前回の続きです。海田町立図書館に行ってきました。
小学生の頃はしょっちゅう通ってました。漫画がタダで読めるのでよく読みにきましたね。ブラックジャック、あしたのジョー、デビルマンなど名作コミックは全てここで読みました。
あとはだしのゲンで有名な中沢啓治先生の短編集もたくさんあったので、読みまくったものです。
そしてここの図書館は映画のビデオがたくさんあったのでしょっちゅう借りにきてました。しまいには延滞をやりすぎてブラックリストに載ってしまい、借りられなくなってしまいましたが。すみませんでした。
しかもこの図書館、なぜかホラー映画、アクション映画のビデオがやけに在庫されてたんですよね。当時はレンタルビデオブームが終わるか終わらないかの時代だったため、ビデオリリースのみのB急ホラー映画、毒にも薬にもならない駄菓子みたいなアクション映画ががたくさん出回ってた時期で、何らかのルートでそういう映画が図書館にも回ってきてたんじゃないかと思います。
だからってお年寄りや子供もたくさんくる町立図書館にホラー映画を置くことないとは思いますが…
そういう私はここに置いてあったせいで変な映画をたくさん見てしまったガキの一人でした。ここで借りて見た映画の中でも特によく覚えているのがこちら。
何とユーチューブに丸々一本アップされていました。字幕はありませんが、字幕がなくても何となく話がわかってしまうのは当時飽きるほどこのビデオを見まくったからだと思います。なんかこのビデオ、小学生の時に友達とか弟と一緒にしょっちゅう見てたんだよな…。
まあひょんな事で一回死んだ人間が蘇り、主人公がそいつらと戦うという話ですが、後半のスプラッター演出がなかなか派手で、大騒ぎしながら見てた覚えがあります。興味のある方は後半だけでも見てみるといいかもしれません。
しかし懐かしいですよね、こういうビデオリリース映画の雰囲気というか、ムードというか。
ちょっと調べたところではこの映画DVDリリースされてないんだとか。早くして！字幕付きで見たいです。
微妙に話が逸れましたが、海田町立図書館に来るのはおそらく小学生の時以来なので、20年以上ぶりということになりますね。
当時と全く変わらない外観。
なんかツララみたいなのができてました。目地が溶け出てきたのでしょうか？いつかこの石材が剥がれて落下してこないか怖いです。
昔はここ通り抜けできたと思うんですが、できなくなってました。
写真を撮り忘れましたが20数年ぶりに訪れた海田町立図書館、中の作りも匂いも当時と全く同じでしたね。まあ中の作りに関してはうろ覚えなので細かなところは変わってるのかもしれませんが、当時にタイムスリップしたかのような気持ちになる程、懐かしく感じました。
そして目当ては公民館に行った時と同じく海田町関連の書籍です。広島関連の書籍も合わせると、さすが図書館。かなりの量がありました。
これは公民館にもあった海田町史。じっくり読みたいのでやっぱり今度買ってみようかな。これ以外にも海田町に伝わる昔話をまとめた冊子なども数種類ありました。あれは買えないのかな。図書館の人に聞いておけばよかった。
そしてこのブログでも何度か取り上げた海田町マニアックブック（違います）、その名も「かいた」。社会科の授業で教科書として使用されていた本ですね。
数年前に帰省した際、実家で見つけたので持って帰ったので当時のものは今手元にあります。
この日海田町関連の書籍コーナーを見ていると最新版を見つけました。まだ発行されているということは、教科書として使われてるんですかね。
最終ページの海田年表を見ると2011年までの出来事が記載されておりました。
うちにある「かいた」のこのページは1989年までで終わってましたので、やはりこれは最新版のようですね。
この「かいた」の素晴らしいところは、私が愛してやまないショッピングビル、ニチイの当時の姿、店内の写真が掲載されているという点です。小さい白黒の写真ではありますが、もう見ることのできない当時のニチイの風景が見られる貴重な一冊なのです。
さて最新版のそのページはどうなってるのかな？とチェックして見ると、イオンの写真に差し替えられてました。まあ当然ですね。今の海田町に暮らす子供はニチイなんか知らないですからね。
一応これは海田に暮らす子供が自分の街のことを学ぶための教科書なので、中身は臨機応変にどんどん変えていかねばならないのでしょう。
とはいえ他のページはほとんど変わってませんでしたけどね。
しかしこの日は楽しい体験ができました。昔懐かしの場所を訪れるのは何度やっても楽しいもんです。
まだまだ続きます！
次回は多分、畝まで行った時の写真になるかと思われます。
では。