アウトテイク
パンフレットに書くあいさつ文にはまったく頭を悩まされる。
出来れば逃げてしまいたいところだけど主宰者ともなるとそうはいかない。
販売用パンフレットの「ごあいさつ」と、しゃちほこばっている分、
ブログやTwitterみたいに気さくに書くわけにもいかない。
いつもケムリを噴きだしながら捻り出す。
だけどときどき脳みその蛇口をひねったとたん想いが溢れだすこともある。
今回は書き出したら結構な分量になってしまったので自主カットをした。
そのカット部分をせっかくだからアップしてみた。
持ってないかたにはなんのこっちゃだけどご想像にまかせますということで。
「では何故いまやるのだろうと。」と「『フィッシュストーリー』に出会えたことは、」のあいだに挿入してみてください。
東京ハートブレイカーズを始めた当初は、音楽やライヴ感にこだわりながらも、生演奏にはまだ手が届きませんでした。ぼんやりとですが、演奏するなら俳優自身の手で、しかも音楽部分だけでも成立するものをと思っていたので、当時はそんなどっちもプロみたいな仲間は平野勲人氏くらいで、なにより自分がうたもうたえない、楽器も弾けない、曲もつくれないじゃお話にならなかった。それが不思議なもので、舞台活動を通じてそんなことをクチに出していると、興味を持ってくれるどっちもプロが少しずつまわりに増えてきました。そしてついに『アポロ・ボーイズ』という作品でロック・バンドを演者が結成し舞台で生演奏することができたのです。そのときの観客の引き様は今でもよく憶えています。演劇ファンのそういうことに対する抵抗はなんとなく覚悟していたものの、予想を遥かに超える反発でした(笑)。だけど僕だって演劇の人間です。なんとか伝えたかった。その後もラッキーなことに生演奏はずっと取り入れつついろいろやることができました。少しずつそれが東京ハートブレイカーズらしさとして受け入れてもらえるようになってきているのも感じられるようになりました。そんな中、ある思いが湧きあがってきました。音楽もロックもいいんだけど、なによりも僕はバンドが好きなんじゃないかと。ちょうどそのときにめぐりあったのがこの作品です。池田聡氏に勧めていただいた~
CD『AFTER THE FLOOD』の通販がはじまりました。
http://www.tokyoheartbreakers.com/
実のところ今回の『フィッシュストーリー』ではCDはつくらないつもりだった。
ところが石川よしひろのほうから「つくりましょう」といってきてくれたんだ。
楽曲も録音も経緯もパッケージも気に入ってます。
東京ハートブレイカーズ
AFTER THE FLOOD

01. とほほと Shudo/Ishikawa
02. ぐんない Shudo/Ishikawa
03. びょん Shudo/Ishikawa
04. 東京 Ishikawa
SHUDO KEN-YU - Vocal , Blues Harp
ISHIKAWA YOSHIHIRO - Vocal , Guitar, Cajon
JACK DENYOR – Bass, Guitar-effect, Synthesizer, Rhythm-programming