2014.07.25 FREE GAZA!!ガザの虐殺今すぐやめろ！在日ムスリム有志によるイスラエル大使館抗議行動【再生リスト ８本 １時間38分】
2014.07.25「パレスチナ占領を終わらせよう…～ガザの殺りくを今すぐヤメロ…イスラエル大使館 7.25デモ～」【再生リスト ９本 １時間45分】
最後に、今世界中で広がり始めている「イスラエル支援企業製品ボイコット運動」についてご紹介します。
その前に、「イスラエル・パレスチナ問題」に関する、初歩的な認識の勘違いを訂正させてもらいたいと思います。
宗教問題とか、複雑なこれまでの歴史的問題とは、実は全く違うのが問題の本質なのです。
上記のような解説（による周知）は、イスラエル支持の大手メディアによる「風評（デマ）」そのものでしょう。
2014.07.25「…イスラエル大使館 7.25デモ」: 集会⑤ 火炎瓶テツさん【5/9】
2014.07.25「…イスラエル大使館 7.25デモ」: 集会④ 在日ムスリムの方【4/9】
@xciroxjp @HumanRightsAnon @iwakamiyasumi http://t.co/jEq60YBlZL イスラエル支援企業リスト：イスラエルのパレスチナ占領と暴力を支援する企業を支援しないために 死海バスソルトはもう二度と買いません。
— 弁護士たんリツイート (@umacute011) 2014, 7月 21イスラエル製品をボイコットしよう
スターバックス……さようなら。
もう買いません。
ディズニーも最低！
大ヒット映画『アナルと雪の女王』なんて、正に〝Asshole!〟（蔑）。