まず最初はスイッチの分解から。
スイッチの電極の裏、つまり取り付けたときの表側には絶縁と保護のためにシリコン系のコーキングが詰められていた。
これを小さなドライバやキリなどではがしていくと、現れたのはプリント基板といくつかのダイオード?と、ジャンパー線と、2本の配線。
1本は完全に独立したニュートラルランプ用、これだけはそのまま利用できる。

もう1本は3速に繋がっていているが、他の電極にもつながっている。
なのでこれはプリント基板のプリントをカットして3速専用の線とした。
他のギア用はあっちこっちのギアと接続されたりダイオードで片側しか電流が流れないようになっているが、何の意味があるのかわからない。
たぶん噂のイグナイターへの接続用でギアによる何かの制御をしているのだろう。
ただ、俺の今回の目的には無関係なので、それぞれのギアの電極が独立するように、表と裏をテスターでチェックしながらプリント基盤のプリントをカットしていく。
そして独立した1,2,4,5速のギアポジションの電極それぞれにコードをハンダつけ。
今回は狭いところを通すので細いカラーコードの束を秋葉原で買ってきてあって、それを使った。
基板部分は絶縁と保護と補強のためにシリコンを流し込んだ。

次は取り付けるための外部加工。
なんと言っても問題なのはスイッチの入る部分(電極面の突起部分)がノーマルは36mmなのに対してGSF400用は26mm、これを正円のまま電極の中心を揃えて外径を大きくしないといけない。
ホームセンターなどにメジャーを持っていろいろ計測して、最初は下水用の塩ビパイプの中継部品が使えそうと買ってみたが、よく考えると熱とオイルにさらされる場所になる。
そこで塩ビパイプの特性を調べると、耐油性は無いし温度も60℃くらいまでということで、これは使えない。
次に考えたのは金属の大型ワッシャーだが、外径36mmはホームセンターにはないので、ネットで探す。
すると鉄で何件かあったが内径が大きかったり小さかったりで、都合のいいサイズはない。
小さい分には広げればいいのだが鉄は加工が難しいし、厚みが足りない。
するとアルミワッシャーで厚みがあって外径36mm、内径19mmというものがあった。
そこでこれを通販で購入。
ちなみにその時に送料セーブのため他の物と抱き合わせたつもりが頼み忘れて、入手が遅くなったけど・・。
そして19mmを26mmに正確に丸く広げるために買ったのがステップドリル、通称たけのこ。
アルミならこれで簡単に広げられると思ったが、実際はうまく押さえることがむずかしくて大変だった。

この36mmのアルミワッシャーで取りつくから、あとは液体パッキンでシールすれば楽勝。
ヒマなのでスイッチのまわりにプラスチック板を貼って、液体パッキンのシールが広がるようにした。
これは適当な作り。
これで準備完了、そして半年後の今年2月のオイル交換の日をにいよいよ取付をすることにした。
(続く)