第13回創夢展に出展させていただきました。

https://yusonooka.jp/archives/508

 

今年の作品タイトルは、

 

気まぐれ画廊より未来の君へ、

『未来に送った五つの物語り』

 

です。

 

出会った人、訪れた景色を

自分の手で絵に描けることは とても素敵なことです。

そしてその絵を、大勢の方に見ていただける機会をいただけたことに感謝いたします。

 

自分の見たモチーフが絵になったとき、

モチーフから自分が受け取ったものはが、ちゃんと表現できているのか、

その絵を見る人には、どんなメッセージとして届くのか、

僕は、いつもちょっと、緊張しているのです。

 

    

 

ご覧いただいてありがとうございました。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

   

 

      

 

   

 

小野晧一さん・百合さんご夫妻は、武蔵美校友会山形支部のメンバーです。

小野先生は、武蔵野美術大学教授職を退任された後、現在は山形を中心に作家活動をされています。

https://ono-koichi.jp/

先日、米沢市小野川温泉のギャラリー『Y&Gallery』で開催された個展にうかがわせていただきました。

https://www.yandgallery.com/

『Y&Gallery』は、都会にあるギャラリーとは違う、自然豊かな、ここにしかない環境です。

      

作家が作品のモチーフと出会ったのは、遥かな幼少期のころだと聞きました。

そのイメージが作家の人生と並走し、今、作品として結実しています。

そして、その作品と僕はこの自然の中のギャラリーで出会いました。

      

現代においては、すべての情報がモニターの中にあり、どこにいても簡単にアクセスできます。

でも作品には、その環境に行かなければ出会うことが出来ません。

作品と出会った環境も作品に歴史を加える要素であり、価値です。

私たちは、その価値に出会うために、作品のある場所に足を運ぶのでしょう。

      

小野先生の作品『デーテーメールの四季』は、この環境とともに、記憶されました。

貴重な体験を、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苦しげに顔をゆがめる神官ラオコーンの半身像。

石膏像は上半身だけですが、実物は下半身に大蛇が絡みついているという像です。

ラオコーンの顔は蛇に絞殺されそうな苦しみを表しているのです。

 

猛暑の前に、山形秋田の県境地域を豪雨が襲いその被害が全国で報道されています。

同じ県内の山形市では、幸いなことにほとんど被害がありませんが、けっして他人事ではありません。

最近は、いつどんな災害が我が身に降ってくるかわかりませんから、私たちも身を引き締めなければなりません。

被災された方には謹んでお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。

 

まもなく本当の猛暑がきます。

私たちは、ラオコーンのように大蛇にやられることなく、何とか乗り切ってまいりましょう。

 

 

 

 

 

「わたし、【オシ】の写真をキーホルダーにしたんです‼」

 

僕のスケッチデッサン講座に通ってくれている女性が、自分の作ったキーホルダーを見せてくれました。

【オシ】って、【推し】ですか……。

こういうのも、【推し】っていうんですね。

 

 

懐かしの昭和、高度成長の時代。

その時から続いている昭和レトロの飲食店。

今もそのまま続いている、山形花小路の風景。

 

お店のママもマスターも、昔から頑張っている人たち。

セピア色に染まった風景が、令和時代の、若い人たちを惹きつけるのは、いいですね。

 

山形・花小路。

成熟した時代の、セピア色の風景。

 

第46回 米沢アンデパンダン展(2024年7月2日~7日)。

会場は、米沢市民ギャラリー・ナセBAです。

https://www.library.yonezawa.yamagata.jp/naseba/

ご当地の実行委員会みなさんのご尽力で毎年多くの意欲的な作品が出展されます。

本年は縁あって、お誘いいただき、僕も出展させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この度出展させていただいた絵は、

今から18年前、東京で会社勤めをしていた頃、毎週 油絵の教室に通って描いた絵です。

祖母が他界し、甥っ子がまだ幼かったころ、

去ってしまった命と、羽ばたいていく命をモチーフにしました。

 

今、18年前に描いた絵を見ていると、

あらためて当時のことが思い起こされます。

その間に会った様々なことも、

時間を超えて、一枚の絵が

多くの想いを運んでくれます。

 

この度は、大変お世話になりました。

ありがとうございました。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

※【プロダクションノート】は、2006年トムハンクス主演『ダ・ビンチ・コード』のパロディです(笑)。