森崎友紀さん;Goin' Ahead - Pat Metheny | Down to the river......

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写真・音楽等の趣味や、日々の雑感、または個人的な備忘録……

久しぶりに胸がジ~ンと熱くなるっていうか、感動しました。

先日(5/13 深夜)このブログで度々ご紹介している、元モデルの美人料理研究家「森崎友紀」さんが TV にご出演なさいました。


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いつも的確であるがゆえ、少し辛口気味のコメントをしている森崎さんですが、「酒粕ラーメン」に対する優しくも熱くて愛情あふれるコメントに、観ているこちらにも彼女の料理に対する思いが伝わって来て、心が震えました(^^ゞ。

「酒粕ラーメン」を作った親父さんが、森崎さんのコメントに涙を流してしまったのも無理はないと感じましたね。

彼女に対する好感度が上がったとか言うか——言うべきこと、言わなければいけないことをハッキリと言う姿勢には、同性の女性の方の好感度も上がったんじゃないかと思います。

彼女自身、少し興奮してしまったと反省しているのか、ブログでそのことに触れています。


テレビ朝日 お願いランキング「俺の料理を審査してくれ!」


いつも生意気言ってすみません
でも、発言は真剣に考えています。


いえいえ(^^;。

あの短い秒数の時間で、あれだけ人を感動させるコメントが出来るのは、常日頃から色々思い、考え続けているからでしょう。


私にとっての料理は、
=自己表現だと思っています。
自分を知ってもらう、愛情を表現する、気持ちを伝える、
美味しさだけではなく、
そんな力が料理にはあると思います。


「自己表現」ということでは、料理人も立派な「クリエイター」ですね。

森崎さん、頑張って下さいね。陰ながら応援しております(^^ゞ。

……今まで彼女の写真(静止画)しかご紹介しませんでしたが、ネタ切れでお見せできるものがありません○| ̄|_。

それなら動いている彼女ってことで動画を探しましたが、上記のコメント部分のものはなく、とりあえず別の動画がひとつあったのでそれをご紹介しますm(_ _)m。




地産地SHOW





……思えば、森崎さんだけでなく、このブログでご紹介しているモデルさんは全て、とても魅力的な人柄を持った素敵な方ばかりです(^^ゞ。

彼女らの人柄に接するだけで、元気をもらているような気がいつもしています(^-^)/。

最初は何気なく参加したモデル撮影会でしたが、外見だけでなく内面も美しい女性ばかりに出会えたことを感謝しなくてはいけませんね(^▽^;)。

彼女らがここを読んでくれているか分かりませんが(^^;、改めてお礼申し上げます。

いつもありがとう。そして、これからもよろしくお願いします<(_ _)>。




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「この女のひと、いくつ?」
「三十九か、四十です」
「命とりになった病気は……?」
「人生です」と、わたしは言った。
「それ、冗談でしょ」
「わたしには冗談を言う元気もありませんよ」


——『ウィチャリー家の女』:ロス・マクドナルド(小笠原豊樹 訳)


前回「ロス・マクドナルド」の小説『さむけ』をご紹介しました。

彼の作品は、とにかく重くて暗い、救いようのない雰囲気に満ちているので、いくつかを集中的に読み続けると、本当に「タイガー・鬱 (うつ)」になりそうです(笑)。

しかし、ギリシア悲劇を下敷きにしたような、後味が悪い作風を好む人にとっては、病みつきになる「堪らない」作品世界かと思います(^^;。

ただ、現在のこの世界を、ある作家から見るとこのように映るんだと考えると、色々と示唆的な部分が多いように個人的には思っています。

……といっても落ち込んでばかりはいられないので、ここで個人的に「癒し」となっている音楽をご紹介します。



80/81/パット・メセニー

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80/81

Pat Metheny(g), Charlie Haden(b), Jack Dejohnette(ds), Dewey Redman(ts), Mike Brecker(ts)
Pat Metheny/ECM/1980

01. Two Folk Songs
02. 80/81
03. Bat
04. Turnaround
05. Open
06. Pretty Scattered
07. Every Day (I Thank You)
08. Goin' Ahead



このアルバム『80/81』は、1980年代を前にして、「パット・メセニー」が自分の考える「(ストレート・アヘッドな)ジャズ」を表現した作品です。

全体的には、昔のジャズ風の曲が多いのですが、その中でもジャズの範疇を超えていると思える曲が2曲収録されています。

それが「Every Day (I Thank You)」と「Goin' Ahead」です。

この20年くらいの間、何度もこの2曲を聴き続けているのですが、聴く度にある種の郷愁感におそわれ、自然と涙が出てくるのです……お恥ずかしながら(^▽^;)。

残念ながら「Every Day (I Thank You)」の動画(スタジオ録音版)はなかったので、今回は「Goin' Ahead」のみです(ノ_・。)。

アコースティック・ギターの多重録音による「Goin' Ahead」ですが、パットが弾くギターの音色は、個人的に心の深奥に響く格別な味わいがあります。


 わたしは寝椅子の上に座ったまま、ボビーのそばに体をズラした。「しかし、やはり人生はつづけていかなくちゃ」
「ぼくの人生はつづかなくたっていいんです」
「いや、つづくさ。戦ったらいいじゃないか。きみだって人生の敗残者にはなりたくないんだろう。生きていく資格は、きみにも立派にそなわっているんだよ。たとえば勇気だ。それから誠実ということもある」


——『ウィチャリー家の女』:ロス・マクドナルド(小笠原豊樹 訳)


はいロス・マクドナルド先生、「前進」(Goin' Ahead)あるのみですね(^^;。




Goin' Ahead - Pat Metheny