１８歳の
お誕生日おめでとう。
あなたが、前の飼い主(妹)のところから
家に来て半年。
前の飼い主が忘れてしまい
年齢やお誕生日が分からなくて
一昨日、購入されたペットショップにできるだけの記録と記憶を振り絞り
問い合わせたら
なんと！今日がお誕生日で18歳。
お祝いしてあげられて良かった！
家に来たときは、
あばら骨が浮くほど痩せて
爪は伸びたまま
毛も固まりボサボサ
とても怯えて警戒していた。
前の飼い主は「ご飯を食べようとしない」と言っていたけれど
家に来て
食べない事は一度もなく
美味しそうに食べてくれている。
前の飼い主が、
痩せ細ったあなたを
自分の体調が悪く入院するから面倒看られないと
１ヶ月の予定で私に預けたまま
半年引き取りに来なかった。
入院も嘘だった。
カゴ(キャリーケージ)に入れて父の車に乗せられ
着いたら
ママは居ない
過去に何度か会っているとはいえ
知らない場所(家)、知らない人。
怖わかったよね。
家に来て三週間はウーウー威嚇して、歯を剥いて、爪を立てた前足で引っかこうとしてきた。
攻撃じゃない
身を守るための防御だって分かってたよ。
初めて撫でせてくれた時は、私も安心した。
今は、お膝抱っこ大好き、足元に纏わりついて、どこにでも着いてくる甘えん坊さん。
寂しかったんだね。
目も、耳も、鼻もよく利いて
歯も揃って真っ白で
年齢を考えると奇跡的。
大病もせず長生きしてくれて良かった。
それは、ご飯もトイレの世話もしてきた、
前の飼い主に感謝している。
だけど
前の飼い主は、この子を飼う前から酷い強迫神経症で、
最近はパーソナリティー障害も悪化。
現在は精神が不安定で他者に攻撃的になってるし、
怒鳴ったり
暴言や暴力的、脅迫強要、犯罪めいたこともしてしまう。
猫の毛が嫌でたまらない元の飼い主。
この子は毛が落ちると怒られてた。
幼い頃は、室内なのにリードに繋がれてたり
スリッパで叩かれたこともある。
動物病院に行くのが怖くてキャリーケージに粗そうしたら汚がって、ケージを洗えなくて他人に洗わせていたりもした。
ストレスのかかる劣悪な環境を耐えて
「無事に生きていてくれてありがとう。」
「よく頑張ったね。」と
私はいつも、この子を撫でている。
彼女はもう
ペットを飼わない方がいい。
いや、飼わないでほしい。
飼う資格はない
もう、飼ってはいけない！
家に来て体重も増えた。
好奇心旺盛で色々なものを玩具にしてジャレたりもする。
元の家では、
人見知りが強くて
隠れてしまうような子が、
家に来て人見知りをしなくなり初めて会う人にも寄っていくようになった。
その様子からも
痩せてたのは ストレスや
『ネグレクト』だったんじゃないかと確信している。
この子が弱り、通院が必要になったから
見捨てられたとのだと思う。
この子と半年暮らし、
この老猫の飼い主として責任を持ち大切に守り、
悲しいお別れ…。最期を看取る覚悟を決めたばかり。
ところが昨日突然
猫を取りに来る言ってきた。
私も暴言や暴力の被害に遭い
絶縁状態なので人伝の連絡だった。
この子は物じゃない。
「返してしまえば
本当にこの子は死んでしまう。」
情がうつったのも正直あるけれど
あばら骨が浮いて怯えてた
この子をみているし
返した後の過酷な生活が想像できるだけに
可哀想で涙が止まらなかった。
返してはいけない！
だから、泣いてる場合じゃない
暴言や暴力、脅迫強要に負けずに、あらゆる策を講じて
「この子を守らなければ」
警察、愛護センター、裁判所、どこでもいくつもり。
私も被害者で元の飼い主に
包丁で刺されそうになった。
それが原因でPTSDになっている。
だから殺されるんじゃないかと感じて本当に怖いけど…。
この子も同じ。
この子を愛してる。
「愛で人は強くなる」
寿命を考えると
おそらく、この子とは
あと数年しか一緒に居られないでしょうが…。
長年、ストレスを感じる環境で耐えてきた子です。
最期くらいは、天真爛漫に穏やかに暮らさせてあげたい。
そして、天寿を全うさせてあげたいのです。
確かに、17年間も世話をしたのは前の飼い主です。(それには感謝しつつも)
私と過ごせる時間の方が
当然、短くなるでしょう。
愛は長さだけじゃない！
深さでは負けません！
愛する
我が子を守るために
戦います！
【今日の記念写真】
