信州旅日記その弐
10日(日)11:00ちょい過ぎてチェックアウト。
疲れていてびっくりするくらい寝付きはよかったものの
大いに気が昂っているせいか、ちょいちょい目が覚める。
常日頃は夢も見ぬ(地震にも気付かぬ)ほど深い眠りに沈む質ゆえ、たいへんに珍しいことでござりました。
(※2日目は携帯で写真撮れてない……;;
いつかデジカメの写真上げるかもですが、さしあたり以下、文字だらけです)
■真田町へ!
上電バスにて真田氏の郷へ……
バスの時刻表を見て
「な~んだ…一時間に一本はあるんじゃん…そんな秘境じゃないじゃん……」と安堵するのも束の間、
よくよく見ると、ものすごくたくさんの●や★がついておる。
ああ! ●が日祝運休で、★が期間運休ね……うん、ぜんぜんないねバス!
着いたらまず帰りの時刻表を写メろうと心に誓った瞬間でした。
■真田地域自治センター入り口。
バスで揺られることおよそ30分。
少しずつ減ってゆく民家、寂れた(いつ廃業したとも知れぬ)店の看板、うねうねと蛇行する道、
視界を覆い尽くす緑、緑、ときどき稲穂色、また緑………
後払いの運賃ってすごく久しぶり。へえ500円。ちょっきりで覚えやすい。
地元のお爺ちゃんひとりと
同じ目的地に向かっている様子(駅前の停留所の会話が漏れ聞こえた…)のお姉様2人組と我々、
みんなここで降りた。
めっちゃ空気いい! おいしい! 深呼吸! めいっぱい吸っとこう!
なんだろう……父方の田舎がものっそい田舎なので
この山、山、田んぼ、畑、山……というような景色、別に珍しくもなんともないはずなのだが
なにゆえのこのときめかしさ……
真田氏がここを拠点にここから二里ほどしか離れていない上田に城を築くのにどれほど苦心したか…
みたいな予習がもたらす幻想? 脳内麻薬??
うん、紛れもなくそうとしか思えないけど、たのしいからいいや^^^^
巻き込まれた同行してくれたNたんにはいずれ何らかの形で必ず報いたいと思います。
まぁ、ひとり旅でも…とか思ってたけど
上田市街はともかくとして、ここへひとりで来るのはさすがに日和った。
ありがとうありがとう!!!
さて、くだんのガイドブックによると、ここからひたすら歩く、とのこと。
■ハイキング!
緩やかな勾配の上り、国道35号線沿いをひたすら歩く歩く歩く。
とうに稲刈りの済んだ田んぼと枝が撓むほどたわわに実をつけた林檎の木々に挟まれた道をとにかく歩く。
風は冷たいけど、日射しが心地よく、空はどこまでも広い。
ときどき車が猛スピードで走り去る以外は人影もなし。
幼き日より運動ができたためしのない私ですが歩くのだけは平気、
同行のNたんは中学高校と陸上部で培った健脚!なので、まじでまじでよかった。
それでも中盤からはさすがに口数も減り、黙々と歩く。
これ、道だいじょうぶなのか……と時折不安に陥りつつも前へ前へと進む。
40分ほど上ってようやく、国道4号線とぶちあたる地点に到達!
ここに本日の第一目的地「佐助」があるのでした^^^^
因みに左へ折れる方に「菅平 17km」という道路表示を目にしたNたんが
「なんだこのまま行けるね、すがだいら……」と呟いたのには、なにかの魔法が働いていたとしか。
…………歩いては行けないよ!
■佐助
ええと。お蕎麦屋さんです。
(まぁ、あれです。佐助の看板の傍らにちょんと立ったとこを
Nたんに写真撮ってもらったんですが、笑顔がうれしそうすぎて引くっていうか
写真撮られるの下手くそなクセになにその全開の笑みは……という、ね)
ここに至るまで人っ子ひとり出会さなかったのが夢みたいに盛況。
(や、車で来るんですよねーそうですよねーーー)
こぢんまりとした店構え、土間部分にテーブル席がふたつとカウンター席、
小上がりが座敷になっていて奥行きは結構ある感じ。
我々は座敷に通されました。
中央に囲炉裏があって自在鈎はいい風合に煤けていて、煙が目にしみる。
作務衣を身につけた痩せぎすの兄さんが
落ち着きない仕草で「時間かかりますがだいじょうぶですか!?」と忙しなく訊ねるのに
Nたんが聖母のような慈愛の微笑みで「だいじょうぶです」と応え
彼がバタバタと去ったあとに「いつまででも待ちます」と囁いたのが印象的。
Nたんは「くるみざる」、私は「鴨と木の子のつけざる」を食しました。
これが、めちゃくちゃ旨かった……!
蕎麦自体のコシは昨夜の草笛さんのがギュッとしてたんですが
蕎麦の香りみたいのはこちらの方がよい気がしました。
くるみのつゆは味噌味でそこに
挽いてあるくるみと粗く砕いてあるくるみに塩と砂糖を混ぜてある魔法の粉を入れて。
この香ばしいくるみ粉、固めてお菓子にしてくれたら買い込んで帰る!て思いました。
(甘いもの好きじゃないNたんも珍しくお気に入りの様子)
鴨と木の子…の方は
きのこと大根おろしがたっぷりのお出汁に炭火で焼いてある獣肉がやわくてすごい滋味!て感じ。
ずっと食んでいたい…と思いました。
歩いて歩いてお腹空いた上、座敷でも待ったので、ちょう飢えてる状態ではあったものの
こんな旨い蕎麦!と感激した次第であります。
11時半~14時半だけの営業。間に合ったよかったーーー^^^^
■真田氏歴史館
食事を終えて、さっきの道(国道35号線)を少し戻り、
左へ折れたところに真田氏の館跡が公園になった一帯、その中に歴史館があります。
ここが本日の第二目的地。ここもびっくりするくらい盛況。
(や、車で…………以下略)
その昔、NHKの大河でやってた「真田太平記」の撮影に用いた鎧兜や忍道具が展示されてたり
真田氏三代の歴史をお祖父さま、叔父さま方、お父さま、お兄さま、幸村さま……と
ブロック別に紹介されてたり……と、小さいながら充実。
丁度、親くらいの年代のご夫婦が展示を見ながら
旦那さんの方が懸命に「ほら、松代の殿様だよ、行ったことあるじゃない」と話して
奥さんが興味薄な様子で「そうだったっけ……」と返しているのが
非常に微笑ましかったです^^^^
展示室自体は狭くてあっという間に見終えてしまって
併設の「真田庵」でおはぎ食べよう!そうしよう!ということになったのですが、
本日分は終わってしまったとのこと;;
しょうがないので、これまた名物のくるみゆべしを購入、
「ここで食べてくなら…」と小母ちゃんが出してくれたお茶と共に。
「ごちそうさまでしたー」と湯呑みを返すと
「お姉さんたちが帰ったら閉めるわね。もうお客さんにお出しするものもないし……」って
まだ15時ですけれども………!
まぁ歴史館自体が16時クローズなので、むべなるかな??
■帰途
そして、同じ道を下るわけです。
帰りはずいぶんとラクチンでしたが、下る方が普段使わない筋肉を使うそうで。
眩しい西日に向かって、ひたすらてくてく。
上りは余裕がなくて撮れなかった林檎とか真田町のマンホール(真田十勇士がぐるりと!)を撮影。
途中、明らかに地元の人ではないカップルとすれ違う。
「え……えと……歴史館もう閉まってるし佐助なんてもうぜんぜんやってないし……
あ、お屋敷跡の公園なら行けるか……でもただの野原だけどだいじょうぶかな……」と
私とNたんは一瞬にして同じ心配を巡らせたわけですが、
下に辿り着いた我々が17時のバスを待っているとさっきのカップルと合流。
あーーートンボ帰りしてきたのかな。口数少ないな。喧嘩したのかな。。
(せっかくこんなとこまで一緒に来るくらいだから相当仲良しだと思うので
ちゃんと仲直りしてくれてるといいな……老婆心ながら……)
駅に着いてお土産屋さんを物色して
実家の両親に長野の名産を発送して、自分たちが食べる分と
同僚の(一緒に真田の旦那にキャッキャしてくれる…)お姉さまと
「Pen」の戦国武将特集を教えてくれた後輩ちゃんにお土産を買うたりしていたら
折よく新幹線の時刻。18:20発のあさまで東京へ。
乗って早々私は寝落ち。気付いたら東京。
なんか上田にいたことがもう夢の中だったみたいでそこはかとなく淋しいものの、
やっぱり「帰ってきた…」感じがする。(元来いなかものなのに不思議だな!)
思ったより近くて簡単に行けるから、また行きたいなー上田^^^^
いつか「角間渓谷」に挑戦して
真田忍たちが修練したとかいうスポットでキャッキャしたいと思います。
なにはともあれ、
今回の旅は「行きたいところ」しか決めていない……という結構な無計画にも拘らず、
道にも迷わず時間のロスもなく、すこぶる快適なものでございました。
(こんな上手いこといくとは正直、ちっとも思わんかった……)
終始ニコニコと「おまえが幸せならいいんだよ…」と
慈愛を持ってつきあってくれたNたんに、最大級の感謝を!!!
(こんなところまで読んでくれたあなたにも心より感謝を……)
疲れていてびっくりするくらい寝付きはよかったものの
大いに気が昂っているせいか、ちょいちょい目が覚める。
常日頃は夢も見ぬ(地震にも気付かぬ)ほど深い眠りに沈む質ゆえ、たいへんに珍しいことでござりました。
(※2日目は携帯で写真撮れてない……;;
いつかデジカメの写真上げるかもですが、さしあたり以下、文字だらけです)
■真田町へ!
上電バスにて真田氏の郷へ……
バスの時刻表を見て
「な~んだ…一時間に一本はあるんじゃん…そんな秘境じゃないじゃん……」と安堵するのも束の間、
よくよく見ると、ものすごくたくさんの●や★がついておる。
ああ! ●が日祝運休で、★が期間運休ね……うん、ぜんぜんないねバス!
着いたらまず帰りの時刻表を写メろうと心に誓った瞬間でした。
■真田地域自治センター入り口。
バスで揺られることおよそ30分。
少しずつ減ってゆく民家、寂れた(いつ廃業したとも知れぬ)店の看板、うねうねと蛇行する道、
視界を覆い尽くす緑、緑、ときどき稲穂色、また緑………
後払いの運賃ってすごく久しぶり。へえ500円。ちょっきりで覚えやすい。
地元のお爺ちゃんひとりと
同じ目的地に向かっている様子(駅前の停留所の会話が漏れ聞こえた…)のお姉様2人組と我々、
みんなここで降りた。
めっちゃ空気いい! おいしい! 深呼吸! めいっぱい吸っとこう!
なんだろう……父方の田舎がものっそい田舎なので
この山、山、田んぼ、畑、山……というような景色、別に珍しくもなんともないはずなのだが
なにゆえのこのときめかしさ……
真田氏がここを拠点にここから二里ほどしか離れていない上田に城を築くのにどれほど苦心したか…
みたいな予習がもたらす幻想? 脳内麻薬??
うん、紛れもなくそうとしか思えないけど、たのしいからいいや^^^^
まぁ、ひとり旅でも…とか思ってたけど
上田市街はともかくとして、ここへひとりで来るのはさすがに日和った。
ありがとうありがとう!!!
さて、くだんのガイドブックによると、ここからひたすら歩く、とのこと。
■ハイキング!
緩やかな勾配の上り、国道35号線沿いをひたすら歩く歩く歩く。
とうに稲刈りの済んだ田んぼと枝が撓むほどたわわに実をつけた林檎の木々に挟まれた道をとにかく歩く。
風は冷たいけど、日射しが心地よく、空はどこまでも広い。
ときどき車が猛スピードで走り去る以外は人影もなし。
幼き日より運動ができたためしのない私ですが歩くのだけは平気、
同行のNたんは中学高校と陸上部で培った健脚!なので、まじでまじでよかった。
それでも中盤からはさすがに口数も減り、黙々と歩く。
これ、道だいじょうぶなのか……と時折不安に陥りつつも前へ前へと進む。
40分ほど上ってようやく、国道4号線とぶちあたる地点に到達!
ここに本日の第一目的地「佐助」があるのでした^^^^
因みに左へ折れる方に「菅平 17km」という道路表示を目にしたNたんが
「なんだこのまま行けるね、すがだいら……」と呟いたのには、なにかの魔法が働いていたとしか。
…………歩いては行けないよ!
■佐助
ええと。お蕎麦屋さんです。
(まぁ、あれです。佐助の看板の傍らにちょんと立ったとこを
Nたんに写真撮ってもらったんですが、笑顔がうれしそうすぎて引くっていうか
写真撮られるの下手くそなクセになにその全開の笑みは……という、ね)
ここに至るまで人っ子ひとり出会さなかったのが夢みたいに盛況。
(や、車で来るんですよねーそうですよねーーー)
こぢんまりとした店構え、土間部分にテーブル席がふたつとカウンター席、
小上がりが座敷になっていて奥行きは結構ある感じ。
我々は座敷に通されました。
中央に囲炉裏があって自在鈎はいい風合に煤けていて、煙が目にしみる。
作務衣を身につけた痩せぎすの兄さんが
落ち着きない仕草で「時間かかりますがだいじょうぶですか!?」と忙しなく訊ねるのに
Nたんが聖母のような慈愛の微笑みで「だいじょうぶです」と応え
彼がバタバタと去ったあとに「いつまででも待ちます」と囁いたのが印象的。
Nたんは「くるみざる」、私は「鴨と木の子のつけざる」を食しました。
これが、めちゃくちゃ旨かった……!
蕎麦自体のコシは昨夜の草笛さんのがギュッとしてたんですが
蕎麦の香りみたいのはこちらの方がよい気がしました。
くるみのつゆは味噌味でそこに
挽いてあるくるみと粗く砕いてあるくるみに塩と砂糖を混ぜてある魔法の粉を入れて。
この香ばしいくるみ粉、固めてお菓子にしてくれたら買い込んで帰る!て思いました。
(甘いもの好きじゃないNたんも珍しくお気に入りの様子)
鴨と木の子…の方は
きのこと大根おろしがたっぷりのお出汁に炭火で焼いてある獣肉がやわくてすごい滋味!て感じ。
ずっと食んでいたい…と思いました。
歩いて歩いてお腹空いた上、座敷でも待ったので、ちょう飢えてる状態ではあったものの
こんな旨い蕎麦!と感激した次第であります。
11時半~14時半だけの営業。間に合ったよかったーーー^^^^
■真田氏歴史館
食事を終えて、さっきの道(国道35号線)を少し戻り、
左へ折れたところに真田氏の館跡が公園になった一帯、その中に歴史館があります。
ここが本日の第二目的地。ここもびっくりするくらい盛況。
(や、車で…………以下略)
その昔、NHKの大河でやってた「真田太平記」の撮影に用いた鎧兜や忍道具が展示されてたり
真田氏三代の歴史をお祖父さま、叔父さま方、お父さま、お兄さま、幸村さま……と
ブロック別に紹介されてたり……と、小さいながら充実。
丁度、親くらいの年代のご夫婦が展示を見ながら
旦那さんの方が懸命に「ほら、松代の殿様だよ、行ったことあるじゃない」と話して
奥さんが興味薄な様子で「そうだったっけ……」と返しているのが
非常に微笑ましかったです^^^^
展示室自体は狭くてあっという間に見終えてしまって
併設の「真田庵」でおはぎ食べよう!そうしよう!ということになったのですが、
本日分は終わってしまったとのこと;;
しょうがないので、これまた名物のくるみゆべしを購入、
「ここで食べてくなら…」と小母ちゃんが出してくれたお茶と共に。
「ごちそうさまでしたー」と湯呑みを返すと
「お姉さんたちが帰ったら閉めるわね。もうお客さんにお出しするものもないし……」って
まだ15時ですけれども………!
まぁ歴史館自体が16時クローズなので、むべなるかな??
■帰途
そして、同じ道を下るわけです。
帰りはずいぶんとラクチンでしたが、下る方が普段使わない筋肉を使うそうで。
眩しい西日に向かって、ひたすらてくてく。
上りは余裕がなくて撮れなかった林檎とか真田町のマンホール(真田十勇士がぐるりと!)を撮影。
途中、明らかに地元の人ではないカップルとすれ違う。
「え……えと……歴史館もう閉まってるし佐助なんてもうぜんぜんやってないし……
あ、お屋敷跡の公園なら行けるか……でもただの野原だけどだいじょうぶかな……」と
私とNたんは一瞬にして同じ心配を巡らせたわけですが、
下に辿り着いた我々が17時のバスを待っているとさっきのカップルと合流。
あーーートンボ帰りしてきたのかな。口数少ないな。喧嘩したのかな。。
(せっかくこんなとこまで一緒に来るくらいだから相当仲良しだと思うので
ちゃんと仲直りしてくれてるといいな……老婆心ながら……)
駅に着いてお土産屋さんを物色して
実家の両親に長野の名産を発送して、自分たちが食べる分と
同僚の(一緒に真田の旦那にキャッキャしてくれる…)お姉さまと
「Pen」の戦国武将特集を教えてくれた後輩ちゃんにお土産を買うたりしていたら
折よく新幹線の時刻。18:20発のあさまで東京へ。
乗って早々私は寝落ち。気付いたら東京。
なんか上田にいたことがもう夢の中だったみたいでそこはかとなく淋しいものの、
やっぱり「帰ってきた…」感じがする。(元来いなかものなのに不思議だな!)
思ったより近くて簡単に行けるから、また行きたいなー上田^^^^
いつか「角間渓谷」に挑戦して
真田忍たちが修練したとかいうスポットでキャッキャしたいと思います。
なにはともあれ、
今回の旅は「行きたいところ」しか決めていない……という結構な無計画にも拘らず、
道にも迷わず時間のロスもなく、すこぶる快適なものでございました。
(こんな上手いこといくとは正直、ちっとも思わんかった……)
終始ニコニコと「おまえが幸せならいいんだよ…」と
慈愛を持ってつきあってくれたNたんに、最大級の感謝を!!!
(こんなところまで読んでくれたあなたにも心より感謝を……)
信州旅日記その壱
ホントに行ってきました信州上田!
(いま行かんならいつ行くねん…と思って、いろんなことに目を瞑った! いろいろ後が怖い^^^^)
一泊二日、ちょう満喫してきたので
忘れないうちに残しておきます。
9日(土)東京→上田(長野新幹線あさま、1時間半くらい)
■上田駅着。
いきなり浮かれる。
駅でまずJR東日本のポスターに気を取られる。
「幸村殿はどこぞ」のキャッチで春夏秋冬の4枚。(もちろん4枚とも)写真を撮る。
駅前ロータリーに真田幸村像、ちょう男前。
![$うっとり日和-20091010131326.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20091012/00/the-perfect-day/50/04/j/t02200293_0240032010273550638.jpg?caw=800)
■鮎を食らう。
今回私の浮かれ旅に巻き込まれ心優しくも同行しようかと申し出てくれたNたんに
「蕎麦ばっかりは嫌だ」と行く前に言われていたので、さっそく蕎麦じゃないものを。
鯉西さんという料理屋さんが千曲川沿いに出している
「つけば小屋」にて鮎・あゆ・アユ。
刺身に始まり、甘露煮、塩焼き(雄雌一尾ずつ)、天ぷら……
もうお腹いっぱい食べられない……でも残すの忍びない……とふたりして無口にがんばってたら
「大将からサービスです!」と鮎こく(鮎のお吸い物)。あうー…
でもすごいいい天気で川面を渡ってきた風が気持ち良くて
ぴっちぴちの鮎はちょう美味しかったですありがとうございます^^^^
■六文銭!
「駅舎がかわゆい!」「街灯がかわゆい!」「歩道橋がかわゆい!」と
いちいち六文銭に反応。だっていちいち六文銭なのだ。かわゆいったらない!
「マンホールがかわゆい!」と足下見てキャッキャ言ってたら
後ろを歩いていた地元のお嬢さんたちが
「えっ!? え…何……??」と足下を確認してました。ごめんなさいー^^^^
■駅前のホテルにチェックイン。
ひと月前に調べてみたら泊まりたかった温泉宿が軒並み満室だったので
駅近ホテルの外湯つきプランというのにしてみたのでした。
ごくごく普通のビジネスホテル。清潔で観光に便利、却っていいかもしんないなーこういうの。
■上田城趾公園!
お城自体はもう残っていなくて、城跡が公園になっているのでした。
櫓には上ることができて、資料展示がなかなかおもしろかった。
(なんとなんと、明治の頃はこの櫓、妓楼だったんですって……!)
壁にある小さなドア状の「矢狭間」を開いたり閉じたりできるのだが、
そこに「鳩が入るので注意」と但し書きがされているのが微笑ましい。
真田石と真田井戸に浮かれる。
真田神社で勝守を……! と心に決めていたというのに無情にも社務所がお休み;;
■上田市観光会館
ちんまい玄関ホールに駅前ロータリーにいらっしゃる幸村さまのレプリカがぎゅむっと!
特産品とか真田氏に絡めた諸々を扱った…いわゆるお土産屋さん。
真剣に吟味しすぎて、気付いたらこぢんまりした店内を10周くらいうろうろしてた。
(Nたんがベンチで待っている姿は、日曜日のデパートのお父さんのようでした^^^^)
■池波正太郎真田太平記記念館
池波御大の着物やパイプや原稿や年賀状や
真田太平記の刷出や……掲載当時の挿絵等々、大事にされていて
とてもとても素敵だったのですが、
ここはなんといっても忍々洞……にんにんどう……!
(感銘を受けたので2回言う)
真田忍びたちの生態(?)を紹介する一角。
のたーのたー…と動く草の者たち(の描き割り)がいとしすぎました^^^^
それにしても。
声の出演が某奥州筆頭(こっちは間違いない)と瀬戸内の覇者(こっちはたぶん…)だったことに
すべてが攫われたことは、言うまでもありません。
筆頭ったら働きすぎですーーー!
■信州蕎麦
いったんホテルに戻り、
お風呂に行く前に蕎麦をたぐろう!ということで
ホテルのフロントで「この辺で美味しいお蕎麦屋さん」を訊いてみたら
昼営業限定の店の多いこと……結局「歩いていただきますと20分ほどかかりますが…」と
お姉さんがそっと教えてくれた草笛さんにタクシーで。
とろろざるをいただきましたが、信州蕎麦、旨いですねー^^^^
Nたんは昼に嫌というほど天ぷら食べて「もう要らん…」と言っていたくせに
天丼食べてた……なんで……
地図(上田の蕎麦マップ)で確認したらなんとなく歩けそうだったので、
てくてく駅まで(上田駅周辺に既に馴染みつつあるふたり)。
■別所温泉石湯
宿泊プランに「別所温泉」までの往復チケットと入湯券2枚綴り…のオプション。
別所温泉まではちっちゃい私鉄で30分。
幸村公の隠し湯に行きたかったわけですが、
めちゃめちゃ寒い! ぜんぜん人いない!
なにこれ真っ暗だいじょうぶ……? ちゃんとやってるの……??と
大いに不安がりながら別所温泉は石湯へ。
いわゆる外湯、有名な道後温泉などと同じく大衆浴場の態なので
温泉に入れる銭湯みたいな感じ。
番台というか玄関にはお爺ちゃんがいて、そっとチケットをもぎってくれました。
一時間くらいでほっかほかになって、帰りは外気が気持ちいいくらい。
辺りが真っ暗なので星月夜が夢のように美しかった……!
![$うっとり日和-20091010220517.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20091012/00/the-perfect-day/93/b5/j/t02200293_0240032010273550640.jpg?caw=800)
ホテルに着いて、
Nたんはバタンキュー。私も(翌日は山なので!)早々にベッドに入って…………
その弐につづく。
(いま行かんならいつ行くねん…と思って、いろんなことに目を瞑った! いろいろ後が怖い^^^^)
一泊二日、ちょう満喫してきたので
忘れないうちに残しておきます。
9日(土)東京→上田(長野新幹線あさま、1時間半くらい)
■上田駅着。
いきなり浮かれる。
駅でまずJR東日本のポスターに気を取られる。
「幸村殿はどこぞ」のキャッチで春夏秋冬の4枚。(もちろん4枚とも)写真を撮る。
駅前ロータリーに真田幸村像、ちょう男前。
![$うっとり日和-20091010131326.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20091012/00/the-perfect-day/50/04/j/t02200293_0240032010273550638.jpg?caw=800)
■鮎を食らう。
今回私の浮かれ旅に
「蕎麦ばっかりは嫌だ」と行く前に言われていたので、さっそく蕎麦じゃないものを。
鯉西さんという料理屋さんが千曲川沿いに出している
「つけば小屋」にて鮎・あゆ・アユ。
刺身に始まり、甘露煮、塩焼き(雄雌一尾ずつ)、天ぷら……
もうお腹いっぱい食べられない……でも残すの忍びない……とふたりして無口にがんばってたら
「大将からサービスです!」と鮎こく(鮎のお吸い物)。あうー…
でもすごいいい天気で川面を渡ってきた風が気持ち良くて
ぴっちぴちの鮎はちょう美味しかったですありがとうございます^^^^
■六文銭!
「駅舎がかわゆい!」「街灯がかわゆい!」「歩道橋がかわゆい!」と
いちいち六文銭に反応。だっていちいち六文銭なのだ。かわゆいったらない!
「マンホールがかわゆい!」と足下見てキャッキャ言ってたら
後ろを歩いていた地元のお嬢さんたちが
「えっ!? え…何……??」と足下を確認してました。ごめんなさいー^^^^
■駅前のホテルにチェックイン。
ひと月前に調べてみたら泊まりたかった温泉宿が軒並み満室だったので
駅近ホテルの外湯つきプランというのにしてみたのでした。
ごくごく普通のビジネスホテル。清潔で観光に便利、却っていいかもしんないなーこういうの。
■上田城趾公園!
お城自体はもう残っていなくて、城跡が公園になっているのでした。
櫓には上ることができて、資料展示がなかなかおもしろかった。
(なんとなんと、明治の頃はこの櫓、妓楼だったんですって……!)
壁にある小さなドア状の「矢狭間」を開いたり閉じたりできるのだが、
そこに「鳩が入るので注意」と但し書きがされているのが微笑ましい。
真田石と真田井戸に浮かれる。
真田神社で勝守を……! と心に決めていたというのに無情にも社務所がお休み;;
■上田市観光会館
ちんまい玄関ホールに駅前ロータリーにいらっしゃる幸村さまのレプリカがぎゅむっと!
特産品とか真田氏に絡めた諸々を扱った…いわゆるお土産屋さん。
真剣に吟味しすぎて、気付いたらこぢんまりした店内を10周くらいうろうろしてた。
(Nたんがベンチで待っている姿は、日曜日のデパートのお父さんのようでした^^^^)
■池波正太郎真田太平記記念館
池波御大の着物やパイプや原稿や年賀状や
真田太平記の刷出や……掲載当時の挿絵等々、大事にされていて
とてもとても素敵だったのですが、
ここはなんといっても忍々洞……にんにんどう……!
(感銘を受けたので2回言う)
真田忍びたちの生態(?)を紹介する一角。
のたーのたー…と動く草の者たち(の描き割り)がいとしすぎました^^^^
それにしても。
声の出演が某奥州筆頭(こっちは間違いない)と瀬戸内の覇者(こっちはたぶん…)だったことに
すべてが攫われたことは、言うまでもありません。
筆頭ったら働きすぎですーーー!
■信州蕎麦
いったんホテルに戻り、
お風呂に行く前に蕎麦をたぐろう!ということで
ホテルのフロントで「この辺で美味しいお蕎麦屋さん」を訊いてみたら
昼営業限定の店の多いこと……結局「歩いていただきますと20分ほどかかりますが…」と
お姉さんがそっと教えてくれた草笛さんにタクシーで。
とろろざるをいただきましたが、信州蕎麦、旨いですねー^^^^
Nたんは昼に嫌というほど天ぷら食べて「もう要らん…」と言っていたくせに
天丼食べてた……なんで……
地図(上田の蕎麦マップ)で確認したらなんとなく歩けそうだったので、
てくてく駅まで(上田駅周辺に既に馴染みつつあるふたり)。
■別所温泉石湯
宿泊プランに「別所温泉」までの往復チケットと入湯券2枚綴り…のオプション。
別所温泉まではちっちゃい私鉄で30分。
幸村公の隠し湯に行きたかったわけですが、
めちゃめちゃ寒い! ぜんぜん人いない!
なにこれ真っ暗だいじょうぶ……? ちゃんとやってるの……??と
大いに不安がりながら別所温泉は石湯へ。
いわゆる外湯、有名な道後温泉などと同じく大衆浴場の態なので
温泉に入れる銭湯みたいな感じ。
番台というか玄関にはお爺ちゃんがいて、そっとチケットをもぎってくれました。
一時間くらいでほっかほかになって、帰りは外気が気持ちいいくらい。
辺りが真っ暗なので星月夜が夢のように美しかった……!
![$うっとり日和-20091010220517.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20091012/00/the-perfect-day/93/b5/j/t02200293_0240032010273550640.jpg?caw=800)
ホテルに着いて、
Nたんはバタンキュー。私も(翌日は山なので!)早々にベッドに入って…………
その弐につづく。
もう10月だなんて…
誰か嘘だと言って……!
2009年も残すところ1/4となりました(ぎゃふん!)が、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
ひよりにとりましては一年のうちで最も好きな季節がやってきたわけですが、
身の回りでいまのところ秋を感じさせるものはこれくらい。。
![$うっとり日和-20091004234906.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20091004/23/the-perfect-day/ec/25/j/t02200293_0240032010267833374.jpg?caw=800)
栗!
きらきらと黄色いのも旨いけど、渋皮ついてるのが好き!
もっと言うなら和栗をあいしている!
(でも芋栗南瓜系のずしんと重いものだけじゃなく
フレッシュかつジューシィな果実は年がら年中食べたいわけで……
いちごのショートはケーキの王様ですよネ…)
この土日はいったいいつぶりか思い出せないくらいぶりの
「仕事を持って帰らない週末」だったので
昨日は夕方からのんびり出かけて変な時間にもんじゃとお好み焼き食べて
気に入りの店でわぁわぁ騒ぎながら超!散財して(快…感……! 引き落としのことなんか知るもんか)
今日は寝て寝てちょっと浮上してすぐ沈没して半覚醒して食べてまた微睡んで…の連続。
あれです、惰眠をむさぼるってやつです……! ああ甘美!!
相方のNたんが出先から
「なんか要る?」と連絡くれたので「なにかパン的な…」とお願いしたところ
ラ・テールの甘くないパン(ズッキーニと塩トマトのキッシュ、うま~)と、
「おまえが好きそうな甘いパンも頼もうとしたのだが
すごい勢いで『以上でよろしいでしょうか』と言われて
気圧されて『はい』と言ってしまったので甘いものはケーキにした」ということで
TAKANOのケーキを買うてきてくれたのでした^v^ だいしてる!
Nたんは甘味に、ま……ったく興味がないのですが
私が定期的に「タカノのショートケーキが食べたい食べたい食べたい…」と
地団駄を踏むために、覚えてくれたのでした。不憫な……
そして、くたびれたNたんは寝てしまって、今に至る。
起きるまで食べるの待ってようと思ってたんですが
けっきょく待ちきれなくて
栗のといちごのと、上手に半分ずつ食べてラップかけて冷蔵庫に。
…………子供か!
2009年も残すところ1/4となりました(ぎゃふん!)が、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
ひよりにとりましては一年のうちで最も好きな季節がやってきたわけですが、
身の回りでいまのところ秋を感じさせるものはこれくらい。。
![$うっとり日和-20091004234906.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20091004/23/the-perfect-day/ec/25/j/t02200293_0240032010267833374.jpg?caw=800)
栗!
きらきらと黄色いのも旨いけど、渋皮ついてるのが好き!
もっと言うなら和栗をあいしている!
(でも芋栗南瓜系のずしんと重いものだけじゃなく
フレッシュかつジューシィな果実は年がら年中食べたいわけで……
いちごのショートはケーキの王様ですよネ…)
この土日はいったいいつぶりか思い出せないくらいぶりの
「仕事を持って帰らない週末」だったので
昨日は夕方からのんびり出かけて変な時間にもんじゃとお好み焼き食べて
気に入りの店でわぁわぁ騒ぎながら超!散財して(快…感……! 引き落としのことなんか知るもんか)
今日は寝て寝てちょっと浮上してすぐ沈没して半覚醒して食べてまた微睡んで…の連続。
あれです、惰眠をむさぼるってやつです……! ああ甘美!!
相方のNたんが出先から
「なんか要る?」と連絡くれたので「なにかパン的な…」とお願いしたところ
ラ・テールの甘くないパン(ズッキーニと塩トマトのキッシュ、うま~)と、
「おまえが好きそうな甘いパンも頼もうとしたのだが
すごい勢いで『以上でよろしいでしょうか』と言われて
気圧されて『はい』と言ってしまったので甘いものはケーキにした」ということで
TAKANOのケーキを買うてきてくれたのでした^v^ だいしてる!
Nたんは甘味に、ま……ったく興味がないのですが
私が定期的に「タカノのショートケーキが食べたい食べたい食べたい…」と
地団駄を踏むために、覚えてくれたのでした。不憫な……
そして、くたびれたNたんは寝てしまって、今に至る。
起きるまで食べるの待ってようと思ってたんですが
けっきょく待ちきれなくて
栗のといちごのと、上手に半分ずつ食べてラップかけて冷蔵庫に。
…………子供か!