エクストレイルのエンジンをかけようとしたら、セルがまわってすぐに止まってしまった。
こういう時はキーを一度切って、一拍おいてからまた始動。
これでエンジンはかかった。
あー、もうバッテリーがダメかな?
バッテリーは寒冷地対策に2つ積んで、ツインバッテリー化(その1 企画編)してある。
まぁでもバッテリーもけっこう長い期間使ったからなぁ・
そこでバッテリーの電圧を測ると、それほど低くない。
いやバッテリーの寿命は電圧でわかるものではないけど、2つあるバッテリーは両方とも12v台後半はあるのでセルが回らないということはないだろう。
ということは接触不良か?
そういえば前にバッテリー端子の緩みで始動不良になったことがあったな。
早速バッテリー端子を調べる。
ツインバッテリーにしたときにプラス側は共有し、マイナス側はバッテリーカットオフスイッチでどちらのバッテリーを使うか切り替えられるようにしてある。
端子はどれも緩みも無いし、悪くなさそうだ。
しかしここでふと気になったのが、バッテリーカットオフスイッチだ。
これは単純な構造で手で締められるネジのネジ部分と、頭の部分が接触することで繋いだり切ったりできる。
4輪はあまり乗らないのと、イモビライザーなどエンジンを動かしていないときにも電流が流れるので、乗り終わったらいつもカットしている。
もしかしてと思って確認すると、ネジの接触部やネジの頭部分に黒い被膜ができていた。
これは酸化、つまり錆だ。
もしかしてこれが抵抗になってアース不良になっているのではないか?
それでもスパークになったのか、頭部分には凹みもできていた。
これでエンジンをかけてみると、セルが今までと違うほど元気に回って、エンジンが簡単に始動した。
あちゃー、これが原因かよ。。
これじゃスパークの失火もあったろうし、パワーや燃費にも影響しただろうな。
他にもインジェクションやECUなど電気に関わることは全体に影響を与えるよね。
ま、これで解決・・・ん?
あ、そういえばバッテリーカットオフスイッチはカタナにも取り付けてる。
なんせカタナはバッテリーへのアクセスが最悪なので、動かさないときにバッテリーカットのためにもうだいぶ前につけた。
もしかしてここも・・
すると案の定、ネジは汚れていたので同じように掃除した。
そして次に乗った時、セルの回りが力強い!
今まではちょっと回ってすぐに止まってしまったのが、ずっと回り続ける。
まぁカタナは始動性がいいのでちょっと回ればたいがいはかかるのだが。。
あー、もしかしてセルモーターやキルスイッチやメインスイッチのメンテナンスや、スターターリレー交換もしたけど、諸悪の根源はここだったのかも!
いやいや、意外な盲点だったな。。