ホテル・ピーベリー<新装版> | とどのつまりは桶屋がもうかる。

とどのつまりは桶屋がもうかる。

徒然なるその日暮らしの記録。

近藤史恵「ホテル・ピーベリー」を読んだ。

「このホテルの客はみんな、嘘をついている」の帯。ホテルを舞台にしたミステリではあるものの、閉じ込められたりしないし、事件後もそれほど熱量がある動きはない。比較的主人公の感情の動きが丁寧に描写されている。設定自体は面白く、ハワイに行ってみたくなる。