僕の孤独が鳥だとしたら、
もう20年も前
大阪時代にやったコントのオムニバス舞台。
たくさんのショート・コントの中に
「小鳥」「中鳥」「大鳥」という3つのコントがあった。
「小鳥」を腹筋善之介
「中鳥」を僕
「大鳥」を先輩俳優
それぞれのひとり芝居。
「小鳥」「中鳥」の内容は詳しく憶えていないんだけど
それぞれそこそこの芝居があって
最後の「大鳥」は
ギャオスのようなでっかい怪鳥が頭上から襲ってきたイメージで
先輩俳優は叫び声を上げるだけですぐに溶暗(←舞台がだんだんまっくらになること)。
暗闇と不気味な音楽の中
叫び声だけが響き渡っているという。
それが鳳啓助(オオトリ・ケイスケ)の声になっているという
「大トリ」としてのオチにもなっているという。
ただそれだけ。
文章では伝わらないか。
鳳啓助師匠の声がわからないもんね。
でもそれがあまりにもくだらなくて
何度観てもおかしくて
本番でも舞台袖で
観客に聞こえるくらいの大声で演出家と笑いあっていた。
どうしてだかわからないけれど
たぶん一生憶えているだろうしょーもない瞬間。
バンドである大学の学園祭で演奏したときに「すぎけん」と目があった瞬間とか。
そんな瞬間だけを
一生かけて
ずっと追い求めている気がする。
注:鳳啓助
大阪が誇る大御所漫才師。京唄子とコンビを組んでいた。故人。
「すみれぐみ」
最前列中央の超生意気クソガキは僕です。
『フィッシュストーリー』チラシかっちょいーのできたぜ~ !!!
