白魔のクリスマス 薬師寺涼子の怪奇事件簿 | とどのつまりは桶屋がもうかる。

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徒然なるその日暮らしの記録。

田中芳樹「白魔のクリスマス 薬師寺涼子の怪奇事件簿」を読んだ。

 

シリーズ9作目。日本のIRと雪山が舞台。舞台が変われどやっていることはあまり変わらないのであるが、今回一緒に閉じ込められる人数が多いためかパニック度は高めである。いろいろ政権への批判や皮肉はいつもどおりである。そして涼子と泉田くんの関係は進展しそうでしないのも、この物語のお約束であろうか。