吹雪の夜にフランスの山間部で起きた殺人事件を巡って、
5人の自分語りがあり、最後に全体像が見える、みたいな。
人が変わるたびに、そういうことだったの、という展開になって面白く読んだ。
最後は、国際ロマンス詐欺師も登場。
(本の背表紙に描いてあるからネタバレではないよね)
ほんと、『国際ロマンス詐欺』の本で読んだ通りだったー
エリザベス・ストラウトが、
『オリーブ・キタリッジの生活』の次に、書いた小説。
メイン州で育ったバージェス家の兄弟、
長男と、双子の弟&妹、を中心に、
妹の息子が起こしてしまった事件の裁判を追って話が進む。
この兄弟だけでなく、周辺の人々の視点からも話が進むので、
誰の話なの?何の話なの?と、
最初は、どう読んでいいか分からない感じがした。
子供の頃のトラウマとか、
メイン州に移住してくるソマリ人とか、
難しいところに切り込んでくるのは、凄いなとは思ったんだけれども。
後半になって、衝撃の事実が明かされて、そこからは引き込まれて読んだ。
実をいうと、
1回目は筋を追うのに精一杯だったので、2回、読んだ。
2回目になると、
構成の巧みさ、描写の繊細さが分かってきて、
物語の時間の中で、人々が少しずつ変わって(成長して?)いく様子や
人と人の結びつきの脆さや強さを
しみじみ味わった気がする。
この作品も素晴しいなあ。
最小限のメモで数独を解くコツが掴めたように感じ、
自主練している。
今までの自己流とは違うやり方に戸惑いつつも、
毎日飽きずに(ほんとそれ)解き続け、
何とか、書き込みを減らして解けるようになってきた。
慣れればこちらのほうが楽しい
9✗9の数独が112問あるうち、100問目まで来た。
勝手に自分で、感動
久しぶりに描いたゼンタングル。
プロジェクトパック22より。