ウクレレ発掘 | thAshの雑種な日記

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主な登場人犬/ thAsh: ここの管理人、適当で不真面目で皮肉屋。 天然1号: 妻、平成サザエさん伝説の女、令和も伝説継続中!  フレディー: 長男 2011年5月追加。今の呼び名は2011/09/11の日記参照  天然2号: 愛犬、2015年1月4日没(享年19歳3ヶ月3日)。  

物置に荷物を移すために押し入れを整理していたら、一番上の段の一番奥・・つまり一番アクセスをしないところからウクレレが出てきた。

 

これは俺が中学生の時に回りでギターブームがはじまり、俺は音楽に興味はなかったが半分ウケをとれるだろうと買ったもの。

そんなわけでいいものが欲しいわけでなく、中古の質流れ品の店で買ったものだ。

今でもその店の場所を覚えている。

たしか当時で1000円はしなかったはず、それ以上なら絶対に買ってないって。。たぶん500円くらいだったと思う。

 

最初はコードを覚えようとして、たしか教則本も買ったはずだが本はもうない。

そして案の定すぐに飽きてしまったのだが、なぜかこの楽器は捨てずに度重なる引っ越しとその時の断捨離を潜り抜けて、まさにいま発掘されたようなもの。

 

弦を巻いて音の高低を調整するとこはなんとプラスチックの棒。

これをネックの頭(部品の名前すらわからん)に空いた穴に差し込んであって、その抵抗だけで止めているという超安い仕組み。

さすが安物!

 

しかも1本は弦を入れる穴から折れたので、そこを切って、別のところに弦を通す穴をあけて、周りは本体に入るように削ってある。

なので1本だけ短い。

こんなだから、置いておくだけでなく弾いているうちに音はどんどんずれていく。

ちなみにこの弦を巻くところはペグというそうだ。

あとふつうはこのヘッドにメーカー名とかがあるのだが、何もないのも笑える。

 

こんなもんだし、俺ももう弾くこともないだろうから壊して解体して捨てようと思った。

そのままだとかさばるし、処分料がかかるかもしれないが、踏みつけてバラバラにすればただの木くずだ。

なので屋外の車庫の横に置いて壊す準備をしていたが、いざ壊す前にふと子供に欲しいかって聞いたら欲しいという。

なので子供のオモチャとして、いきなりリビングに復帰して日の目をみることになった。

 

子供はこれをギターに見立てて適当にかきならしておどけて見せる。

しかし手元にあると俺も気になってちょっと鳴らしてみたり。

すると思ったより柔らかくいい音がする。

俺なんかより全然音感のある天然1号も安物の割にいい音がするという。

 

ただ久しぶりに日に当てたというか、夏に高温になる部屋に置いたせいか、いきなりネック上の弦を押さえてるプラスチック部品(ブリッジだそうだ)と、弦をボディーに固定しているところがはがれてしまった。

たぶん接着剤の経年劣化と高温と久しぶりに弦にテンションがかかったからだろう。

 

なので両方とも接着剤で修理したのだが、木工はしない俺なので木材用のいい接着剤がなく、しばらくしたらボディ側の方はまたはがれてしまった

なので接着剤+木ネジで固定。

とにかく音がすりゃいいだろ。

 

ここでふと本体内側にあるラベルが気になった。

どうせ安物というイメージなので、これまで気にしたこともない。

 

ブランドはFAMOUS、KIWAYAというところで東京・日本製か・・

そうだな1970年頃なら安物は中国製でなく日本製だったな~。

この会社、まだあんのかな?ってネットで調べたら・・なんと!


◆日本のスタンダードウクレレ<Famous>
1955年に製造を開始したFamousウクレレは、国産のウクレレとして半世紀以上のロングセラーを誇る老舗ブランドです。
ハワイアンブームが去り、ウクレレという楽器が全く売れなくなってしまった時代もありましたが、「有名なウクレレにしたい」という岡本良二会長の願いから、長き渡り製造を続けて参りました。
60年を超える歳月の中でFamousウクレレは弾きやすさ、音色のこだわり、強度等の改良を重ね、初心者の方から長くご愛用いただきたい方まで、老若男女多くの方にお使いいただいております。また、国外へもアジアやアメリカを中心に、「KIWAYA - Eco Series」として輸出されているブランドです。

 

まだあんのか・・どころではなく、国産ウクレレのNo1の会社だったという・・

無知ってすげーなー・・って確か俺、楽器会社の社員だよな?(笑)

そういえばウチは作ってるのかな?ま、どうでもいいや。

で、このFamousウクレレ、いまや製品で安くても1万8千円はする。

 

そういう目で改めてこのウクレレをもう一度よく見てみると・・


ネックはしっかりとした木材から削り出しで作られている。

 

内側もしっかり木材で組み立ててあって、サイドのカーブの加工も手が込んでいる。

前にも書いたけど、昔の安物って今の安物には到底できないようなコストと手間がかかっている。

どおりでいい音がするわけだ。

 

これも日本の人件費が安かったころに、しっかりとした技術と材料で作られていたんだな。。。ペグ以外。

なんでこのクォリティであのペグだったのか、不思議なくらい。

 

ということでなんか捨てれなくなったどころか、子供のオモチャにするのももったいなく思ってきた。

ちょっとやってみようかな?