心の傷って思ってるより深い
痛んだ時が癒すタイミング!
記事が長くなりがちなので、要旨を2行で表そうという試み(笑)
以下は説明文のようなものなので読まなくてもOKデスw
8年前の東日本大震災で、私が負った心の傷は『身近な人が急にいなくなる恐怖』でした。私の身近な人を失った訳じゃないのだけど、全然ひとごとに思えなかった。一夜にして人間関係が削り取られる恐怖を間接的に体験してしまったんですよね。
復旧のさなか、自分の心に心を配ってる時間もなく過ぎていく日々。やっと身辺が落ち着いて、ヒーリング技術も習得したし、311の傷を癒そう!と何度も試みるのだけど・・・。傷が浮かび上がらずヒーリングすることができませんでした。
傷が浮かび上がってくるっていうのは、恐怖や不安で、震えがきたり、口が渇いたりと、今まさにその恐怖を味わい体験してるような状態です。そういう状態の時なら、自分に話しかけ毛布でくるんであげることができるのだけど、傷が深い場合は厳重に鍵をしてるので、感情の蓋をあけることができません。
傷はコチラの思い通りにならぬのです。自分の傷なのにね~
でも、同じようなシチュエーションがトリガーになって、感情のふたがぱっかりと開くタイミングが必ずあります。私の場合(身近な人が急にいなくなる恐怖)でいくと、交流のある人が急に音信不通になったりすると必要以上にダメージがくる、という感じです。周囲と比べると明らかに自分だけが過剰反応しているので、これって心の傷だなーと気づきます。
その時に、後回しにせずに話しかけ毛布をかけてあげるとよいです。ヒーリングの技術など不要です。誰より自分が自分に優しく声をかけること、もう大丈夫よと励ますことです。
大きな災害は、自分でも思わぬ傷を残します。
大人だから、とか、男なんだから、とか、当事者じゃないから、なんて関係ない。
心はとっても柔らかいものなのです