正月2日にディスク板の入れ替えをしたが、せっかく換えたならセットで交換したほうがいいのがパッド。
ディスク板とパッドはお互いの凹凸に合わせて削れていくのだから、どちらかを交換したら当たりが出るまでは効きが悪い。
もちろんパッドのほうが削れていくので、合うまで使えばいいのだが、どうせなら平面の出ている新品パッドに交換したほうがいい。
それにだいぶパッド交換してないし・・なのでパッド交換を兼ねてカタナのフロントキャリパーのメンテンナスもした。
ブレーキフルードは塗装を犯すので、万が一こぼれてもかからないようにボロ布で囲む。
そしてキャップを外して大気開放。
今日はディスク板交換した日と違って晴れて乾燥しているので、これらの作業に向いている。
外したパッドにはディスク板の凹凸に合わせて削れているが、これは前のディスク板によるもの。
キャリパーピストンプライヤーでピストンを回して汚れてる面を出して、軽く掃除しておく。
というか、歯ブラシと中性洗剤で洗う。
綺麗になったら水から上げて、しばらく置いて水分を切ってから、コンプレッサーのエアで水気を飛ばす。
木片で作った自作の治具で、他のピストンを押さえて、狙ったピストンだけが出てくるようにする。
そしてレバーを握ってピストンをある程度出してからシール部にCCIのメタルラバーをスプレーして、キャリパーピストンプライヤーでピストンを回したり押し込んだりして揉む。
これを6ピストン分繰り返すのだが、こういう作業はなぜか面倒に感じない(笑)。
特売で半額になっていたので買ったものだが、実はその直前にもう1セット買ってあった(泣)。
特売の今回のものは古いタイプで、その前に買ったのは新しいゴールデンパッドχ(カイ)というシリーズになっている。
今回は普通のゴールデンパッドにした。(賞味期限があるわけじゃないけど、なんとなく古いほうから・・)
これをヤスリで45度に面取りする、こうすることでパッドの崩れを防げる。
実際、オフ車だったけどこれをやってなくて、パッドの端がボロッと欠けたことがある。
そしてキャリパーマウントボルトを回転方向に押し付けながら規定トルクで締める。
最後にレバーをニギニギしてブレーキの遊びを取る。
これを左右のキャリパーでやって、最後にキャリパーのエア抜きからフルードを抜きながら新しいフルードを補充して、エア抜きとフルード交換をする(左右)。
よしこれでいいかな。
あとはしばらく走ってパッドをなじませるだけ、なので峠とかで遊ばない冬にやるにいい作業。
実際、ブレーキのメンテナンスは冬の定番だな。