苦しげに顔をゆがめる神官ラオコーンの半身像。

石膏像は上半身だけですが、実物は下半身に大蛇が絡みついているという像です。

ラオコーンの顔は蛇に絞殺されそうな苦しみを表しているのです。

 

猛暑の前に、山形秋田の県境地域を豪雨が襲いその被害が全国で報道されています。

同じ県内の山形市では、幸いなことにほとんど被害がありませんが、けっして他人事ではありません。

最近は、いつどんな災害が我が身に降ってくるかわかりませんから、私たちも身を引き締めなければなりません。

被災された方には謹んでお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。

 

まもなく本当の猛暑がきます。

私たちは、ラオコーンのように大蛇にやられることなく、何とか乗り切ってまいりましょう。