進行乳がんKの会 | the east sky

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いつの日か、すべての進行乳がん(切除不能乳がん・転移乳がん・再発乳がん)が根治する日を願っています。

順序が逆になってしまいました。



私のところには様々な所にお住まいの方々が通院されておられます。



患者さん方を大変お待たせする事も多く、大変ご迷惑をおかけしているのですが、待合では多くの方々が明るく元気にお話しをされているそうです(まだ実際に覗いた事はないのですが、しばしば元気な笑い声が診察室にまで聞こえてきます)。


先に治療されている患者さん方が、後から来られて不安いっぱいの患者さん方にアドバイスしてくださったり、相談に乗ってくださったりしていただいている様で、私足りない部分を皆さんで補ってくださっており、私はとても感謝しています。


ありがとうございます。



そして、いつしか、その様な切除不能・転移・再発乳がんを無病状態に到達させる治療、またその状態を永らく維持する治療、やがて進行乳がんを完全寛解・根治・完治させる治療、その様な治療を1人でも多くの方々に広めたい、普及させたい、守りたい、またその様な状態を目指されている治療途中の方々の心のケアを手助けしたい、その様な多くの方々の想いがいつしか集まって、それぞれの共通の頭文字から進行乳がんKの会が発足しました。




そして、診察室から飛び出して、皆さんと笑顔で語り会えたらと、大阪と東京で新年会と言いますか、語り合う機会を開催させていただきました。



その時には、診察室では聞けない皆さん方の本当のお言葉や笑顔を、最初から最後までたくさん拝見させていただけて、私の目指している医療は決して間違っていないと確信をさせていただけました(間違って捉えていましたら申し訳ありません)。



その時に、いくら私が一般の方々に向けて、講演会等をさせていただいても、なんだか嘘くさいなと思われるのでは、と考えていて、それなら無病状態に到達された患者さん方が実際にお話しされる機会や場所をご提供する方が、余程信頼性が高いのではと考えて今回の患者さん講演会を企画させていただきました。



ただ、講演していただける方々から、


「先生の話を聴きたいとお越しになられる方もきっとおられますよ。」


との事でしたので、ご講演くださる方々のご紹介を含めて、冒頭に私も講演させていただく事になりました。



色々と大変な壁が次から次へと立ちはだかってきて、私の治療がいつまで行えるのか分からない状況ですが、失わなくて良い命を、私が治療に携わらせていただく事で救う事が出来た方々も確実におられます。



いつ完全にストップがかかるか分かりませんが、それまでに1人でも多くの方々の命を救い、また治療を妨げようとされる方々の行動が変わる様に、その日が来るまで何とか頑張っていこうと思います。



5月11日は多くの方々にお出会い出来る事を心より楽しみにしています。



因みに当日は(おそらく)マスクも覆面も無く、本来の所属と実名で講演会共催とご挨拶、お話しをさせていただきます。