悪なき殺人 (新潮文庫 ニ 4-1)

 

悪なき殺人 (新潮文庫 ニ 4-1)

 

吹雪の夜にフランスの山間部で起きた殺人事件を巡って、

5人の自分語りがあり、最後に全体像が見える、みたいな。

 

人が変わるたびに、そういうことだったの、という展開になって面白く読んだ。

最後は、国際ロマンス詐欺師も登場。

(本の背表紙に描いてあるからネタバレではないよねあせる

ほんと、『国際ロマンス詐欺』の本で読んだ通りだったー

 

 

 

 

バージェス家の出来事

 

バージェス家の出来事

 

エリザベス・ストラウトが、

『オリーブ・キタリッジの生活』の次に、書いた小説。

 

メイン州で育ったバージェス家の兄弟、

長男と、双子の弟&妹、を中心に、

妹の息子が起こしてしまった事件の裁判を追って話が進む。

 

この兄弟だけでなく、周辺の人々の視点からも話が進むので、

誰の話なの?何の話なの?と、

最初は、どう読んでいいか分からない感じがした。

 

子供の頃のトラウマとか、

メイン州に移住してくるソマリ人とか、

難しいところに切り込んでくるのは、凄いなとは思ったんだけれども。

 

後半になって、衝撃の事実が明かされて、そこからは引き込まれて読んだ。


 

実をいうと、

1回目は筋を追うのに精一杯だったので、2回、読んだ。

 

2回目になると、

構成の巧みさ、描写の繊細さが分かってきて、

物語の時間の中で、人々が少しずつ変わって(成長して?)いく様子や

人と人の結びつきの脆さや強さを

しみじみ味わった気がする。

 

この作品も素晴しいなあ。

 

 

 

 

 

 

オンラインの数独番組を見て

最小限のメモで数独を解くコツが掴めたように感じ、

自主練している。

 

パズル通信ニコリ別冊 数独通信Vol.46

 

パズル通信ニコリ別冊 数独通信Vol.46

 

今までの自己流とは違うやり方に戸惑いつつも、

毎日飽きずに(ほんとそれ)解き続け、

何とか、書き込みを減らして解けるようになってきた。

慣れればこちらのほうが楽しいオカメインコ

 

9✗9の数独が112問あるうち、100問目まで来た。

勝手に自分で、感動笑い泣き

 

 

 

 

 

久しぶりに描いたゼンタングル。

プロジェクトパック22より。