もっとお客様のことを考えて!
こんにちは、よしまるです。
Wワークのラーメン屋さんで……、またお客様からクレームをいただきました。それも某クチコミサイトへの書き込みと、本社のお客様窓口に連絡をもらうかたちで……。最悪です。
クレームの当事者は、このブログにたびたび登場するS崎さんと、以前ここでご紹介した59歳の新人さん(正社員。名前は古杣=フルソマさん ※仮名)です。
それは土曜日(6月1日)のことでした。いつも通り20時ちょっと前にお店に行き、バックヤード兼事務室となっているスペースでエプロンなどのユニフォームを身に着けていると、厨房からフルソマさんの声が聞こえてきます。
「昔のラーメン屋じゃないんだからさー。今どきそんな仕事するなよな」
「どうしてさっきのお客さんが怒ったのか分かってるのかよ」
(会話の合間に)あっ、いらっしゃいませー。ありがとうございまーす♪
「でさ、もっとまともにやれないの?」
「反省してやり方を変えなきゃダメだよ、あんた」
どうも、ありがとうございまーす♪
「ホントにどうしようもないな、これからもそれでやっていくの?」
なにやらS崎さんに対してフルソマさんが文句を言っているような……、というか営業時間中に何やってるの?? バックヤードにまではっきり聞こえるような声量で会話しないでもらえますか??
20時になったので、フルソマさんと交代するために厨房へ……。で、案の定、二人の言い争いを聞かされているカウンターのお客様たちの表情はとても不愉快そうでした。そりゃそうですよね。わざわざ安くないお金を払って食事に来て、内輪の愚痴や不満を聞かされているんですから……。本当に申し訳ありません。
食事をしに来てくれたお客様には本当に申し訳なかったです
フルソマさんにヒアリングしたところ、例によってS崎さんがミスを連発(ミスの詳細な内容は不明。おそらくまたオーダーを間違えたか、お客様に対して失礼な物言いをしたか、ではないかと思われますが……)し、お客様からも口頭でクレームを受けたのに、本人が態度をあらためないので、懸命に言い聞かせていたところだとか。いや、まあ、気持ちはわかりますけど……、ただね、
そういうのは裏(バックヤード)でやってもらえませんか?
客席にまで聞こえるような声量でしゃべるなよ!
店の雰囲気を悪くしないでくれ……!
――ということを、客席からは見えない厨房の仕込みスペースに連れて行ってはっきり告げました。年はあっちの方が上ですけど、この際関係ないです、マジで。S崎さんもたしかに悪いけど、お客さんのことに気がまわらないあんたもダメだわ。いい加減にしてくれ。
フルソマさんは「仰っていることは分かりました」と言って、わたしと交代で勤務を終えて帰宅されました。その後、残ったS崎さんは「いや、あの人うるさいんですよ、ホント。こっちはちゃんとやってんですよ」と、相変わらず“自分は悪くない”トークが全開です。もう、そういうのいいですから、卓番を間違えずにラーメンを運んでくださいね。
そして――。
「食べ○○」のクチコミと、本社へのお客様のご意見窓口に、複数の書き込み、および、メールが届いたそうです。その内容はどれも、
「ラーメンは美味しいが従業員の言い争いが不快だった」
「スタッフの声のせいで食事を楽しめなかった」
と、書かれていたそうです。そりゃそうだろ。何やってんだか、まったく。わたしはまだフルソマさんと一緒に働いたことがありませんが、同じシフトで勤務した人に話を聞くと、どうも融通が利かない頑固な部分があるようです。「自分が正しい」と信じているタイプだ、と言う人もいました。クセが強そうだな、おい……
と思っていたら、今夜、フルソマさんと一緒のシフトで働くことになりました。果たしてどうなったかは、また明日の日記でお知らせしたいと思います。お読みいただき、ありがとうございました。