きっと・・・そばにいるんだ | アラフォー親父のわんこ生活

アラフォー親父のわんこ生活

元々、愛娘とパピヨン、チワックスの4人家族であったが、2024年1月に愛娘が22歳で急死。アラフォー親父が愛犬2頭と過ごす何気ない毎日の記録

今日から遡ること10日前、私はあることを思い出した。

 

娘が亡くなる11日前、病室にいた娘と夜な夜なLINEをした時のこと

 

 

父:今、会いたい人っている?

 

娘:嵐・・・かな

 

父:それ以外は?

 

娘:応援している人のライブとか

 

父:アイドルマスターかい!?

 

娘:声優さんの

  ちょうど4月に〇〇〇〇〇でやることになってね

  抽選で当たらないとだけど・・・

 

父:今週の土日に抽選なのかな!?

  差し支えなければ、声優さんの名前教えていただけますかな!?

 

娘:まだ発表されて、ファンクラブ先行をやっているところ

 

父:どなたかな?

 

娘:〇〇〇〇!

 

父:教えてくれてありがとう!ライブの申し込みしたの?

 

娘:ファンクラブ会員じゃないからしてない

 

父:ファンクラブ入ったら

 

娘:年単位だからな

 

父:いいじゃん!

 

娘:明日考える

 

父:考えても結論同じやろ!?

  今までずっとファンクラブ入りたかったんだろ

  入ろ!入ろ!

  俺からのプレゼントキャンペーン!

  明日面会へ行った時に手続きしよう

 

 

結局、LINEの翌日に面会へ行き娘に話した際、おそらく自分自身の身体が持ちにくくなってきていて、年単位でファンクラブに入っても・・・という思いが湧き上がっているようだった。

 

 

私は、この話を今から10日前に思い出し、私の名前でチケット抽選に申し込んでみることにしたのだ

 

そして昨夜、抽選結果がメールにて来ていたのだが・・・

 

なんと、まさかの当選!!!

 

何かの間違いじゃないかと思ったが、何度メールを見ても「当選」と書いてあった

 

しかし、娘はもう亡くなってしまった

 

この時、私は何かを感じた・・・

 

やっぱり近くに娘がいて毎日見守ってくれていたのかな

娘の強い想いが通じたのかな

 

と同時に、溢れる涙を堪えられなくなった

 

何と言うことなのか・・・こんな運命が待ち構えているなんて・・・

 

娘の遺影の前で当選の報告をし、私は娘の遺影を持ってライブに行くことに決めた

 

 

そして、もうひとつ娘との約束を思い出した

 

(こちらの記事でも紹介した)娘が行きたいところにも、この際だから行こう

 

娘が行きたかったあの場所、生きているうちに目に焼き付けておきたかった風景は、どんなものであったのか・・・

 

娘の遺影を持って一緒に楽しんでこようと

 

 

何と言う巡り合わせだったのであろうか

 

まさに奇跡としか言いようがない

 

ただ、本当は推しの方のライブに行きたかったであろう愛娘・・・

 

そう思うととても複雑な気持ちではあるが

 

 

きっと娘は・・・そばにいるんだと思った瞬間であった

 

本当にありがとう!