​元旦夜に災害対策本部を立ち上げました

こちらの記事で書きましたが、去年秋に拝命された役職で国土強靭化のプロジェクトの副委員長になりました。まさか、予防対策でなく現実に起こるとは想像していませんでした。

そのため、元旦の地震から毎日、石川県の県庁での指示のもと必要な物資を必要なぶんだけ全国のJCを通して集めました。今日が、一旦20時で集める作業が終わります。

スピードの速さ、そして各地域での団結力に驚きました。明日以降に、各自治体に配布されます。七尾と羽咋の倉庫以外にも、金沢の倉庫に、それぞれ搬入されました。東京から片道8時間を、メンバーが運転してくれました。道中、土砂崩れのあともありました。

 破棄も保管もお金がかかる

物資支援を、個別で受け付けていないのは、災害後の過分な品物に対しての破棄に莫大なお金がかかった過去があるからだそう。

倉庫に保管も、県内の移動ですらもお金がかかります。今回、まだ海外や国内の物資支援の受け入れを許可していないのも、現地で受け入れたあとの運ぶ手段が陸路だと少ないからです。

まずは、人命救助。そして、ニーズが変化する物資支援の素早い対応だと改めて感じました。

道も、割れています。ガソリンスタンドがありますが、給油できるところは限られています。

水や電気が通っていないので、トイレの問題が深刻です。簡易トイレも、5万個集め生理用品も14万個集めました。来週も、復旧の見通しがありません。

四日間で、全国140ヶ所以上のJC仲間から支援されました。今回の、災害支援は引き続き担当しますが、必ず振り返りで、どうするべきだったかなど覚えて共有していきたいと思います。

いま、わたしたちができることは、災害募金が最も有効です。snsには、フェイクニュースだらけであり、インプレッション稼ぎをしたいアカウントも乱立しています。災害における情報の取り方も、記録していきたいと思います。