僕は1999年の暮れから「デジタル処理」——当時はフィルムからスキャンしていた——を始めたのですが、その当時の状況(環境)を振り返ると、今は誰でも質の高い「画像処理・加工」が出来る時代になり、隔世の感があります\(゜□゜)/。
前回も少し触れましたが、このブログにUPしている写真は、「それなり」に画像処理しています。
僕の基準から見れば「いい加減」な程度なのですが、それでも撮った時のデータがあまり良くない写真を補正する時は、「微調整」に神経を使うので疲れます(笑)。
これは「分かる人には分かる、分からない人には分からない」事柄なんですが……。
と思っていると、「分かる人」を見つけました(笑)。
プロ・カメラマンの「湯浅立志」先生です。
勉強会 090905: tats@Blog
自分の環境でベストを尽くしたいので、微調整に恐ろしいくらいの時間を掛けて納品しています。結果的にそれが良いか悪いかは別にして。
僕と違ってプロなので「微調整」のレベルも半端ないと思います(;^_^A。
今年の「PHOTO IMAGING EXPO(略称 PIE)」の会場で湯浅先生を見かけたのですが、ブースの人と真剣に話し込んでいたので、声をかけれませんでした(^^;。
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今回は僕も久し振りに「画像処理・加工」に挑戦してみました(^^ゞ。
一応前回述べた「蜷川実花」さんの色彩感覚を意識しつつ、「補正」というより「加工」に重点を置きました。
といっても、現在ネット上に便利なツール(アクション等)が配布されているので、それを利用した「お手軽」な加工なので、(微調整はしていますが)目新しさはないのでご容赦下さいね(笑)。
元の写真は前回の「Noriko」さんの写真です——。
(写真をクリックすると実寸大で表示されます)。
元 画 像
画像処理 その1
経年変化で退色した「レトロ感」を出しながら、同時に色彩の「ポップ感」も合わせました。
画像処理 その2
現在一部で流行している「トイ・カメラ」で撮ったような感じに仕上げました。
画像処理 その3
ソフト・フィルター効果だけでなく、ハイキーになりがちなのを抑え、
「ポップ感」を合わせました。これが簡単に出来るのもデジタルならではですね(^^ゞ。
「ポップ感」を合わせました。これが簡単に出来るのもデジタルならではですね(^^ゞ。
画像処理 その4
普通のよくある「セピア調」ではなく、元画像の色彩を少し残しています。
これもデジタルならではですね。
これもデジタルならではですね。
画像処理 その5
銀塩の「クロス・プロセシング」処理風にしながら、
出来るだけ違和感が少なくなるように調整しました。
出来るだけ違和感が少なくなるように調整しました。
どれが正解とは一概に言えないと思います。
画像処理はそれこそ「底なし沼」ですね(^▽^;)。
女性に「溺れたい」のに、画像処理に溺れているのは、本末転倒な気もしますが……(笑)。
嘘つきましたm(_ _)m。
女性を(僕に)「溺れさせたい」——ですっ!(爆)