月命日:Second time | アラフォー親父のわんこ生活

アラフォー親父のわんこ生活

元々、愛娘と愛犬2頭の4人家族であったが、2024年1月に愛娘が22歳で急死。翌月にはさらにもう一人も・・・。
アラフォー親父が愛犬と過ごす何気ない日々の記録

今日は、愛娘が亡くなりちょうど2カ月

 

いま、あなたはどこで何をしているのだろうか・・・

1度はあの銀世界を観てみたいと言っていた札幌雪まつり?

大好きで何度か行ったディズニーリゾート?

それともユニバーサルスタジオジャパン?

時間があれば本ざんまいの毎日で、いつかはあのスケールの大きい図書館で本を読んでみたいと言っていた武雄図書館?

 

 

2023年12月4日に入院してから、「退院したら何をしたい?」と聞いた時、

あなたは「スカイツリーに行って、高いところからの景色をゆっくりと眺めてみたい!」と言っていたね

 

そのささやかな願いを叶えてあげることができず、ごめんなさい

 

 

昨日は、あなたが最後に入院していた病院から呼ばれて、あなたの身体の中で何が起こっていたのか、何が原因だったのか、どんな治療ができたのかなどを担当科の責任者や看護師さんと話し合いしてきたよ

 

病院との話し合いは、あなたが天国に旅立ってから2回目

 

改めて親として無力であったこと、色々な情報を入手していたのにも関わらずあなたの治療に結びつけることができなかったこと、本当に申し訳ありませんでした

 

医師や看護師さんは、「お父様は毎日病院に来て娘さんに付き添われ本当によく頑張られましたよ。自分を責めないでください。私たちも一生懸命治療を行ってきました」とおっしゃっていたけれど、私の中ではとても受け入れられない

 

そして入院中に病院として不手際があったことで治療や心理面にも影響させてしまったこと、私たちを何度も傷つけるような言動があったことなど、謝罪を受けたけれど今更遅いよ

 

 

ただね、いまの想いを伝えてきた

医師の方々からすると娘は多くの患者さんのうちの1人にすぎないかもしれないけれど、私にとっては唯一無二でかけがえのない本当に大切な娘であり1人の人間

だから私の最も大切な娘の死を無駄にしてほしくない

 

不手際や傷つける言動などは私たち家族でもう十分ですから、病院全体として患者さんやご家族への認識を改めてほしい

いま病院を利用されている、今後病院を利用される患者さんや支える周囲の方々を、あなた方の家族だと思って寄り添った対応をしてほしい

 

治療はもちろんだけれども、あなた方の一つひとつの言葉がけが患者さんやご家族の気持ちを安心させたり、勇気づけたり、不安にさせたりするんです

 

だからどうぞ、病院全体で改善していただきたい・・・と

 

そして、娘のような非常に稀な病気に罹患し一刻を争う状態の患者さんが、最短で最高の望まれる治療を受けられるよう、患者さんやご家族に情報を発信し続けてほしい・・・って

 

 

担当科の責任者も「ここがスタートだと思っています。本日お父様のお話を伺い、いかに医師と患者さん、ご家族との間における意識の部分に隔たりがあるのか理解できました。医師である私たちの当たり前は、患者さんやご家族にとっては当たり前ではないんだなあと反省しています。」と

 

 

でもね、あなたが生きているうちにこれらを実現できなかったこと、本当にごめん

 

そのかわりと言ってはなんだけれど、あなたが捧げてくれた人生、人の役に立つために行動してきた数々の行いや想いを、できる限り私が引き継いで、1人でも多くの人の心の支えになれるよう生きていくね

 

 

今日は、私にとっても愛犬2頭にとっても大切な存在であったあなたの月命日

 

あなたの好きだった、いかちび、雪の宿、特濃ミルクキャンディー、ポップコーン、パイの実、抹茶ラテゼリー、カンパン、チョコレートなどをお供えさせていただきましたよ

 

あなたの遺影と遺骨のまわりには、あなたが大好きだったリラックマ、ダッフィー、シェリーメイのぬいぐるみが取り囲んでいるよ

 

これからも、私たちを見守っていてね

 

私の娘で生まれてきてくれて、愛犬のよきお姉ちゃんでいてくれて、本当に本当にありがとう