すべての進行乳がんの方々が心から笑える日が来る事を願って | the east sky

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いつの日か、すべての進行乳がん(切除不能乳がん・転移乳がん・再発乳がん)が根治する日を願っています。


先日ある方から、日頃のお気持ちを綴られたメッセージを添えて、プレゼントをいただきました。


ありがとうございました。




カカオが濃厚で甘過ぎず、仕事の合間に美味しくいただいています。





皆さん、様々な状況で、時に辛い事もありながらも、精一杯元気に、自分の人生を楽しみながら生きておられます。



時に誹謗中傷や、そこまでいかなくても、悪気のある無しに関わらず、余計なひと言を浴びせられて、必要の無い辛さを胸の片隅に置きながら、過ごされている方が居られます。



たとえ医療の専門家、腫瘍内科専門医と名乗りながらも、切除不能・転移・再発乳がんが根治する事に、遠く心が及ばないにも関わらず、しかもその治療を実践している医師や、その治療を受けている方に何の問い合わせや取材も無いままに、如何にもその治療に精通していますよと言わんばかりに、解説をされている方をお見かけします。



もちろん自ら深く考えられる事はとても良い事だと思います。



しかし、それらの裏付けの無い解説を見られた不特定多数の方々の幾人かは、その内容が正しいか誤りかに関わらず、


「良く理解出来ました。」



「やはり標準治療が一番ですね。」


と言う発言をされています。



そして、誤った理解や、その道を行けばほぼ大切な命がどうなるのかが決まっている治療法へ、自らの願いとは裏腹に、きっとその道がベストなんだと自らに言い聞かせるかの様に、進まれておられる様です。



全く関係のない患者さんの治療について、担当医や患者さんに全く確認も取らずに、その治療法や検査法について解説され、また治らない治療法について解説されているのは、あくまでも善意であり、決して悪意があっての事ではないと信じていますが。



私個人としましては、ただただそのお気持ちと情熱が残念で仕方がありません。



先のチョコレートを下さった方も、決して必ずしも進行乳がん医療に詳しい訳ではなく、日頃全く反論出来ずに辛い思いをされている様でした。



私の実践している医療が、本当に病める進行乳がんの方々に必要なのであれば、これからも可能な限り正しい知識を広めていくべきだと思いますし、根治を目指す医療が、当たり前に患者さん方の治療選択肢の一つになるべく努力をしなければならない、と感じています。



このブログの存在意義の一つもそこにあるかと考えています。



これから、様々な機会やツール、様々な方々のご協力を得て、私の実践している、切除不能・転移・再発乳がんの根治(完治)を目指す治療を啓蒙していきたいと考えています。



もし、何か良いご提案等がありましたら、ご連絡いただければ幸いです。



追伸)先の方とは、進行乳がん治療についての様々な疑問にお答えする機会を考えています。



誤った考えが、病と闘っている方々や、そのご家族さま方の心を、これ以上傷付けないためにです。



当面は、各方面に出来るだけ影響や負担がかからない様に、匿名でご協力する予定です。



進行乳がんで治療をされている全ての方々が、いつか病いから解放されて、元気に笑顔で幸せに過ごせる日が来る事を、心より願っています。