【新人の気持ち②】例えばダイビングというスポーツで気づいたこと | 「私が選ぶ道」 キャリアコンサルタント 徳永ミユキ

【新人の気持ち②】例えばダイビングというスポーツで気づいたこと

 

◆第1話の【新人の気持ち①】の続きです。

 

 

 

 【新人の気持ち②】

 

 

 ダイビングというスポーツで気づいたこと

 

 

 

【第2話:最終回】長文になります。ご了承ください。

 

3つのなぜ?

 

①なぜ、ダイビングにチャレンジできたのか。(動機)

 

*ダイビング愛好家の仲間がいたから。詳しく説明すると、『ダイビングは非日常的な世界で世界観が変わる魅力的なスポーツ。。。。人生においてやる価値あるスポーツだから始めたら?。。。。』と1年以上、すすめられていた。

私は、海は大好きでも泳げない、泳ぎたくない、好きと泳ぐのは別。ましてや潜るなんて。。。。命がけじゃない。

時間とお金を投資する価値あるスポーツなのか?

 

動機は『The proof of the pudding is in the eating.』

 

 

 

 

②なぜ、過去2回も海で死ぬ思いをした恐怖体験から脱皮できたのか。(目的)

 

その先の未来を描けることが小さな勇気を生み出せる。

もしできるようになったらどんな世界が待っているのだろう。。。。。とか

 

 

 

③なぜ、海ではヒヨコと言える私が(海では泳げません。プールでは1mの深さで25m泳ぐのがやっと)過酷な冬の海で10日間毎日潜って、潜ってもモチベーションを保つことができたのか。そして、恐怖から楽しさに変わることができたのか。(トレーナー=インストラクターの良い添い方)

 

動機→目標→実践スタート(3か所のスクールで実践することとなる。例:Aスクール、Bスクール、Cスクール)

まず課題は、どこの体験及び基礎ライセンス(基礎の基礎:4m~5m潜ることができました。耳貫できました。レベル)をどこにお願いするかといったこと。調べてみるとかなり体験できるスクール?ショップ?があった。認定の種類もたくさんある。(びっくり)どこがいいか全くわからない。

 

(1)Aスクール(ショップ)体験+基礎的なライセンス

本当にできるかどうかわからないため、軽く始めようと3つの条件(費用抑えめ、1日でライセンス基礎取得、移動に便利)に合致したAスクール(ショップ)を選んだ。

結果、大反省した。大反省とはちっと間違えば命がなかったかもという意味。理由は海に着くとウェットに着替え、すぐ一通りの説明がされた。私は不安で(初心者の初心者ということは申込の際、きちんと伝えてある)「命にかかわる重要なこと、気を付けることは何ですか」と質問したが、「海の中で自分がやっていることをマネしてください」と言う。一気に不安になった。なぜって、ある程度の基本的リスクも理解できないまま、潜ることに不安がドドーと押し寄せてきた。。。結果、ダイビングの楽しさもわからず、ただただ怖かった。(パニックになりそうになりました。とても危険)今、思えば海に入ったら息の使い方(呼吸を止めない、息は吐ききること)を潜る前にしっかりと実践トレーニングしてもらいたいと本当に思った。一応8mまで潜れるライセンスは1日で取得した。(正直、価値を感じなかったが、親友に報告したら期待以上に喜んでいたV)

 

??Aインストラクターの一言

「海の中で私と同じことをしてくれれば大丈夫」・・・・・本当に大丈夫?

Aスクールから1か月後

本格的に基礎(習得スキル)を習得しないと楽しめない(リスク理解も含め)

PADI(世界最大級のダイビング団体)のOWD(オープン・ウォーター・ダイバー)18mまで潜れるライセンスを取得しようと決意する。もちろん、機材の取扱い~ダイビング中のトラブル予防・管理の基礎的なことの講習+実践にチャレンジ。

次のショップは

 

 

(2)Bスクール(ショップ)PADI 18m潜れるライセンスに挑戦*個人レッスン

PADIを選んだ理由は、他のライセンスより講習時間も多い=カリキュラムがしっかりプログラムされていることだった。(費用は高め)機材の取扱い~ダイビング中の行動一つひとつに理由の確認をし、海へ恐る恐るまた潜っていく。やはり恐怖は持続中。パニックにならないように頭の中は”楽しいこと”に変換しながら潜っていた。まだ楽しさはわからない。

(何をするかというと、海の中で機材をすべて外してみるとか、酸素がなくなったらどうするのかとか。。。。)

基礎的なことの実践が終われば、最終はボートに乗り込む。船からエントリーすると波が思っている以上に高い。(海の中は穏やか、海面が一番危ないことを理解する)

なかなか、潜れない私をジーとインストラクターBは海の中で待っている。あまりにも10分以上かかっているためインストラクターは、『海の中が楽ですよ』と声をかけてきた。(海に恐怖心がある人は、海の中ではなく、海面にいる方が安心するんだけど)海の中でパニックになった人は、海面に(息ができる場所)に上に上に上がってくる。潜りはしない。

できる人は、成功体験の中でベストなことをアドバイスするけれど、本当に新人にとってベストなアドバイスではなく、逆効果になる。余計な気遣い(待ってもらって悪いな。。。とか)をしたり。。。多少自信と楽しさはちょっぴりわかるが恐怖心は完全に脱皮してはいない。

結果、何とか命がけでライセンスを取得した。

 

?Bインストラクターの一言:

「海面より海の中が楽ですよ」・・・・・・本当に楽?

(慣れれば楽なことはわかるけど、まだ恐怖心がある場合は海面にいるほうが安心するんだよね)

約半年後、ファンダイビング

(ライセンス取得者:海での遊び=サンゴ・魚・亀に会える:18m潜れるからカラフルな世界を楽しめる)

(3)Cスクール(ショップ)

ファンダイビング+PADI アドバンス(30mまで潜れるライセンス)+MSD(アマチュア最高峰ライセンス)取得

 

やっと、ずーとお世話になりたいCショップに出逢えた。

(出逢えた方法は、PADI本部に直接連絡をしアドバイスしてもらったこと。行動あるのみ、随分と知識が広がった)

ここで、恐怖心の脱皮と楽しさを感じられた。

私の恐怖心は潜ると息できない恐怖、海に入れば沈む。。。。とか。。。ここが一番の恐怖。なぜなら2回程?3回海で死にかけた経験からそう思う。なかなか乗り越えることができない。。。。この感情も含めわかってほしい。

 

恐怖心の脱皮のは

Cインストラクターが「機材をつけずにウェットを着て、海に入ってみましょう。絶対に沈まないから大丈夫。プカプカ浮いて遊びましょう」と声をかけた。=本当に沈まないでプカプカ浮いた。その瞬間、不思議なことに恐怖心がすーと消え、楽しいと思えた。そして、丁寧に一つひとつコツを教えてもらった。そして、Cインストラクターは「随分、ダイバーらしくなりましたね!」と褒めてくれた。この瞬間に”自信”がついてきた。。。。。ということで、一気に中級クラスのライセンスを次から次へと短期間集中し、1日3本・4本と毎日毎日、冬の海に潜った。楽しかったし、私ってこんなに体力もあったんだと。。。ダイビング愛好家になった瞬間だった。

 

ブルーハーツブルーハートCインストラクターの一言:

「機材をつけずにウェットを着て、海に入ってみましょう。絶対に沈まないから大丈夫。プカプカ浮いて遊びましょう」

 

「随分、ダイバーらしくなりましたね!」

 

 

 

④この経験から短期間で成長できるマインドセットの気づきとは何か。

 

キーワードは、

”自身の動機と目的”=先の未来を楽しく描くことの重要性”やってみようかな””もしかしたらできるかも”

そして、インストラクターの寄り添い方が決めて(信頼→信用)

Cインストラクターのように適切な声掛け、”優しさ=強さ”って大事なこと

◆”安心=楽しむ””できていることを褒めて育てる”

◆危険なことは理論的にわかりやすく説明してくれること

そういうことが新人を短期間で成長される決めてだと自ら命がけのダイビング体験で気づいたことです。

 

自信がない新人には

丁寧なティーチングとカウンセリングが必要

自信が持てるようになった新人には

コーチングとカウンセリングが必要

 

 

新人の時の気持ちを忘れないように

”初心忘るべからず”

 

長文でしたが、第2話(最終回)最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

海の中で見る太陽は最高ブルーハート

 

今日も満足よりハッピーに過ごせますように(^^)/グッ