さて昨日に続いて宇陀市の近鉄榛原駅からバス旅を再開する。昨日案内所で購入したCI—CAを用意して少し安く乗ろう。近鉄の改札口は通学の高校生であふれていた。

67.奈良交通(榛原)
天理都祁線(23針インター行)
奈良200か99
榛原駅→針インター(720円)
7時44分~8時18分


北口にも乗り場があるのを知らなくてぎりぎりになってしまった。バスは短尺車だけど通学の高校生でいっぱいだ。
新興住宅街を抜けると満員のバスに似合わないような山間部を走る。集落に出ると南白石のバス停から突然狭隘路に入った。大型車では走れないような道を走る。並松と友田の間のフリー降車地で高校生たちは全て降りてしまった。
名阪国道をくぐって針地区の狭隘路を抜けて道の駅針テラス併設の針インターバス停に到着だ。


68.奈良交通(榛原)
天理都祁線(17名阪国道経由天理駅行)
奈良22き521
針インター→天理駅(890円)
8時38分~9時12分


名阪国道のバスに乗る。名阪国道は高速道路のような高規格道路だがバスはマイペースに50km/h程度で走る。高速バスのような道路上バス停からも乗車がある。国道一本松では一度インターから出て途中で再び転回して復帰した。利用はそこまで多くはなく、がらがらのまま天理駅に到着した。


69.奈良交通(奈良)
奈良天理線(82憩の家外来棟経由JR奈良駅西口行)
奈良200か623
天理駅→近鉄奈良駅
9時33分~10時9分


多くの客が乗り込んで席は全て埋まったが病院で全員降りてしまった。しかし奈良市街が近づくとまたどんどん乗ってきて席が埋まった。終点はJR駅だが自分も含めてほとんど近鉄駅で降りてしまった。


70.奈良交通(奈良)
奈良富雄線(48尼ヶ辻駅経由学園前駅行)
奈良200か702
近鉄奈良駅→学園前駅(470円)
10時12分~10時52分


そこそこ乗っている。中型車での運行だ。尼ヶ辻駅付近では狭隘路を走るがあまり長くはなかった。丘の上から山の斜面にはり付いて整然と並ぶ住宅が見える。学園前の宅地だろう。そこから下った低地に駅はあった。


71.奈良交通(北大和)
北大和住宅線(130中登美ヶ丘4経由学研北生駒駅行)
奈良22き422
学園前駅→学研北生駒駅(290円)
11時11分~11時32分


3つドアのツーステップバスがやってきた。二箇所のドアが開いてそれぞれから客が乗る。だけど途中バス停では前乗り前降りだった。
住宅の中を進むが突然雑木林になるところがあった。しかし数百メートル走るとまたきっちり並んだ住宅街が現れる。いかに計画的に街が作られているかがわかる。ほどなく学研北生駒駅に着く。駅前は奈良交通の車庫があるだけで商業施設はほとんどないところだった。

今日は午前中で終わり。
次回は山を越えて大阪、そしていよいよ京都に入る予定です。


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中央道経由のドリームなごや・新宿1号と快速みえ号を乗り継いで津駅にやってきた。東名高速線45周年ということで格安で乗ることができた。時間潰しでガイドウェイバスのゆとりーとラインに乗ったりしてぎりぎりの到着だ。ここから奈良県を目指します。


前回はこちら


60.三重交通(中勢)
下村経由榊原車庫前行
三重200か1440
津駅前→久居駅前(400円)
10時40分→11時02分


まずは近鉄に沿って走る榊原行のバスに乗ろう。バスは広い国道を走って津市中心部の三重会館を通る。片側一車線の県道に入ると紀勢線の踏切を渡り、宅地を走る。カーブの多い道だ。近鉄の線路が近づいてくると久居駅だった。


61.三重交通(中勢)
高野団地経由竹原行
三重200か174
久居駅前→竹原(810円)
11時30分→12時14分


バスは駅を出ると宿場町の風景の残る道を走る。主要道路に合流すると一転建物のない農地の風景になる。左に名松線が見えてくるとバスは旧道に入る。そこがとても狭い道だった。街中から乗った数人の客はその辺りで降りてしまった。
数の少ない名松線と山間部ですれ違う(残念ながらシャッターチャンスを逃した)。川沿いの道や集落を繰り返して家城の街に入る。家城から続いた集落の先が竹原だった。鉄道併走路線だから期待はしてなかったが風景の変化に富んだ面白い路線だった。



62.三重交通
津市コミュニティバス美杉地域
川上ルート川上行
三重200あ117
竹原→美杉総合支所前(--円)
12時17分~12時35分

竹原から津市のコミュニティバスに乗り換える。放送がないようなので三多気行に乗り継ぐことを伝えて乗り込む。名松線の線路はまだ工事中で、橋梁は侵入できないように鉄棒で塞がれていた。
駅近くの美杉総合支所で乗継券を渡されて、隣のワゴン車に乗り継ぐよう言われて降ろされた。



左から右のに乗り換える。


63.三重交通
津市コミュニティバス美杉地域
逢坂飼坂ルート丹生俣行
三重301ち2400
美杉総合支所前→三多気(竹原から400円)
12時37分~12時57分

乗客はもちろん自分だけ。名松線と併走する川上線から別れると狭隘な坂道をゆっくりと登っていく。登りきると急に下って伊勢街道に入る。三重県最後のバス停杉平から横道に入ってこれまでより急な坂を登る。その坂の上の花見用駐車場が三多気バス停だった。



伊勢本街道を三重交通奥津線に沿って歩く。途中バイパスが別れていき細い道になる。


三多気⇒(徒歩約2.5km)⇒神末敷津

奈良県に入るとさっそく御杖村営バスの神末小屋バス停がある。本当にバスが通るのか不安になるほどの道だがやがてバイパスに合流した。道の駅の看板が見えてくると右手に敷津バス停を発見した。


64.御杖村
神末上村経由御杖診療所前行
奈良200さ904
神末敷津→御杖村役場前(無料)
13時54分~14時21分


乗るバスは役場経由の診療所止まり。道の駅の車庫から来たバスに乗ると運転手さんとおばあさんが談笑してる。バスを乗りに来たことを言うといろいろ話してくれた。
三重交通からの連絡客も一人乗せて走り出す。さすがは住民バス、ほとんどの道が狭隘路だ。バスは加速する度にガタガタ揺れる。そんなんだから今月末で買い換えるのだという。新しいのはもっと小型だと言っていたがハイエースだとしたら少し残念だ。
途中の乗降もありなかなかの盛況で役場に着く。役場の近くで待っていたら、運転手さんはスクールバスに乗り換えて小学生満載でやってきた。そうやって村民の生活を守り続けてほしいものだ。



廃止された奈良交通バスの停留所跡が残っていた。



綺麗な景色


65.御杖村
掛西口行
奈良200さ904
御杖村役場前→掛西口(無料)
15時42分~15時57分


さっきのバスの続きだけれど今度は幹線道路ばかりを走る。途中二人だけ乗ってきたけど掛西口では降りずに折り返していった。乗ってきたバスは奈良交通曽爾役場行の連絡を受けて発車したけど奈良交通のバスに乗っていた人はいなかった。



掛西口にはちょっと古めの路線図が。廃止路線を書き込んでみるとなんともさみしいことに。


66.奈良交通(榛原)
奥宇陀線
27山粕/上内牧経由榛原駅行
奈良200か656
掛西口→榛原駅(980円)
16時26分~17時16分


最後は奈良交通の路線に乗る。曽爾から折り返してきたバスは無人だった。しばらくは山粕西までの三重交通と同じ道を走るが途中から奈良交通だけが狭隘路に入る。すれ違いに苦労するような道が連続する。




このように積極的に集落の中に入っていく路線だったけど帰宅と逆方向ということもあり、一人しか乗ってこなかった。この路線は10月からの減便が決定している。

さて明日は奈良方面をめざします。


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前回の旅

2014年8月4日(木)


63.岩手県北自動車(久慈)
のるねっとKUJI大野線
陸中大野行
岩手200か1233
久慈駅→陸中大野(840円)
7時55分~8時45分

今日は県北バスでスタートする。この路線はかつて軽米線の一部でスワロー号開業前の二戸~久慈を結んでいた。高校生とお年寄りが乗り込んで2人がけの席に1人ずつで埋まるくらい。夏井駅を出ると山を登る。二ツ橋の集落、そして大野高校では高校生が全ておりてしまった。大野は結構大きな街。その端に陸中大野駅はあった。
あとから気付いたが4月に乗った久慈海岸線と同じ車両だった。


64.南部バス(八戸)
大野線(ミルキーライン大野)
本八戸駅経由ラビアバスターミナル行
八戸200か680
大野→中心街バスターミナル(三日町)(1350円)
9時04分~10時05分

南部バスのポールは駅舎近くの路上に立っていた。バスは右折してすぐの回転場から発車時刻ぎりぎりに出てきた。
バスはトウモロコシ畑が広がる山路をひたすら北上する。軽米町を経由して青森県八戸市へ突入。そこからだんだん乗客が増えてくる。

立ち客もあったが市街地に入り、寺横町でほとんど降りてしまった。そしてその次が降車地の中心街バスターミナルの三日町だった。
中心街の案内所で回数券を買う。十鉄、南部、市営の回数券は共通で使えるようなので市営と南部の昼用回数券を一冊ずつ買った。

南部バスは2017年3月1日付で民事再生手続きを行い、岩手県北自動車に事業譲渡。岩手県北自動車南部支社となった。

三日町⇒(徒歩約500m)⇒八戸十一日町


65.十和田観光電鉄(三本木)
下田駅三本木営業所経由十和田市駅
八戸200か143
八戸十一日町→十和田市駅(1220円)
10時41分~12時18分

八戸市街地は一方通行だ。かつては~日町というバス停が片方向専用で乱立していたが、2010年から中心街バスターミナルとして名称統一されている。次の十鉄バスも中心街バスターミナルの六日町を通るが始発の十一日町から乗車する。
観光タイプの車両が来ると聞いていたが実際来たのはワンステップバスだった。
外様の十鉄バスは市内で急行運転をしながら八戸駅を経由する。下田駅辺りまでは社会実験として料金上限が500円に設定されていたが十和田市に入る頃には跳ね上がっていた。
十和田市駅は大型店舗が立ち並ぶ中の路上バス停。遺構は見当たらなかった。


66.十和田観光電鉄(三本木)
七戸市街七戸十和田駅経由まかど温泉行
八戸200か140
十和田市駅→野辺地駅(1230円)
12時30分~13時29分

次のバスの始発は三本木営業所。中心部を経由してきたこともあり、すでに立ち客がいる大混雑。十和田市街は周辺の町の中核として機能しているようだ。七戸町の中心街とコールされると乗客はだんだん降りていく。七戸十和田駅も経由したが利用はほとんどなかった。
その先辺りから遅れを取り戻して野辺地駅にはほぼ定刻だった。


67.下北交通(むつ)
六ヶ所線(泊車庫行)
青森200あ56
野辺地駅→泊車庫(2080円)
13時50分~15時31分

六ヶ所村へはこの路線か三沢からの十鉄バスを利用する必要がある。今回は六ヶ所村の中でも奥にある泊地区へ向かうバスに乗ろう。
バスは陸奥湾を左手に見ながら大湊線と並走するアップダウンの激しい道を走る。線路をくぐってしばらく山道を走る。六ヶ所村に入ると平地が増えてきて風車の中を走る。役場までに他の客は降りてしまった。泊まりの集落は道が狭い。市街を抜けてバイパスを戻ったところが泊車庫だった。



泊の市街



68.下北交通(むつ)
泊線(むつバスターミナル行)
青森200あ43
泊車庫→むつバスターミナル(2080円)
15時50分→17時23分

マイクロバスで運転。さっきのバス同様市街地に入る。意外なことに何人も乗ってきたが皆数百メートルで降りてしまってまた自分だけになる。人家のない山道をひた走る。途中の猿ヶ森は丘の上の酪農地帯だった。そこで方向転換。東通村に入る。泊行にすれ違った。むこうは大型車で立ち客もいるようだったので少し安心した。むつ市に入り街中のバスターミナルに到着した。


むつバスターミナル-Mutsu Bus terminal-(青森県むつ市)


69.下北交通(むつ)
佐井線(下北駅前行)
青森200か744
むつバスターミナル→下北駅前(240円)
17時45分→17時55分

当初は宿泊予定だったが東京に帰らねばならなくなったためシリウス号で帰京することに。下北駅まですぐだった。

むつBT近くのJRバス田名部駅も訪問したので写真あげときますね。




次回は海を渡ります船船船


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