一昨日のDR250Rでのツーリングで、砂利のダートの下り坂で減速がうまくできずに怖い思いをした。
確認するとリアブレーキがスッカスカ・・全くブレーキが効いてない状態だった。
なので今日はそれのメンテナンスをすることにした。

スタンドでリアを浮かしてブレーキを見てみると、ピストンはやや動くのだがその先で全く制動がかからない。
うーん、これはエア噛みかな?

先ずはフレームガードの下の赤丸のところにあるマスターシリンダーの目視チェック。
なのでフレームガードを外したが、特に漏れは無いしマスターシリンダーの動きも悪くないようだ。
なのでブレーキフルードの残量をチェックするために右のサイドカバーを外してリザーバータンクを見ると、液量はちょうどいい具合に入っている。
うん?パッドの残りも十分あるし、エア噛みではないのかな?

キャリパーガードを外し、リアキャリパーのメンテナンスをしようとしたが、分解方法がわからない。
うん?どうやって分解するんだ?
まさかホイールを外さないと、パッド交換さえできないのか?
なのでスタンドを換えて、ビールケースの上に車体を置いて、リアホイールを取り外し。
スズキって本当に整備性が悪いよな。
キャリパーはマウントごと後ろに引いて抜き取る。

片押し1ポッドキャリパーなので、マウントとはスライドピンで取りついている。
しかし抜こうとしても抜けない。

やっと抜けたらスライドピンにはグリスかゴムが固着した跡がある。
あれ?もしかしてDRのリアキャリパーをいじるのは初めてかも??
そういえばパッドすら交換した覚えがない。
4ストの軽量シングルのリアなんてブレーキは減らないだろうな。
ということは・・25年以上ぶりのメンテナンスなのかも?
こりゃ、徹底的にメンテナンスしておこう。
なので中性洗剤と水でよく洗い、乾燥させてからCCIのメタルラバーでピストンを揉みだす。
少しこれでよくなったが、なんか動きが悪い。
ピストンは樹脂なので錆もないし、フルードの漏れもないんだけどな。
やっぱりずっとノーメンテだな。
錆を軽く取って、パッドは面取りをした。
写真はボケちゃったけど、下が面取りしたもの。
パッド裏にはパッドグリス、ゴム製品は組付け前に掃除とシリコングリス、スライドピンにはウレアグリスをつけて組み込み。
そしてリアホイールも組付けて、ブレーキのチェック。
するとピストンはパッドがディスクに付くまでは出てくるのだが、その先の制動をかける時になると押し出されない。
あー、こりゃエア噛みかな??

なので先ずはキャリパーのエア抜きバルブに透明なチューブを付けてエア抜きをしてみると・・
エアは出てこなかったが、出てきたフルードは黄色く濁っている。
あー、フルードがダメだ。
多分新車(1995年)から換えてないだろう。

なのでリザーバータンクに新しいフルードを足しながら、キャリパーのブリーダから古いフルードを抜いていく。
そしてきれいなフルードが出るまでこれを続けて、フルード交換完了。
これでブレーキをかけると、今度はしっかりと制動がかかるようになった。
まぁ原因はフルードの劣化なんだけど、この機会にちゃんとキャリパーもメンテナンスできてよかった。
あと一昨日に途中で緩んできたスマホホルダーの取り付けをしっかりやって、作業終了。
今回は自分の油断が原因、フロントブレーキはしっかりメンテナンスしていたのにリアはちゃんとやってなかったという失態。
いや、まいったね。


