Airplay;Old Habits - Bill LaBounty | Down to the river......

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写真・音楽等の趣味や、日々の雑感、または個人的な備忘録……

前回の「エアプレイ (Airplay)」の話題で、ひとつ貼付けるのを忘れた「お宝」動画がありました。

「正月ボケ」ではないでしょうが(><;)、「追記」代わりにここでご紹介します(^^;。

この「Nothin' You Can Do About It (邦題:貴方には何も出来ない)」(Written by: David Foster; Jay Graydon; Steve Kipner) は、僕の認識に間違いないのなら、「The Manhattan Transfer」に提供されたもので、セルフ・カヴァーでエアプレイの唯一のアルバム『ロマンティック (Airplay)』(1980年) に収録されました。

当時マンハッタン・トランスファーのアルバムのプロデュースを「ジェイ・グレイドン (Jay Graydon)」が担当していましたが、ジェイは全世界的に彼らの知名度を高めるのに大きく貢献しました(^^ゞ。

ちなみに、共作者の1人「Steve Kipner」は「オリビア・ニュートン・ジョン (Olivia Newton-John)」の「フィジカル (Physical)」の作曲家としても有名です(他にもヒット曲多数あり)。

この曲はエアプレイの代表作として知られていますが、彼らはライヴ活動をしなかったので、1994年の次のライヴ映像はとても貴重です。

おそらく、「デイヴィッド・フォスター (David Foster)」の「JT Super Producers 1994」の時の模様だと思います。

「AOR大国日本」ならではのスペシャル・ライヴでしょう\(^_^)/。




Airplay - Nothin' You Can Do About It (Live '94)




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AOR」は70年代後半から80年代初めにかけて流行りましたが、その音楽の定義は実は曖昧なんです(^^;。

僕の基準に基づく定義は、「大人が聴くのに値するロック(音楽)」です(^^;。
つまり、ジャンルを問わず何だっていいんです(笑)。

事実AORの名作と言われるものは、様々な音楽性(ジャンル)の集合体で、僕も全てのAORものが好きな訳ではありません(嫌いなものもあります w)。

当時日本のレコード会社が、売れるからと言って宣伝に「AOR」のレッテルを乱発した、と言う事情(背景)もその原因の1つでしょう(笑)。

その為、当時のものは「玉石混淆」の状態でもあるのです。
僕もAORと呼ばれるアルバムを買って失敗した例が少なくありません(>_<)。

僕にとってAORは「大人の音楽」ですが、音楽的には「R&Bテイスト」が少しあるものが好きです。

そんな僕が考えるAORの第一人者が「Bill LaBounty」です。

昨年18年振りのニュー・アルバム『Back To Your Star』がリリースされました。

アルバムの詳細は、「昨年のエントリー」を参照して下さいm(_ _)m。

YouTube でアルバム制作過程の貴重な「デモ・ヴァージョン」がUPされているのを発見したので、ここにご紹介します\(゜□゜)/。

しかし……こういう哀愁のあるメランコリックなメロディーを、彼はどうして作れるんでしょうか?

映画『アモーレス・ペロス (Amores Perros)』のテーマではありませんが、「人は失ったもので形成される。人生は失うことの連続だ。失うことでなりたかった自分になるのではなく、今の自分になる……」と思わせる曲です。

正に大人にしかその良さが解らない……であろう音楽です(^▽^;)。




Old Habits - Bill LaBounty





ビル・ラバウンティはAORの名曲、「This Night Won't Last Forever」で知られていますが、この1曲を作っただけでも「偉大」だと僕は思っています(^^ゞ。

20年以上何度も聴き返していますが、その都度「名曲だぜっ!」と感じて来ました(笑)。

それ以降も良い曲を作り続けているのですから、彼は「天才」と言っても良いのでは?(^^;

そういう訳なので、再掲になりますがこの曲をご紹介します(^^ゞ。




Bill LaBounty - This Night Won't Last Forever