身体と身体の周囲を取り囲むエネルギー。見えないので、守ろうって言ってもどうしたらいいか分からないものですが、エネルギーを「気」に言い換えるとどうでしょう？
気力がある → 自分のエネルギーが満ちている状態
気をひく →誰かのエネルギーを横取りしている状態
気が散る →エネルギーがあちこちに飛んで行ってる状態
エネルギーは見えないけど「動き回りやすく・取ったり取られたりできるもの」という感覚がなんとなく掴めたでしょうか。では、どうやってコントロールしているのか？私は「意思・意識・無意識 etc」だと思っています。量子力学でも証明されたように、見えない程の小さな粒子の集まりでも、観察する人の意思でいかようにも態度を変えるのだと思います。
人のエネルギーフィールド
（諸説ありますが便宜上こんな感じだと思ってください）
このエネルギーフィールドが「意思・意識・無意識 etc」だとすると、優しいタイプの人は輪郭がボンヤリしているらしく、他者からの干渉を受けやすいので、介入や横取りを許してしまい、いつもエネルギー不足です。必要なときに分け与え、そうじゃない時はちゃんと自分の中で循環させるのが理想です。
（れん式だと、上と下のエネルギーを取り入れてグルグルって感じです）
では「他者からの干渉」とはなんでしょう？意識的に人様の気力を奪おうとしている人はいないと思いますが、無意識に奪う人は沢山います。と言うかそうやって奪いながら自分のエネルギーを補給する事が当たり前に行われてきました。例えばこうです。
大きな声で怒鳴りつける
理屈の通らない事で怒り、周囲を黙らせる人は、無意識に相手からエネルギーを奪っています。怒っても大丈夫な人の前でしか怒らないのは、正当な怒りではなく、効率よく奪う方法です。怒られた方はエネルギーをがっぽり持って行かれるのでくったくたです。
対策⇒どんなに怒られても意に介さない事。怒りんぼの感情を受け止めなきゃならないのは誰でもなく当の本人です。周囲がへこむ必要はないのです。大きな声が問答無用にエネルギーを奪ってくる場合は、一時的・物理的に距離を取ってみましょう！
なぜ不機嫌なのか理由を言わず、ずっと拗ねたり泣いたり
誰かが不機嫌に沈黙していたら気になりますよね。何時間も沈黙することで、相手の気を引く（エネルギーを奪う）のです。一度に何人ものエネルギーが手に入るので、うはうはです。振り回される側はくったくたです。
対策⇒永遠に拗ねさせておく。自分の機嫌は自分で取らせること。周囲が解決してあげると、味をしめて何度も繰り返します。
ずっと愛してるって言ったじゃない！
恋愛関係・夫婦関係でのエネルギー補給。最初はお互い満たされた感じになるのですが、時間がたつと、エネルギーを上げる側ともらう側に分かれてきて揉める→破局。ずっと上げ続けられる訳ないから、もらい続けられる訳もありませんー。
対策⇒相手に敬意を忘れず、エネルギーを循環させること。たまには相手が喜ぶ事をしてみるとか♥。ダイレクトに循環させるのはメイクラブ♡ですが信頼関係が築かれてないと逆効果になるかもしれません。
逆に、無意識にエネルギーをあげてしまう人へ
人間関係の中で、やたら疲れるという時はエネルギーがすりへってしまっているのかもしれません。身体も心も休めて可愛がってあげてください。欲しい物をたっぷり補給してあげてください。
「コレって私が関わらなければならない事？」と本質を見て、自分の問題と、相手の問題を分けて考えることで防御になります。ときにはバッサリ切らないと（表面上はやんわりとｗ）、永遠に誰かのガソリンスタンドになってしまいます。
あなたの気を引く相手に無慈悲になれというのではなく、相手のコンディション（怒りのコントロールや、心の傷の手当てなどなど）は、まずその本人が向き合って、試行錯誤して自分を取り戻すというレッスンなのです。最初から手を貸してしまうと、大事なレッスンを完了できません。相手への領域侵害とも言えると思います。苦しそうでも一旦見守る事がコチラのレッスンでもあります。
どんなときも、誰にでも優しく！仲良く！なんて教育を受けてきた私たちは、自分を犠牲にすることが美徳という間違った価値観を持ってしまいました。一番最初に優しくするのは「自分へ」です。
相手が前向きに解決へ向き合う姿勢を見せたとき、あなたはあなたのエネルギーをフルに注ぐでしょう。優しいあなたは糸目をつけずに、気が済むまでがっぽがっぽ注ぐでしょう（笑）。その時のためにもフルチャージして準備しておかないとです。
※ フルチャージは「幸せな状態」です。誰かや何かに満たされるのではなく、誰もいなくても何もなくても幸せに気づけている状態です。例えば、天気が良い日こんな状態になりませんか？「幸せな状態」は誰かや何かにもたらされるものではなく、気づくものなのですね～。
「気」と言えば、日本にはもっとたくさんの絶妙な言い回しがありますね。
気をとられる →エネルギーを置き去りにしてしまった状態
気がとがめる →道徳や正義に反したと思いこみ、自分で自分のエネルギーを攻撃している状態
気をもたせる →エネルギーを今にも与えるように見せかけた状態
気詰まり →なんらかのブロックにより流れがスムーズではない状態
気にかける →誰かや何かを自分のエネルギーフィールド内に置いておく状態
こうして見てみると、エネルギーフィールドをどんな状態にしておくのが理想なのか、なんとなく分かってきます。そしてそれば「自分のエネルギーは持ち帰っておこう！」とか「誰かのエネルギーは持ち主に返しとこう！」という意思を持つことで実現されます。（量子力学が証明したので）←大事なので２回書いたｗ
忙しい日々の中、亡くした心をちょっと見てみるだけでも効果があります。時間があるときは、深くゆっくりと腹式呼吸をしながら、「気」がかりなことや、「気」がとがめる事などを思い出して、エネルギーフィールドを整えるといいのではないかな。
※ 悪意のある干渉を受けているときは、エネルギーフィールドを鏡面加工するイメージが意外に効果的です。（実験済みｗ）。悪意を持ち主に跳ね返す効果を持つので無傷で平穏です。仕返ししようとすると、「人を呪わば穴ふたつ」で自分にも返ってきちゃいますからね。
おまけ
れん画伯が描いたエネルギーフィールド
やる気あるのかー！