ツーリングで山奥のほうに行くとアナグマにけっこう遭遇する。
そしてアナグマの話がでるたびに、あれって美味しいらしいという話をしていた。
しかし俺自身はもちろん、周りでもアナグマを食べたことがある人はいない、単にネットでの情報のみ・・・。
鹿とかイノシシとかはお金を出せばあちこちで食べれるところはあるが、アナグマを食べさしてくれるところは聞いたこともない。
なのでずっと食べてみたかった。
で、先日のスキー仲間との飲み会でまたアナグマの話が出たのだが、やはり美味しいらしいという話をしたら、後輩が今度アナグマの肉が手に入るから食べに来るか?という話になった。
もちろん行きますとも!
なんでも伊豆のほうの懇意にしている宿があって、そこでイノシシとかの肉を食べれるのだが、たまにアナグマが獲れるらしく獲れたら送ってくれることになってるという。
するとその話をした直後にアナグマの肉が手に入ったので、食べに来ないかという連絡が後輩から来た。
それが今日で、場所は彼のアパート。
彼のアパートは1階がガレージで2階が住居なので、その1階のガレージでバーベキューをするという。
そしてもう一人来るのは後輩の友達というか、俺も知り合いでもともとは俺が仕事していた時に世話になった協力会社の人。
今は別の仕事をしていて昨年のスキー仲間の飲み会に飛び入りできたこともある。
ここでは友人Kとしておこうか。
最初はバイクで行くつもりだったが、出掛けるときには雨が降っていたので車で行った。
約束の12時前に着くと、すでに二人が準備中だった。

後輩のアパートのガレージ、中は遊び道具でいっぱい。
これだけ広ければ、バーベキューもできるね。
右上がアバラ、右下が背中のほうなど。
左は首のまわりで、なんといちばん肉が取れるのはこの首回りだそう。
解体されてるけど、じつは伊豆から友人Kのところに送られてきたときは内蔵を取って皮をはいだだけの状態で、これを友人Kが解体したのだそう。
うーん、大変だったろうな・ありがたい。
みんなもアナグマを食べるのは初めてなので、楽しみだそう。
よく焼いて食べないと怖いな。
最初は背中のロース。
お!うまい。
脂はすくないがワイルドな肉の味がする。
次に少し内側の背中の肉。
うん?ちょっと臭うけど味はいい。
なんかマトンみたい。
その後、いろいろな部位を食べてみるが、最初の背ロースが一番おいしいかも。
それと変わっていたのがアバラの部分で、焼くとイカみたいな味がした。
肉は硬いけど、噛みきれないことはない。
臭みは少し気になるが、マトンとかヤギみたい。
ただあまり量は食べれないかも。
しかしやっと食べることのできたアナグマ。
なんか感動したよ。
次はカモシカ(笑)・・天然記念物なのでこれは難しいか。
さてこのアナグマは無料だったらしいが、さすがにそれだけを送ってもらうのは申し訳ないので、一緒に有料のイノシシの肉も注文したというので、アナグマは途中で終了してイノシシを焼くことにした。
ちなみに残ったアナグマは後輩がカレーにしてみるという。
マトンっぽいし、味はいいのでカレー向きかもね。
これも試食できるかな?
冬に捕れたものを冷凍保存してあったもので、脂が乗っている。
しかも美味しいといわれるメスの肉。
切り出すのは友人K、本当に世話になります。
でもイノシシは脂が美味しいのだそう。
炭の上で焼くと、たちまち脂が溶け出して炎があがる。
そしてその身は、濃厚な旨味と甘みがある。
特に周りがサクサクで中がトロトロの脂身が美味しい。
いや、普段から脂身だけなんて気持ち悪くて胸焼けするのだが、イノシシの脂身は溶ける温度が低いらしく胸が焼けない。
しかもメスは臭みがなくて、高級品だそう。
ま、正直言うとアナグマより旨い。
最後はその宿が送ってくれたという鹿のカレー。
これがまた美味しい。
でもカレーなので鹿の味は少ないけど、繊維質の肉がたっぷりと入っていて、食感がおいしい。
あー、食べたな。
なんと午後4時まで、ダラダラ食べていた。
その間に低俗な話から高尚な話などもして、楽しかった。
俺以外の二人はビールを飲んでいたが、俺はコーラ。
まぁ飲めないし、車だし。
なので帰りは友人Kを彼の家まで送って帰った。
そして残ったイノシシの肉を分けてもらった。
うーん、ウチの家族は食えるかな??



