患者さん方のデータで頭の中が溢れ、またそれ以外に私の治療や存在を良しとされない様々な方々への対処も重なって、心身共に疲弊してしまいました。
ただ私の目の前には、私の治療により無病状態に到達された方々が確かに居られ、私に力と元気を送り続けて下さっています。
その方々やご家族様、ご友人様全ての今ある幸せが、私が今存在している証であり、私が乳腺外科医に導かれた理由だと信じています。
その方々お一人おひとりの笑顔が私を支えてくださり、挫けそうな私の心を奮い立たせ、また明日からの闘いに力と勇気を与えてくださります。
これまでに何度も言っておりますが、私は患者さん方に支えていただいています。
本当に幸せ者だと心から感謝しています。
私を今強く支えて下さっているのは、まさに患者さん方やご家族様方お1人おひとりの想いだと思っています。
以前に応募していたチケットが当選して、昨日命の洗濯に行ってまいりました。
暑い日が続いていますが、丁度雲で陰って河辺には涼しい風が吹いていました。
身体を楽器にして歌われる、私が尊敬する方のお一人です。
今年は自らの歌を多く入れられていて、様々な場面で
感情移入してしまいました。
以下は今回歌われた中の私の好きな一曲です(これからコンサートに行かれる方、ネタバレ申し訳ありません)。
今回初めて生で聴けて心から感動しました。
私は昭和の人間ですので、このお父さんの気持ちはとても良く分かります。
もし私が不治の病に罹ったら、大切な人たちにちゃんと伝えられるだろうか。
大切な患者さん方に本当のことを伝えられるだろうか。
そんなことを心に浮かべながら聴いていました。。