信州旅日記その壱 | うっとり日和

信州旅日記その壱

ホントに行ってきました信州上田
(いま行かんならいつ行くねん…と思って、いろんなことに目を瞑った! いろいろ後が怖い^^^^)
一泊二日、ちょう満喫してきたので
忘れないうちに残しておきます。

9日(土)東京→上田(長野新幹線あさま、1時間半くらい)
■上田駅着。
いきなり浮かれる。
駅でまずJR東日本のポスターに気を取られる。
幸村殿はどこぞ」のキャッチで春夏秋冬の4枚。(もちろん4枚とも)写真を撮る。
駅前ロータリーに真田幸村像、ちょう男前。
$うっとり日和-20091010131326.jpg

■鮎を食らう。
今回私の浮かれ旅に巻き込まれ心優しくも同行しようかと申し出てくれたNたんに
「蕎麦ばっかりは嫌だ」と行く前に言われていたので、さっそく蕎麦じゃないものを。
鯉西さんという料理屋さんが千曲川沿いに出している
「つけば小屋」にて鮎・あゆ・アユ。
刺身に始まり、甘露煮、塩焼き(雄雌一尾ずつ)、天ぷら……
もうお腹いっぱい食べられない……でも残すの忍びない……とふたりして無口にがんばってたら
「大将からサービスです!」と鮎こく(鮎のお吸い物)。あうー…
でもすごいいい天気で川面を渡ってきた風が気持ち良くて
ぴっちぴちの鮎はちょう美味しかったですありがとうございます^^^^

六文銭
「駅舎がかわゆい!」「街灯がかわゆい!」「歩道橋がかわゆい!」と
いちいち六文銭に反応。だっていちいち六文銭なのだ。かわゆいったらない!
「マンホールがかわゆい!」と足下見てキャッキャ言ってたら
後ろを歩いていた地元のお嬢さんたちが
「えっ!? え…何……??」と足下を確認してました。ごめんなさいー^^^^

■駅前のホテルにチェックイン。
ひと月前に調べてみたら泊まりたかった温泉宿が軒並み満室だったので
駅近ホテルの外湯つきプランというのにしてみたのでした。
ごくごく普通のビジネスホテル。清潔で観光に便利、却っていいかもしんないなーこういうの。

上田城趾公園
お城自体はもう残っていなくて、城跡が公園になっているのでした。
櫓には上ることができて、資料展示がなかなかおもしろかった。
(なんとなんと、明治の頃はこの櫓、妓楼だったんですって……!)
壁にある小さなドア状の「矢狭間」を開いたり閉じたりできるのだが、
そこに「鳩が入るので注意」と但し書きがされているのが微笑ましい。
真田石真田井戸に浮かれる。
真田神社で勝守を……! と心に決めていたというのに無情にも社務所がお休み;;

■上田市観光会館
ちんまい玄関ホールに駅前ロータリーにいらっしゃる幸村さまのレプリカがぎゅむっと!
特産品とか真田氏に絡めた諸々を扱った…いわゆるお土産屋さん。
真剣に吟味しすぎて、気付いたらこぢんまりした店内を10周くらいうろうろしてた。
(Nたんがベンチで待っている姿は、日曜日のデパートのお父さんのようでした^^^^)

■池波正太郎真田太平記記念館
池波御大の着物やパイプや原稿や年賀状や
真田太平記の刷出や……掲載当時の挿絵等々、大事にされていて
とてもとても素敵だったのですが、
ここはなんといっても忍々洞……にんにんどう……!
(感銘を受けたので2回言う)
真田忍びたちの生態(?)を紹介する一角。
のたーのたー…と動く草の者たち(の描き割り)がいとしすぎました^^^^
それにしても。
声の出演が某奥州筆頭(こっちは間違いない)と瀬戸内の覇者(こっちはたぶん…)だったことに
すべてが攫われたことは、言うまでもありません。
筆頭ったら働きすぎですーーー!

■信州蕎麦
いったんホテルに戻り、
お風呂に行く前に蕎麦をたぐろう!ということで
ホテルのフロントで「この辺で美味しいお蕎麦屋さん」を訊いてみたら
昼営業限定の店の多いこと……結局「歩いていただきますと20分ほどかかりますが…」と
お姉さんがそっと教えてくれた草笛さんにタクシーで。
とろろざるをいただきましたが、信州蕎麦、旨いですねー^^^^ 
Nたんは昼に嫌というほど天ぷら食べて「もう要らん…」と言っていたくせに
天丼食べてた……なんで……
地図(上田の蕎麦マップ)で確認したらなんとなく歩けそうだったので、
てくてく駅まで(上田駅周辺に既に馴染みつつあるふたり)。

■別所温泉石湯
宿泊プランに「別所温泉」までの往復チケットと入湯券2枚綴り…のオプション。
別所温泉まではちっちゃい私鉄で30分。
幸村公の隠し湯に行きたかったわけですが、
めちゃめちゃ寒い! ぜんぜん人いない!
なにこれ真っ暗だいじょうぶ……? ちゃんとやってるの……??と
大いに不安がりながら別所温泉は石湯へ。
いわゆる外湯、有名な道後温泉などと同じく大衆浴場の態なので
温泉に入れる銭湯みたいな感じ。
番台というか玄関にはお爺ちゃんがいて、そっとチケットをもぎってくれました。
一時間くらいでほっかほかになって、帰りは外気が気持ちいいくらい。
辺りが真っ暗なので星月夜が夢のように美しかった……!
$うっとり日和-20091010220517.jpg


ホテルに着いて、
Nたんはバタンキュー。私も(翌日は山なので!)早々にベッドに入って…………
その弐につづく。