本物との出会い | thAshの雑種な日記

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主な登場人犬/ thAsh: ここの管理人、適当で不真面目で皮肉屋。 天然1号: 妻、平成サザエさん伝説の女、令和も伝説継続中!  フレディー: 長男 2011年5月追加。今の呼び名は2011/09/11の日記参照  天然2号: 愛犬、2015年1月4日没(享年19歳3ヶ月3日)。  

GW中は浜松は浜松祭りで盛り上がったようだ。
まー祭りとか興味ねーし、生粋の地元じゃねーし、どうでもいいんだが、地元の奴らはけっこう好きな奴が多い。
話の中で、昔はもっと荒かったという話と、ヤーさんが多かったとという話も聞いた。


実は何の所縁もない浜松に転職するまで浜松祭りは知らなかったが、逆に黒ビルとか○力一家とかのヤーさんの話は知っていた。
こっちの人からすれば逆だろ~って突っ込まれそうだが、本当に浜松にはそんな印象しかなかったのだよ。。。
なので浜松は怖い町という印象だった。


しかし俺がこっちに移住して20年、ヤーさん絡みで怖い想いをしたことは一度もない。
それどころか、それ風のチンピラに絡まれることも飲んでいてヤバいと感じたこともない。
これが時代なのか、地域なのかはわからないが、たぶんあまり表に出てこないんだろうね。


その前に働いていた横浜の駅前でさえ、怖いことはあったし、大学生のころにもいかにもという格好のアブナイ人にからまれたこともあった。
もっとも人生で一番絡まれたのは高校生のときの他校の不良からで、怖いことや荒れた話しはしょっちゅうだったし、顔がボコボコになった同級生も見た。


でも一番迫力があったのはだいぶ昔に神戸でのこと。
前の会社の先輩の家に遊びに行って、夜は神戸の三宮の明石焼きの店に連れて行ってもらった。
その店は明石焼きではけっこう有名らしく、町の真ん中にあったが、その日はガラガラで俺らともう一組がいた。
小さなカウンターだけの細長い狭い店で、俺らはけっこう騒いで盛り上がっていた。
すると入ってきたのがスーツ姿の男性、俺らの先のカウンターに座った。


最初は気にしてなかったのだが、違和感を感じたのはその人の後ろに別の男性がずっと突っ立っていることだ。
何してんだろ?とみると、立っている男は半歩足を開き、前に手を合わせて、無表情に立っていて、それがものすごく怖い。。
これが殺気というのか、オーラなのか、酔いも一瞬で覚めた覚えがある。
さらに座ってる男性は色黒で、大きくて体格がよく、スーツはちょっと光る布地で、ビシっとしてる。
これが店の親父に、広島から来たとか、これはうまいなぁとか言うと、親父はビシっと「ありがとうございますっ」と返事。
よく見ると、店の入り口にもガタイのいいのが立ってるし、いつのまにかもう一組の客(一般人)はいなくなってる。


俺の中のワーニングアラームが鳴る、これは普通の事態ではない。。
一緒にいた先輩も気がついたようで、いきなりふたりとも無口になってしまった。
間口の狭い店なので店を出るのも出にくい。
外には一人だけでなく、何人もいるようだ。そんなとこ通れないじゃないか。
こいつら護衛かよ。。。こんなとこもし襲撃されたら俺らもヤバいじゃねーか。。


永遠のような時間が流れたが、実際は30分もなかったと思うが、その人は親父に礼を言って、出て行った。
俺と先輩は無口なままで、店を出て周りを見渡してから、堰を切ったようにしゃべりだした。
「やばかった・・っすよね」
「あー、本物だね」


本物って護衛も含めていわゆるそういう格好だったり、パンチパーマじゃないんだね。
普通の格好で、普通の髪型で、普通じゃない何か・があったよ。