季節感の無い服装
イギリス人は寒さに強いみたいです。私自身は大の寒がりなので客観的に見るのが難しいのですが、確かにそうだと思います。真冬にもサンダルを履いて歩いている人がいるし、クラブでコートを預ける行列に並ぶのが面倒なのかその手数料を節約したいのか、凍える様な寒空の元タンクトップにミニスカートで歩いている若い女性の姿も見かけます。まあ、これは極端な例で普通にブーツを履いてコートを羽織って帽子やマフラーで防寒万全の人も大勢いますが。でもその下はTシャツ一枚だったりします。冬の間も家の中ではラジエーターのお陰で満遍なく暖かいせいでしょうか。
夏の間もさほど気温が上がらないせいか、少しでも暖かくなると皆さん張り切って袖無しの洋服等を着て日光浴をします。前にホームステイ先のお母さんが、曇りがちだった朝はウールのセーターを着混んでいたのに少し日が射して来た昼過ぎに語学学校から帰って来たらタンクトップにショートパンツに着替えていてびっくりした事があります。そういうお天気の良い日は一緒に庭に座って寛ぎましたが、私が日陰に日陰に移動するのを見て「弥生は太陽の光が嫌いだ。」って不思議がられてしまいました。だって眩しいのに。街中の公園には水着で日光浴をする人も登場します。
とにかく四季を通じて私は確実に職場や家庭の他の人より1枚多く洋服を着ていないと寒くて耐えられないのです。夫には「お年寄りじゃあるまいし。」とからかわれます。というのは、その寒さに強い皮膚も年齢を重ねると弱くなるのか、ギラギラ太陽の照りつける真夏に冬の毛のコートを着込んでいるのはいつも高齢の年金生活者らしき人々です。そういう人達は大抵細身なのでそれが私との共通点といえば共通点でしょうか。私は低血圧なのも寒がりに関係しているのかな。
イギリスには『衣替え』という習慣は無いです。冬でも室内ではTシャツ一枚だし夏でも毛のセーターが必要な日もあるので夏服と冬服の入れ替えもしません。『イギリスには一日の内に四季がある。』と言われている位だし。それに加えてロンドンではまず街を行く人の見かけ自体が様々で人種や国籍の違う人の存在が当たり前であるせいか、服装がかなり季節外れだったり奇妙でも周りの人がいちいち驚いたり注目したりしないせいもあるのだと思います。「きっと彼や彼女の育った国ではそれが普通なんだろう。」って。不思議に感じるのは四季がハッキリしていて見かけも大体同じな人が多い日本の様な国から来た人だけかも知れません。
夏の間もさほど気温が上がらないせいか、少しでも暖かくなると皆さん張り切って袖無しの洋服等を着て日光浴をします。前にホームステイ先のお母さんが、曇りがちだった朝はウールのセーターを着混んでいたのに少し日が射して来た昼過ぎに語学学校から帰って来たらタンクトップにショートパンツに着替えていてびっくりした事があります。そういうお天気の良い日は一緒に庭に座って寛ぎましたが、私が日陰に日陰に移動するのを見て「弥生は太陽の光が嫌いだ。」って不思議がられてしまいました。だって眩しいのに。街中の公園には水着で日光浴をする人も登場します。
とにかく四季を通じて私は確実に職場や家庭の他の人より1枚多く洋服を着ていないと寒くて耐えられないのです。夫には「お年寄りじゃあるまいし。」とからかわれます。というのは、その寒さに強い皮膚も年齢を重ねると弱くなるのか、ギラギラ太陽の照りつける真夏に冬の毛のコートを着込んでいるのはいつも高齢の年金生活者らしき人々です。そういう人達は大抵細身なのでそれが私との共通点といえば共通点でしょうか。私は低血圧なのも寒がりに関係しているのかな。
イギリスには『衣替え』という習慣は無いです。冬でも室内ではTシャツ一枚だし夏でも毛のセーターが必要な日もあるので夏服と冬服の入れ替えもしません。『イギリスには一日の内に四季がある。』と言われている位だし。それに加えてロンドンではまず街を行く人の見かけ自体が様々で人種や国籍の違う人の存在が当たり前であるせいか、服装がかなり季節外れだったり奇妙でも周りの人がいちいち驚いたり注目したりしないせいもあるのだと思います。「きっと彼や彼女の育った国ではそれが普通なんだろう。」って。不思議に感じるのは四季がハッキリしていて見かけも大体同じな人が多い日本の様な国から来た人だけかも知れません。
世界大戦関連
カナダから夫の元同僚、マイケルが遊びに来ました。彼は優秀なプログラマーで、彼と夫が同じウェブデザイン会社で働いていたのは97年夏から99年夏までの2年間です。カナダに帰ってからマイケルがヨーロッパに遊びに来るのはこれで3回目です。ロンドンで働いている間に書類不備で一度カナダに強制送還された事があるので、いつも空港の入国審査でのチェックが大変厳しかったのが、この頃ようやく簡単になってきたそうです。毎回まずイタリアに移住したクリスティーナ(元ガールフレンドでカナダ人。上記のウェブデザイン会社の社長。)とガブリ(クリスティーナの夫でイタリア人。)のお家を訪ね、その後イギリスの我が家に滞在、それからさらに他にもう1ヵ国訪ねます。今回はポルトガルでパールというプログラミング言語の国際会議にも出席するそうです。
今回の彼の滞在でのニュースは彼がベジタリアンになっていたという事です。土曜日のイングリッシュブレックファーストのテーブルで、「実は最近ベジタリアンになったので、ソーセージやベーコンは食べられないんだ、ごめんね。」って!あら~せっかく夕食用にステーキも用意していたのに!夫がペロッと食べちゃうだろうから無駄にはならないけど。なんでも『ファースト・フード・ネイション』という本の中で工業的な肉処理の過程を読んで以来気持ち悪くて食べられなくなってしまったそう。
もう1つ知らなかった事は彼が世界大戦の歴史に興味を持っているという事です。やはり女性よりは男性の方にそういう人が多いのかな。義理の父も生まれたのは第二次世界大戦後なのに当時の歴史に魅了されていて、昨年は一緒にノルマンディー作戦の舞台を訪ねる家族旅行をしました。親に反対されて諦めたけど、陸軍に入りたかったそうです。夫の知り合いの1人も同じく軍隊や武器など戦争関連の事に興味があって、彼は最近結婚したのですがなんとポーツマスに泊まっている軍艦の上で結婚式と披露宴を行ったそうです。
という訳で、日曜日はウエウトミンスターにある『キャビネット・ウォー・ルーム』に行きました。第二次世界大戦時のイギリスの首相、ウィンストン・チャーチルが閣僚達と政策、作戦会議を行った地下にある部屋が当時のまま保存されているのです。会議が行われた部屋の他に、地図の部屋、政治家や官僚達が寝泊まりした部屋、台所などが公開されていました。地図の部屋には床から天井まで地図が貼られ、その上には頭を色分けした画鋲がポチポチ刺してありました。、味方の部隊がどこにどの位の規模でいるかとかナチスドイツとの前線はどこかなどがそうやって表示してあるのです。コンピューターもないローテクの時代。え~っと入場料は10ポンドでした。
日曜日はその後近所に引っ越して来たお友達の家でハウスウォーミングパーティーに参加したので帰宅も遅くなり、月曜日(祝日)は寝坊してブランチを食べてようやく家を出たらもう午後2時を過ぎていました。そして向かったのはMHSベルファスト号です。今はロンドンブリッジ近くに停留していて博物館になっている軍艦です。ちょうどブラジルからの教習用の軍艦ブラジル号も隣に停泊していていつもの値段、8ポンドでこちらの船も見学できました。無料の飲み物まで用意されていました。私がMHSベルファスト号の見学をするのは今回で2回目です。中は何層にも分かれていて、梯子で昇り降りします。衣食住に関するものは全て揃っていてまるで小さな町のようです。
船内には壊れた船の部品を作る工場も付いていて、エンジンルームには狭いスペースにびっしりタンクやらパイプやら計測器やらが並んでいて私には訳が分からなかったけど、とにかく見た目がインダストリアルで(って本当にそうなんだけれども)格好良かったです。マイケルと夫が熱心に展示を見ている間、飽きてきた私はデジタルカメラでその工業的な機械類の美しさや薄暗い船内の雰囲気を写そうとしていました。三脚を持って来ていなかったので、梯子の段にカメラを載せて構図を決めてピントを合わせてから自動シャッターで写したり、床にカメラを置いて天井に向かって撮影したりして楽しかったです。
世界大戦関連の歴史に興味がある人には南ロンドン、ランベスにある『インペリアル・ウォー・ミュージアム』もお薦めです。最後に街中に残る戦争の痕について。我が家や私達の職場のある東ロンドンは荷揚げ港だったので、第二次世界大戦時にはドイツ軍による空襲に度々遭いました。私が帰宅時に使うバス停の前には7階建てのレンガの公営住宅があるのですが、その壁には以下の様な文を載せた石碑が取り付けてあります。『この建物のこの部分は1940年12月29日夜のドイツ空軍による爆弾攻撃で破壊されました。その後1949年に再建されました。』そしてその通り、その部分の建物はスタイルは両側と同じなのに、レンガの色が違っています。他の様に黄色ではなくて赤っぽいのです。
今回の彼の滞在でのニュースは彼がベジタリアンになっていたという事です。土曜日のイングリッシュブレックファーストのテーブルで、「実は最近ベジタリアンになったので、ソーセージやベーコンは食べられないんだ、ごめんね。」って!あら~せっかく夕食用にステーキも用意していたのに!夫がペロッと食べちゃうだろうから無駄にはならないけど。なんでも『ファースト・フード・ネイション』という本の中で工業的な肉処理の過程を読んで以来気持ち悪くて食べられなくなってしまったそう。
もう1つ知らなかった事は彼が世界大戦の歴史に興味を持っているという事です。やはり女性よりは男性の方にそういう人が多いのかな。義理の父も生まれたのは第二次世界大戦後なのに当時の歴史に魅了されていて、昨年は一緒にノルマンディー作戦の舞台を訪ねる家族旅行をしました。親に反対されて諦めたけど、陸軍に入りたかったそうです。夫の知り合いの1人も同じく軍隊や武器など戦争関連の事に興味があって、彼は最近結婚したのですがなんとポーツマスに泊まっている軍艦の上で結婚式と披露宴を行ったそうです。
という訳で、日曜日はウエウトミンスターにある『キャビネット・ウォー・ルーム』に行きました。第二次世界大戦時のイギリスの首相、ウィンストン・チャーチルが閣僚達と政策、作戦会議を行った地下にある部屋が当時のまま保存されているのです。会議が行われた部屋の他に、地図の部屋、政治家や官僚達が寝泊まりした部屋、台所などが公開されていました。地図の部屋には床から天井まで地図が貼られ、その上には頭を色分けした画鋲がポチポチ刺してありました。、味方の部隊がどこにどの位の規模でいるかとかナチスドイツとの前線はどこかなどがそうやって表示してあるのです。コンピューターもないローテクの時代。え~っと入場料は10ポンドでした。
日曜日はその後近所に引っ越して来たお友達の家でハウスウォーミングパーティーに参加したので帰宅も遅くなり、月曜日(祝日)は寝坊してブランチを食べてようやく家を出たらもう午後2時を過ぎていました。そして向かったのはMHSベルファスト号です。今はロンドンブリッジ近くに停留していて博物館になっている軍艦です。ちょうどブラジルからの教習用の軍艦ブラジル号も隣に停泊していていつもの値段、8ポンドでこちらの船も見学できました。無料の飲み物まで用意されていました。私がMHSベルファスト号の見学をするのは今回で2回目です。中は何層にも分かれていて、梯子で昇り降りします。衣食住に関するものは全て揃っていてまるで小さな町のようです。
船内には壊れた船の部品を作る工場も付いていて、エンジンルームには狭いスペースにびっしりタンクやらパイプやら計測器やらが並んでいて私には訳が分からなかったけど、とにかく見た目がインダストリアルで(って本当にそうなんだけれども)格好良かったです。マイケルと夫が熱心に展示を見ている間、飽きてきた私はデジタルカメラでその工業的な機械類の美しさや薄暗い船内の雰囲気を写そうとしていました。三脚を持って来ていなかったので、梯子の段にカメラを載せて構図を決めてピントを合わせてから自動シャッターで写したり、床にカメラを置いて天井に向かって撮影したりして楽しかったです。
世界大戦関連の歴史に興味がある人には南ロンドン、ランベスにある『インペリアル・ウォー・ミュージアム』もお薦めです。最後に街中に残る戦争の痕について。我が家や私達の職場のある東ロンドンは荷揚げ港だったので、第二次世界大戦時にはドイツ軍による空襲に度々遭いました。私が帰宅時に使うバス停の前には7階建てのレンガの公営住宅があるのですが、その壁には以下の様な文を載せた石碑が取り付けてあります。『この建物のこの部分は1940年12月29日夜のドイツ空軍による爆弾攻撃で破壊されました。その後1949年に再建されました。』そしてその通り、その部分の建物はスタイルは両側と同じなのに、レンガの色が違っています。他の様に黄色ではなくて赤っぽいのです。
イギリス料理
我が家では私がほぼ全面的に料理を担当しています。夫はおいしいものを食べるのは好きなのですが料理に興味が無いからです。夕食は和風洋風中華風のメニューを交互に作っています。夫は好き嫌いが無くて、ご飯も魚も食べられるので楽です。朝食は夫はバナナの輪切りを加えたシリアルとトースト、私はお茶漬けかうどんを食べます。娘は上記の朝食メニューを全部食べます。私は朝はどうも乾いた物を食べる気がしません。もちろんシリアルには牛乳をかけるのだけれど、それでもダメです。
最近興味が有るのがフードプロセッサー、ジューサー、ミキサー類の小型家電です。これがあったら千切り人参サラダとかタマネギのみじん切りなど夕食の準備の時間短縮が図れるし、朝食にはもっと気軽にスープや野菜ジュースなど水分が多くてサラッと飲めてしまうメニューが出来そうです。どのメーカーのが良いのかな~。研究中です。
夫はイギリス料理以外でもいろいろ食べるのでメニューに気を使わなくても良いのですが、彼の家族が遊びに来る時はそうは行きません。義理の父が食に関してはかなり保守的で、イギリスでは出前と言えば中華料理とインド料理が大人気なのですが、その両方とも「食べられなくはないけど・・・。」という感じなのです。そして同じヨーロッパ、イタリアから来たパスタでさも嫌がるのだそうです。パスタはイギリスでもかなり一般的に食べられていて、『外国料理』という感じではないのですが。
という訳で彼の家族が週末に遊びに来る日は典型的なイギリス料理を出します。まず朝食はイングリッシュブレックファースト。ソーセージ、ベーコン、目玉焼き、マッシュルーム、トマトをそれぞれフライパンで炒めます。それにベークドビーンズ、トースト、コーヒー、紅茶、オレンジジュースが定番です。夫の実家ではこれにケジョリー(主な材料はご飯、ほぐしたスモークされた白身魚、粗みじん切りにしたゆで卵、ターメリック、生クリーム)も加わります。
昼間は一緒に街中で買い物をしたり、博物館や美術館巡り、公園の散歩をしたりするので外食です。よくパブランチをしますが、典型的なメニューはロースト・ディナー、ソーセージ・アンド・マッシュ、シェファーズパイ(マッシュポテトと羊肉)、コテージパイ(マッシュポテトと牛肉)、フィッシュパイ(マッシュポテトと白身魚)、プラウマンズサンドイッチ(パンとサラダ、チーズ、ピクルス、チャツネ)、フィッシュ・アンド・チップス、ステーキ&キドニーパイ(牛肉と臓物のシチューを耐熱皿に入れ、上をパイの生地で覆ってオーブンで焼く)などです。最近ではタイ人のシェフを雇ってタイ料理を売り物にしているパブがたくさんありますが、もちろん義理の家族との外出ではこういうパブは選べません。
昼食が重めだった時は夕食は軽く、逆に昼食を軽く済ませた場合は、夕食は家でローストディナーを作ります。典型的なローストディナーの皿は以下の物で構成されています。オーブンで焼いた肉類、じゃがいも、ヨークシャープディング(小麦粉、卵、牛乳を混ぜた生地を焼き型で焼いたもの)。そして茹で野菜(人参、グリーンピース、芽キャベツ、栗)、それに上からグレイビーをかけます。肉が豚肉の場合はリンゴソース、七面鳥の場合はクランベリーソース、牛肉の場合はホースラディッシュ(西洋わさび)ソースを添えます。
こう書くと大掛かりのようだけど、基本的には下ごしらえした野菜と肉をオーブンに入れて焼くだけです。手を抜こうと思うえばいくらでも抜けます。例えばヨークシャープディングはいつも冷凍の常備して、肉を焼く時に一緒にオーブンに入れて終わりだし、人数が多いと分かっている時はやはり冷凍の既に皮むきの終わっているじゃがいもの大袋を準備しておいてこれもオーブンに入れて終わり!
食事の後は必ずデザートを食べます。プディングと呼んでいます。人気なのはアップルクランブル、トライフル(果物、ゼリー、スポンジの上にカスタードとホイップトクリ-ムをかける)、プロフィタロル(小さなホイップクリーム入りのシュークリームを積み上げて上からチョコレートソースをかける)、アイスクリーム、チョコレートケーキなどです。これも手作りはめったにしないです。食後しばらく経って小腹が空いた頃にはアルコール類やコーヒー、紅茶などと一緒にチーズ、ナッツ、チョコレートなどをつまみます。
私はイギリスの料理は大抵食べられますが唯一見かけがあまりに恐いので試していないのが東ロンドン名物料理、『ゼリー・イール』です。透明のゼリーの中にぶつ切りの鰻が入ってます。日本の蒲焼きのようにグリルしてあるのではなく、どうやら茹でてあるようです。例え一口食べるだけで残りが無駄になるとしても、せっかくイギリスに住んでいるのだし、1回位は挑戦してみるべきですよね。また毎年クリスマスには夫の実家に1週間ほど滞在するのですが、この時にはさすがに4日目位になるとごはんが恋しくなってきます。「ごはんじゃなくてもパスタでも良いから何かジャガイモ以外の物が食べたい!」と思います。そしてつくづく「夫の嗜好が義理の父と同じでなくて良かった。」と。
最近興味が有るのがフードプロセッサー、ジューサー、ミキサー類の小型家電です。これがあったら千切り人参サラダとかタマネギのみじん切りなど夕食の準備の時間短縮が図れるし、朝食にはもっと気軽にスープや野菜ジュースなど水分が多くてサラッと飲めてしまうメニューが出来そうです。どのメーカーのが良いのかな~。研究中です。
夫はイギリス料理以外でもいろいろ食べるのでメニューに気を使わなくても良いのですが、彼の家族が遊びに来る時はそうは行きません。義理の父が食に関してはかなり保守的で、イギリスでは出前と言えば中華料理とインド料理が大人気なのですが、その両方とも「食べられなくはないけど・・・。」という感じなのです。そして同じヨーロッパ、イタリアから来たパスタでさも嫌がるのだそうです。パスタはイギリスでもかなり一般的に食べられていて、『外国料理』という感じではないのですが。
という訳で彼の家族が週末に遊びに来る日は典型的なイギリス料理を出します。まず朝食はイングリッシュブレックファースト。ソーセージ、ベーコン、目玉焼き、マッシュルーム、トマトをそれぞれフライパンで炒めます。それにベークドビーンズ、トースト、コーヒー、紅茶、オレンジジュースが定番です。夫の実家ではこれにケジョリー(主な材料はご飯、ほぐしたスモークされた白身魚、粗みじん切りにしたゆで卵、ターメリック、生クリーム)も加わります。
昼間は一緒に街中で買い物をしたり、博物館や美術館巡り、公園の散歩をしたりするので外食です。よくパブランチをしますが、典型的なメニューはロースト・ディナー、ソーセージ・アンド・マッシュ、シェファーズパイ(マッシュポテトと羊肉)、コテージパイ(マッシュポテトと牛肉)、フィッシュパイ(マッシュポテトと白身魚)、プラウマンズサンドイッチ(パンとサラダ、チーズ、ピクルス、チャツネ)、フィッシュ・アンド・チップス、ステーキ&キドニーパイ(牛肉と臓物のシチューを耐熱皿に入れ、上をパイの生地で覆ってオーブンで焼く)などです。最近ではタイ人のシェフを雇ってタイ料理を売り物にしているパブがたくさんありますが、もちろん義理の家族との外出ではこういうパブは選べません。
昼食が重めだった時は夕食は軽く、逆に昼食を軽く済ませた場合は、夕食は家でローストディナーを作ります。典型的なローストディナーの皿は以下の物で構成されています。オーブンで焼いた肉類、じゃがいも、ヨークシャープディング(小麦粉、卵、牛乳を混ぜた生地を焼き型で焼いたもの)。そして茹で野菜(人参、グリーンピース、芽キャベツ、栗)、それに上からグレイビーをかけます。肉が豚肉の場合はリンゴソース、七面鳥の場合はクランベリーソース、牛肉の場合はホースラディッシュ(西洋わさび)ソースを添えます。
こう書くと大掛かりのようだけど、基本的には下ごしらえした野菜と肉をオーブンに入れて焼くだけです。手を抜こうと思うえばいくらでも抜けます。例えばヨークシャープディングはいつも冷凍の常備して、肉を焼く時に一緒にオーブンに入れて終わりだし、人数が多いと分かっている時はやはり冷凍の既に皮むきの終わっているじゃがいもの大袋を準備しておいてこれもオーブンに入れて終わり!
食事の後は必ずデザートを食べます。プディングと呼んでいます。人気なのはアップルクランブル、トライフル(果物、ゼリー、スポンジの上にカスタードとホイップトクリ-ムをかける)、プロフィタロル(小さなホイップクリーム入りのシュークリームを積み上げて上からチョコレートソースをかける)、アイスクリーム、チョコレートケーキなどです。これも手作りはめったにしないです。食後しばらく経って小腹が空いた頃にはアルコール類やコーヒー、紅茶などと一緒にチーズ、ナッツ、チョコレートなどをつまみます。
私はイギリスの料理は大抵食べられますが唯一見かけがあまりに恐いので試していないのが東ロンドン名物料理、『ゼリー・イール』です。透明のゼリーの中にぶつ切りの鰻が入ってます。日本の蒲焼きのようにグリルしてあるのではなく、どうやら茹でてあるようです。例え一口食べるだけで残りが無駄になるとしても、せっかくイギリスに住んでいるのだし、1回位は挑戦してみるべきですよね。また毎年クリスマスには夫の実家に1週間ほど滞在するのですが、この時にはさすがに4日目位になるとごはんが恋しくなってきます。「ごはんじゃなくてもパスタでも良いから何かジャガイモ以外の物が食べたい!」と思います。そしてつくづく「夫の嗜好が義理の父と同じでなくて良かった。」と。
ダヴさんとそのお友達(新しい彼女?)
コンコンと誰かが私達の玄関のドアをノックしました。時計を見ると午後10時過ぎです。今夜から家に宿泊する予定のカナダからのお友達の飛行機が予定より早く到着したのかなと思いつつ、夫とドアを開けるとそこには上の階に住むご近所さんが立っていました。あの、パルプのジャービス・コッカーさん似の方ではなく、その同居人の男性です。オリエンタルな顔立ちをした女性も一緒でした。あれ、でもいつも一緒にいるオリエンタル系の女性と背の低さは一緒だけどお化粧が、いや顔が違う気がすると思いました。
上階に住む男性が言うには「鍵を持たずに出掛けて閉め出されました。これからドアを蹴破ろうと思うんだけど音に驚かないでください。フラットメイト(ジャービス似さん)は10日間の予定で旅行中で、まいったな~。あ、そういえば彼は腕が細いから閉め出されるとレターボックスから腕を入れて鍵を開けてしまうんだよね。」と。「じゃ、私は体が柔らかくて腕も細いので試してみましょうか?」と言った所で夫が「それとも家が最近買った梯子で登ってみますか?もし窓の鍵かけてなかったら入れるでしょう。」と提案。
梯子の下を外階段の上に載せ、上階の男性が登り始めました。私と夫とオリエンタル系の女性の3人で梯子を支えつつ「落ちるなよ~。」と声をかけると「梯子をしっかり支えてくれれば大丈夫、僕昔はデコレーター(家の内装をする職人)をしていたから梯子に登るのは慣れているよ。」と言っていました。結局窓は簡単に開いて無事にフラットに入れた彼が内側からドアの鍵を開けました。「こ~んなに易々と窓からフラットに進入出来るとは知らなかった。今度から窓の鍵は絶対閉めてからでかけよう。」と反省していました。
ここで私達はこの建物に在住1年以上経った今夜になって初めてお互いに自己紹介をしました。彼の名前はダヴさんだそうです。私達が内心「え?ダヴソープのダヴ?デイヴ?」となっていると、それは彼にとってはいつもの事らしく「飛ぶ鳥のダヴ(鳩)だよ。本名です。」と言っていました。ご両親はヒッピーかな~。発音からイギリス人だと分かりました。「フラットメイト(ジャービス似さん)はドイツ人でイエンツ(確か。ドイツでは一般的な名前?)って言うんだ。」そうです。その場にいたオリエンタル系女性はお友達なのかな、その時までには完全にいつものオリエンタル系の彼女ではないと分かりました。彼女は紹介されなかったです。
「せっかくの金曜日の夜にご迷惑をかけてすみませんでした。本当に助かりました。ありがとう~。」と2人ともほっとした様子で家に入って行きました。お役に立てて良かったです。ところで、レターボックスから腕を入れて鍵を開ける方法も、私が試したらたぶん出来たと思います。実は以前実家に住んでいた時に家族誰かが在宅しているだろうと鍵を持たずに出掛けて実際に不在だった場合、私はその方法で鍵開けて入ってましたもの。という事はその気になれば同じ建物の他のどの家にも進入可能だったという事です。皆さん、鍵は内側からも外側からも鍵を使わないと開けられない物にしておいた方が安全ですよ。
上階に住む男性が言うには「鍵を持たずに出掛けて閉め出されました。これからドアを蹴破ろうと思うんだけど音に驚かないでください。フラットメイト(ジャービス似さん)は10日間の予定で旅行中で、まいったな~。あ、そういえば彼は腕が細いから閉め出されるとレターボックスから腕を入れて鍵を開けてしまうんだよね。」と。「じゃ、私は体が柔らかくて腕も細いので試してみましょうか?」と言った所で夫が「それとも家が最近買った梯子で登ってみますか?もし窓の鍵かけてなかったら入れるでしょう。」と提案。
梯子の下を外階段の上に載せ、上階の男性が登り始めました。私と夫とオリエンタル系の女性の3人で梯子を支えつつ「落ちるなよ~。」と声をかけると「梯子をしっかり支えてくれれば大丈夫、僕昔はデコレーター(家の内装をする職人)をしていたから梯子に登るのは慣れているよ。」と言っていました。結局窓は簡単に開いて無事にフラットに入れた彼が内側からドアの鍵を開けました。「こ~んなに易々と窓からフラットに進入出来るとは知らなかった。今度から窓の鍵は絶対閉めてからでかけよう。」と反省していました。
ここで私達はこの建物に在住1年以上経った今夜になって初めてお互いに自己紹介をしました。彼の名前はダヴさんだそうです。私達が内心「え?ダヴソープのダヴ?デイヴ?」となっていると、それは彼にとってはいつもの事らしく「飛ぶ鳥のダヴ(鳩)だよ。本名です。」と言っていました。ご両親はヒッピーかな~。発音からイギリス人だと分かりました。「フラットメイト(ジャービス似さん)はドイツ人でイエンツ(確か。ドイツでは一般的な名前?)って言うんだ。」そうです。その場にいたオリエンタル系女性はお友達なのかな、その時までには完全にいつものオリエンタル系の彼女ではないと分かりました。彼女は紹介されなかったです。
「せっかくの金曜日の夜にご迷惑をかけてすみませんでした。本当に助かりました。ありがとう~。」と2人ともほっとした様子で家に入って行きました。お役に立てて良かったです。ところで、レターボックスから腕を入れて鍵を開ける方法も、私が試したらたぶん出来たと思います。実は以前実家に住んでいた時に家族誰かが在宅しているだろうと鍵を持たずに出掛けて実際に不在だった場合、私はその方法で鍵開けて入ってましたもの。という事はその気になれば同じ建物の他のどの家にも進入可能だったという事です。皆さん、鍵は内側からも外側からも鍵を使わないと開けられない物にしておいた方が安全ですよ。
ルートカナル(歯根治療)
以前にもその名前は耳にした事がありましたが、とうとう自分がこんな大掛かりな歯の治療を受けるはめになるとは!今朝歯医者さんに行って今年の初めから違和感を感じていた左下の奥歯について相談したのです。その歯は数年前に虫歯の治療ででかなり深く削って詰め物をして貰って以来、ずっと敏感だったのです。とは言っても冷たい飲み物やアイスクリームなどが左側に行かないようにしていれば日常生活には特に支障はなかったのです。
ところが今年に入ってから徐々に違和感が増して行き、やがて軽い疼痛を感じるようになり、とうとう一昨日からは食事や熱い飲み物を摂取する時にも痛むようになってしまいました。その上口に何も入っていてなくても痛みを感じる時もあります。長くは続かないのですが。実は既に1月ほど前にこの微妙な痛みは虫歯のせいかと思って受診したのですが、その時はレントゲンを取っても治療が必要な虫歯は発見されず、「敏感な歯用の歯磨き粉使ってください。」と言われただけでした。
今回は歯の中にある神経が腫れていて放っておくと細菌が入って炎症を起こしてしまうので、歯根治療(ルートカナル)をするしかありませんねと言われました。歯の神経を抜いて、その抜き跡に詰め物をするそうです。神経を抜くと歯は弱くなるのでクラウンを被せる必要があるそうです。治療は一回では終わらず、2、3回の予約にわたって行われ、各回約45分ほど治療するそうです。また、神経を抜いた歯は、色も悪くなってしまうそうです。まあ、奥歯でしかも上からクラウンをするからほとんど見えないだろうけど。
さっそく治療の予約を入れようとしたのですが、それがなんと一番早くても9月の23日。昼間の予約でもそんなに待たねばならぬなら、どうせなら仕事を休まないで済むように1日の最後の予約枠を取る事にし、9月27日と10月3日と2つ予約を入れました。一昨日は歯の痛みで1回、昨夜は2回目が覚めた位なのに、更に一ヶ月もがまんできるのかな。歯医者さんは「痛みが酷くなったら救急で見ますから連絡をしてください。」と言いました。救急だと一回の治療に45分は取れないけれど、とりあえずは神経を抜いて痛みを無くす事はできるのだそうです。
歯医者さんは若い女性でインド・パキスタン系イギリス人のようです。明るい良い先生なんだけど、前からなんだか患者である私の話を最後まで聞いてくれないなという印象がありました。彼女は患者の話を聞き始めても、治療方針を思いつくとすぐに患者を遮って治療椅子に座らせるのです。ルートカナルはかなり重大な治療なのに説明もかなり大雑把でした。私が一般知識として知っている事(ルートカナルをすると歯の色が悪くなる。)にも触れず、私が「で、ルートカナルをすると歯が脆くなる事の他にどんなデメリットがありますか?」と聞いて初めて言及したのです。
確かにこの痛みを止めるにはルートカナル以外には抜歯しかありません。また、この先生が症状に対して最善の治療方法を選んでくれている事にも疑いはありません。この歯医者さんはNHSという国営の医療サービスの一部なので、お金儲けのために要りもしない治療を受けさせる事はしないでしょう。治療費の安い国営のサービスなので患者が沢山来て毎日仕事も忙しいのに私営セクターに移らないでいてくださって本当にありがたいです。それでもやっぱりもう少ししっかり私の症状の説明を聞いて貰いたかったし、治療の結果何が起こるのかもきちんと詳しく説明して欲しかったです。
という訳で、今夜苦情というよりはお願いの手紙を書いて歯医者さんの所属する診療所宛に送ろうと思っています。ついでに聞きそびれた質問も添えて。サービスに不満があったらサービスの提供先に改善して下さいと手紙を書く方が心の中に留めて鬱々と悩んだり怒ったりしているよりは精神衛生上良いです。苦情を受け取った側がそれを改善してくれるかはまた別の問題ですが、できる事はやったと満足できるし、サービスが改善されたらその恩恵は私にだけじゃなくて他の消費者にも行き渡ります。
ところが今年に入ってから徐々に違和感が増して行き、やがて軽い疼痛を感じるようになり、とうとう一昨日からは食事や熱い飲み物を摂取する時にも痛むようになってしまいました。その上口に何も入っていてなくても痛みを感じる時もあります。長くは続かないのですが。実は既に1月ほど前にこの微妙な痛みは虫歯のせいかと思って受診したのですが、その時はレントゲンを取っても治療が必要な虫歯は発見されず、「敏感な歯用の歯磨き粉使ってください。」と言われただけでした。
今回は歯の中にある神経が腫れていて放っておくと細菌が入って炎症を起こしてしまうので、歯根治療(ルートカナル)をするしかありませんねと言われました。歯の神経を抜いて、その抜き跡に詰め物をするそうです。神経を抜くと歯は弱くなるのでクラウンを被せる必要があるそうです。治療は一回では終わらず、2、3回の予約にわたって行われ、各回約45分ほど治療するそうです。また、神経を抜いた歯は、色も悪くなってしまうそうです。まあ、奥歯でしかも上からクラウンをするからほとんど見えないだろうけど。
さっそく治療の予約を入れようとしたのですが、それがなんと一番早くても9月の23日。昼間の予約でもそんなに待たねばならぬなら、どうせなら仕事を休まないで済むように1日の最後の予約枠を取る事にし、9月27日と10月3日と2つ予約を入れました。一昨日は歯の痛みで1回、昨夜は2回目が覚めた位なのに、更に一ヶ月もがまんできるのかな。歯医者さんは「痛みが酷くなったら救急で見ますから連絡をしてください。」と言いました。救急だと一回の治療に45分は取れないけれど、とりあえずは神経を抜いて痛みを無くす事はできるのだそうです。
歯医者さんは若い女性でインド・パキスタン系イギリス人のようです。明るい良い先生なんだけど、前からなんだか患者である私の話を最後まで聞いてくれないなという印象がありました。彼女は患者の話を聞き始めても、治療方針を思いつくとすぐに患者を遮って治療椅子に座らせるのです。ルートカナルはかなり重大な治療なのに説明もかなり大雑把でした。私が一般知識として知っている事(ルートカナルをすると歯の色が悪くなる。)にも触れず、私が「で、ルートカナルをすると歯が脆くなる事の他にどんなデメリットがありますか?」と聞いて初めて言及したのです。
確かにこの痛みを止めるにはルートカナル以外には抜歯しかありません。また、この先生が症状に対して最善の治療方法を選んでくれている事にも疑いはありません。この歯医者さんはNHSという国営の医療サービスの一部なので、お金儲けのために要りもしない治療を受けさせる事はしないでしょう。治療費の安い国営のサービスなので患者が沢山来て毎日仕事も忙しいのに私営セクターに移らないでいてくださって本当にありがたいです。それでもやっぱりもう少ししっかり私の症状の説明を聞いて貰いたかったし、治療の結果何が起こるのかもきちんと詳しく説明して欲しかったです。
という訳で、今夜苦情というよりはお願いの手紙を書いて歯医者さんの所属する診療所宛に送ろうと思っています。ついでに聞きそびれた質問も添えて。サービスに不満があったらサービスの提供先に改善して下さいと手紙を書く方が心の中に留めて鬱々と悩んだり怒ったりしているよりは精神衛生上良いです。苦情を受け取った側がそれを改善してくれるかはまた別の問題ですが、できる事はやったと満足できるし、サービスが改善されたらその恩恵は私にだけじゃなくて他の消費者にも行き渡ります。
雨
イギリスは雨がよく降るので有名ですが、日本のように一日中シトシトまたはザーザーと降り続ける事はめったにありません。イギリス人が雨の事を『シャワー』と呼ぶのも、こちらの雨はザーッと降り出しても大抵は15分も雨宿りしていれば止んだり、少なくとも傘なしでも歩き出せる程の小降りになるからでしょう。
それが原因なのかは分かりませんが、街中で長傘を使う人はあまり見かけません。折り畳み傘使用の人が圧倒的に多いです。一日中雨が降ったり止んだりするので使わないときはコンパクトにできる折りたたみ傘の方が都合が良いのでしょう。激しい雨には折り畳み傘では役不足だけれど、そんな時は雨宿りをしてやり過ごせば良いだけだし。
たま~に長傘を見かけると思えば大抵それは大人が2人は入れるんじゃないかという感じの巨大傘です。とにかく1人で使うのには無駄に不必要に大きい。黒の無地などもあるけど大抵企業の広告なんかが入っています。あれは何かのイベントで配られたのをその後も活用しているのかな。そのサイズの起源は昔お付きの人がご主人様のために大きな傘を捧げ持った所から来ているのかしら。
『オールド・ローリングストック』と呼ばれている、旧式のでも未だに一部で現役で走っている列車があります。この旧式列車はドアの取っ手が外側にしか付いておらず、降りる時は内側から窓を開けて腕を外に出して取っ手を回してドアをあけるのです。これも巨大傘と一緒で、昔列車に乗る人はドアの開閉などせず、外で送迎に来たお付きの人が開閉した所から来ているのではないかと想像しています。
最後に、イギリスにはかなりの雨でも濡れるのも構わずに傘なしで黙々と歩き続ける人も大勢います。髪の毛がびしょ濡れになっても平気で、歩調も普通で急ぐ様子もありません。私も霧雨だったり、短距離なら「傘なしでもさっと走って行ってしまおう。」って思いますが、そうじゃないようです。これはやはり「雨は直に止む。」と思っているからでしょうか。安いビニール傘の市場はイギリスには存在しないです。
それが原因なのかは分かりませんが、街中で長傘を使う人はあまり見かけません。折り畳み傘使用の人が圧倒的に多いです。一日中雨が降ったり止んだりするので使わないときはコンパクトにできる折りたたみ傘の方が都合が良いのでしょう。激しい雨には折り畳み傘では役不足だけれど、そんな時は雨宿りをしてやり過ごせば良いだけだし。
たま~に長傘を見かけると思えば大抵それは大人が2人は入れるんじゃないかという感じの巨大傘です。とにかく1人で使うのには無駄に不必要に大きい。黒の無地などもあるけど大抵企業の広告なんかが入っています。あれは何かのイベントで配られたのをその後も活用しているのかな。そのサイズの起源は昔お付きの人がご主人様のために大きな傘を捧げ持った所から来ているのかしら。
『オールド・ローリングストック』と呼ばれている、旧式のでも未だに一部で現役で走っている列車があります。この旧式列車はドアの取っ手が外側にしか付いておらず、降りる時は内側から窓を開けて腕を外に出して取っ手を回してドアをあけるのです。これも巨大傘と一緒で、昔列車に乗る人はドアの開閉などせず、外で送迎に来たお付きの人が開閉した所から来ているのではないかと想像しています。
最後に、イギリスにはかなりの雨でも濡れるのも構わずに傘なしで黙々と歩き続ける人も大勢います。髪の毛がびしょ濡れになっても平気で、歩調も普通で急ぐ様子もありません。私も霧雨だったり、短距離なら「傘なしでもさっと走って行ってしまおう。」って思いますが、そうじゃないようです。これはやはり「雨は直に止む。」と思っているからでしょうか。安いビニール傘の市場はイギリスには存在しないです。
ワイト島
金曜日の夜から2泊3日で娘の香蓮に会いに行ってきました。この夏約1ヵ月の間、ワイト島に住む夫の透の家族の所で預かって貰っているのです。今回はこちらでナニーのアルバイトをしながら学生をしている私の日本人の友人、雪子さんも一緒です。ロンドンのウォータルー駅からポーツマスハーバー駅まで行き、そこからフェリーに乗ってワイト島に渡りました。
ワイト島のフェリー乗り場には義理の父が香蓮(4才半)と香蓮の従姉妹(もうすぐ9才)を連れて車で迎えに来てくれていました。香蓮は私達の姿を見つけるなり「ダディー、マミー!」と叫び走って来たのに、私達の後ろにいる雪子さんに気がついたとたん、「雪子~!」と言って私達を素通りして雪子さんに駆け寄って行きました。歓迎どうもありがとう、香蓮。
金曜日はイギリスには珍しく、日中ほぼ途切れる事無く雨がしとしと降っていました。イギリス人は雨をシャワーって呼びますが、その名の通り普段はザーッと降ってもしばらくすれば止むのに。寒がりの私はコートを着込み、念のためマフラーも用意して行きました。でもね、大げさ過ぎるって事もないんです。ウォータルー駅で待ち合わせしていた時もコートやジャケットを着込んだ人、たくさん見かけました。
8月らしからぬ天候だったけど、荷物には水着も一応入れて行きました。夫の実家は今年の始めからワイト島でホテルを経営していて、お庭に温水プールが付いているからです。長さ10メートル幅5メートル位の小さなプールですが、何回も往復して泳ぐと結構良い運動になるし、何よりこれがこのプールに入れる最後の機会なので是非入りたかったのです。
夫の家族はホテル経営に関しては全く経験がないのですが、試行錯誤をしながらも急速に実際的な知識を身に付けてかなりうまく行っているようです。しかし。ホテルの中に住んでいるので、宿泊客に貸し出す部屋数は10部屋だけなのですが大変疲れるそうなんです。確かに3階建てなのでしょっちゅう階段を昇り降りしているような感じです。今既にもう少し規模の小さいホテルに買い替える手続き中で、その新しい所にはプールは付いていないのです。
結局土曜日も日曜日も良いお天気で、気温もぎりぎりプールに入れるほどには上がりました。香蓮は水着の上からライフジャケットのようなものを付けて水に入っていました。そのお陰で1人でも水面に浮いていられるのですが、あごはほとんど水面に付いています。なのでちょっと他の人が動いて波をたてると口に簡単に水が入ってしまうようです。
祖母に「だから口を閉じていなさい。」と言われ、必死に口を閉じつつ立ち泳ぎのような感じで手と足を動かすと少しづつ移動できて、それを「私泳げた!」と言って喜んでいます。2日目にはどういうきっかけでか、手足を動かしてくるくる廻る術を覚え、「私回転できるの、回転できるの!」と言いつつ得意げに顎から上だけを水面からだしてずっと右廻りしている様子がおかしかったです。私としては歩行器が実は歩行の訓練には役に立たないように、この身につける式の浮き輪も泳ぎを覚えるには逆効果なのではとも思いました。ま、いいか。
プールの後には義理の両親が車で島内ドライブに連れて行ってくれました。海沿いの崖の上からの景色は素晴らしかったです。近景右手には茶色、黄色、緑色のパッチワークのような畑、左手に青緑色の海、上にはまっ青な空があり、その先の遠景には島の白い崖、さらにその先にはイギリス本土が霞んで見えました。海上も空っぽじゃなくて、漁船や本土との間のフェリー、フランス行きのフェリーなどが忙しく行き交っていました。
日曜日のお昼にパブでローストディナーを頂いたのですが、そこでまたしても香蓮がハイチェアーに座りたがりました。でも彼女はもう4才半、身長108センチメートル、体重17キログラムなんです。透が抱っこして座らせようとしたけど足がつかえて入らないの。「もう無理だよ~。」と言われても香蓮、諦めなかったの。結局ギリギリで座れました。ところがしばらくして「椅子から降りる~。」と言い出したので透が助けて椅子から引き出そうとしたら、引き出せない!
押しても引いても抜け出せず、ウェイティングスタッフの人に頼んでネジ回しを持って来て貰ってハイチェアーのテーブルの部分を外してようやく脱出できました。テーブルがネジで止めてあって良かったよ~、接着剤じゃなくて。後者だったら椅子を壊さないといけない所でした。これで懲りてもう二度とハイチェアーに座りたいと言い出さないと思います。一時はパニックになっていたのに脱出後はケロリとしてウェイティングスタッフの人達に話しかけ、食事が終わって店を出る頃にはお店の人に「香蓮ちゃん、さようなら~。」と名前も覚えて貰っていました。
日曜の午後4時過ぎにロンドンに戻る為にワイト島のフェリー乗り場に行きました。ちょうどフェリーが出発する所で夫の家族と慌ただしくお別れの挨拶をしました。香蓮は車を駐車した時点から泣き出して、フェリーに乗ってから振り返るとまだ泣いていて、でももう両親は引き返して来ないと分かったのか、諦観したように消極的に手を振っていました。後で電話したらその後ホテルに帰るまでの30分間泣き通したそうです。
でもね、ロンドンで一日中私立保育園(これがイマイチなのです。普段は9時から3時までは公立保育園で過ごすけど、公立保育園の夏休み中はここで8時半から6時まで日ここで過ごさなくてはならないのです。)に居るより楽しいよ。おじいちゃん、おばあちゃん、伯父さん、伯母さん、従姉妹、血は繋がってないけどとてもかわいがって貰っている伯父さんの両親、ボーダーコリーの子犬のビル、猫のルイもいるしね。
ワイト島のフェリー乗り場には義理の父が香蓮(4才半)と香蓮の従姉妹(もうすぐ9才)を連れて車で迎えに来てくれていました。香蓮は私達の姿を見つけるなり「ダディー、マミー!」と叫び走って来たのに、私達の後ろにいる雪子さんに気がついたとたん、「雪子~!」と言って私達を素通りして雪子さんに駆け寄って行きました。歓迎どうもありがとう、香蓮。
金曜日はイギリスには珍しく、日中ほぼ途切れる事無く雨がしとしと降っていました。イギリス人は雨をシャワーって呼びますが、その名の通り普段はザーッと降ってもしばらくすれば止むのに。寒がりの私はコートを着込み、念のためマフラーも用意して行きました。でもね、大げさ過ぎるって事もないんです。ウォータルー駅で待ち合わせしていた時もコートやジャケットを着込んだ人、たくさん見かけました。
8月らしからぬ天候だったけど、荷物には水着も一応入れて行きました。夫の実家は今年の始めからワイト島でホテルを経営していて、お庭に温水プールが付いているからです。長さ10メートル幅5メートル位の小さなプールですが、何回も往復して泳ぐと結構良い運動になるし、何よりこれがこのプールに入れる最後の機会なので是非入りたかったのです。
夫の家族はホテル経営に関しては全く経験がないのですが、試行錯誤をしながらも急速に実際的な知識を身に付けてかなりうまく行っているようです。しかし。ホテルの中に住んでいるので、宿泊客に貸し出す部屋数は10部屋だけなのですが大変疲れるそうなんです。確かに3階建てなのでしょっちゅう階段を昇り降りしているような感じです。今既にもう少し規模の小さいホテルに買い替える手続き中で、その新しい所にはプールは付いていないのです。
結局土曜日も日曜日も良いお天気で、気温もぎりぎりプールに入れるほどには上がりました。香蓮は水着の上からライフジャケットのようなものを付けて水に入っていました。そのお陰で1人でも水面に浮いていられるのですが、あごはほとんど水面に付いています。なのでちょっと他の人が動いて波をたてると口に簡単に水が入ってしまうようです。
祖母に「だから口を閉じていなさい。」と言われ、必死に口を閉じつつ立ち泳ぎのような感じで手と足を動かすと少しづつ移動できて、それを「私泳げた!」と言って喜んでいます。2日目にはどういうきっかけでか、手足を動かしてくるくる廻る術を覚え、「私回転できるの、回転できるの!」と言いつつ得意げに顎から上だけを水面からだしてずっと右廻りしている様子がおかしかったです。私としては歩行器が実は歩行の訓練には役に立たないように、この身につける式の浮き輪も泳ぎを覚えるには逆効果なのではとも思いました。ま、いいか。
プールの後には義理の両親が車で島内ドライブに連れて行ってくれました。海沿いの崖の上からの景色は素晴らしかったです。近景右手には茶色、黄色、緑色のパッチワークのような畑、左手に青緑色の海、上にはまっ青な空があり、その先の遠景には島の白い崖、さらにその先にはイギリス本土が霞んで見えました。海上も空っぽじゃなくて、漁船や本土との間のフェリー、フランス行きのフェリーなどが忙しく行き交っていました。
日曜日のお昼にパブでローストディナーを頂いたのですが、そこでまたしても香蓮がハイチェアーに座りたがりました。でも彼女はもう4才半、身長108センチメートル、体重17キログラムなんです。透が抱っこして座らせようとしたけど足がつかえて入らないの。「もう無理だよ~。」と言われても香蓮、諦めなかったの。結局ギリギリで座れました。ところがしばらくして「椅子から降りる~。」と言い出したので透が助けて椅子から引き出そうとしたら、引き出せない!
押しても引いても抜け出せず、ウェイティングスタッフの人に頼んでネジ回しを持って来て貰ってハイチェアーのテーブルの部分を外してようやく脱出できました。テーブルがネジで止めてあって良かったよ~、接着剤じゃなくて。後者だったら椅子を壊さないといけない所でした。これで懲りてもう二度とハイチェアーに座りたいと言い出さないと思います。一時はパニックになっていたのに脱出後はケロリとしてウェイティングスタッフの人達に話しかけ、食事が終わって店を出る頃にはお店の人に「香蓮ちゃん、さようなら~。」と名前も覚えて貰っていました。
日曜の午後4時過ぎにロンドンに戻る為にワイト島のフェリー乗り場に行きました。ちょうどフェリーが出発する所で夫の家族と慌ただしくお別れの挨拶をしました。香蓮は車を駐車した時点から泣き出して、フェリーに乗ってから振り返るとまだ泣いていて、でももう両親は引き返して来ないと分かったのか、諦観したように消極的に手を振っていました。後で電話したらその後ホテルに帰るまでの30分間泣き通したそうです。
でもね、ロンドンで一日中私立保育園(これがイマイチなのです。普段は9時から3時までは公立保育園で過ごすけど、公立保育園の夏休み中はここで8時半から6時まで日ここで過ごさなくてはならないのです。)に居るより楽しいよ。おじいちゃん、おばあちゃん、伯父さん、伯母さん、従姉妹、血は繋がってないけどとてもかわいがって貰っている伯父さんの両親、ボーダーコリーの子犬のビル、猫のルイもいるしね。
正社員としての採用決定!
デザイン部長の一平太さんに「8月24日以降の私の待遇はどうなるのでしょうか?」と問い合わせのメールを送っていました。でも社内のメールシステムに障害が出ていてどうしても届かないようなので、プリントアウトして本人に渡してしまいました。読んですぐに「巌さん(社長)とも相談して今日中に返事するから。思い出させてくれてありがとう。」と言ってくれました。やっぱり忘れられていたんです~。辛抱強く24日まで待たなくて良かったわ。
結局午後になってから一平太さんに「ちょっといい?」とバルコニーに呼び出されて「正社員採用を決定したよ。でも給料その他の契約については来週話し合って決めましょう。あ、僕来週いっぱい有給休暇を取るんだった。えっとじゃあ再来週ね。」と言われました。「正社員に採用して頂ける事が決まって嬉しいです。」と私が言うと、「君が喜んでいると聞いて僕も嬉しいよ。」と返ってきました。
今週はまだ木曜日金曜日と残っているのに正式な契約をすぐに結ばなかったのは、きっと会計部長の信之介さんが今週いっぱいお休みだからかな。一平太さんは信之介さんの名前は出さなかったけど給料や契約の話は彼もいる席でしたいのでしょう。社長の巌さんも昼前からスーツケースを引いて出て行ったから泊まりがけの出張なんだろうし。そして私も明日は有給を取っています。
交渉を待つ間にシニアプリントデザイナーの年収の目安をインターネットで調べてみようと思います。これ位なら妥当っていう線を知っておきたいのです。まさか一平太さんや他のデザイナーに「年収はいくらですか?」とは聞けないし、皐月さんにも聞きにくいし。もちろん彼女は仕事上の秘密守秘義務があると思うので「この額だと野心的すぎる?」位の質問ですが。私には会社勤めのプリントデザイナーのお友達や知り合いはいないし。デザイナーの募集広告を見てもほとんど年収って明記してないんですよね。
フリーランスの契約は延長しない約束だったので、正社員として採用されなければこのブログは引き続きの就職活動の話になる所でした。まだ肝心のお給料の額が決まってないのが引っかかりますが、今フリーランスとして毎月支払いを受けている額に単純に12をかけると前の会社の年俸よりわずかに良い位なので、年収が落ちるという事は無いと思います。とりあえず正社員採用と言って貰えたので一安心です。
結局午後になってから一平太さんに「ちょっといい?」とバルコニーに呼び出されて「正社員採用を決定したよ。でも給料その他の契約については来週話し合って決めましょう。あ、僕来週いっぱい有給休暇を取るんだった。えっとじゃあ再来週ね。」と言われました。「正社員に採用して頂ける事が決まって嬉しいです。」と私が言うと、「君が喜んでいると聞いて僕も嬉しいよ。」と返ってきました。
今週はまだ木曜日金曜日と残っているのに正式な契約をすぐに結ばなかったのは、きっと会計部長の信之介さんが今週いっぱいお休みだからかな。一平太さんは信之介さんの名前は出さなかったけど給料や契約の話は彼もいる席でしたいのでしょう。社長の巌さんも昼前からスーツケースを引いて出て行ったから泊まりがけの出張なんだろうし。そして私も明日は有給を取っています。
交渉を待つ間にシニアプリントデザイナーの年収の目安をインターネットで調べてみようと思います。これ位なら妥当っていう線を知っておきたいのです。まさか一平太さんや他のデザイナーに「年収はいくらですか?」とは聞けないし、皐月さんにも聞きにくいし。もちろん彼女は仕事上の秘密守秘義務があると思うので「この額だと野心的すぎる?」位の質問ですが。私には会社勤めのプリントデザイナーのお友達や知り合いはいないし。デザイナーの募集広告を見てもほとんど年収って明記してないんですよね。
フリーランスの契約は延長しない約束だったので、正社員として採用されなければこのブログは引き続きの就職活動の話になる所でした。まだ肝心のお給料の額が決まってないのが引っかかりますが、今フリーランスとして毎月支払いを受けている額に単純に12をかけると前の会社の年俸よりわずかに良い位なので、年収が落ちるという事は無いと思います。とりあえず正社員採用と言って貰えたので一安心です。
二度ある事は三度ある?
出勤途中バスを降りた後に、いつも通りバッグの中から職場の鍵を取り出そうとしました。ところが今朝はバッグの中に鍵がありませんでした。昨日のバッグの中に入れっぱなしになっているに違いありません。私の机に辿り着くまでには3つの鍵付きのドアとアラームをクリアしなくてはらないのに。最初のドアは、道路と中庭を分ける為に建てられた金属製の柵の門に付いています。これはちょうど誰かが出て来る所だったので一緒に通過。中庭に入り、次のドアは建物のメインの入り口にありますがこれも清掃員さんが解放していたので無事通過。でも最後の職場のドアの鍵はやっぱりかかっていました。私が一番乗りでした~。3階の会社の前の階段の踊り場はガラス張りで、窓は開いてても温室みたいで暑~い。5分ほどで同僚が出勤して来てくれて助かりました。
さてその暑~い踊り場で待つ間、することもなくふとジーンズのポケットに手を入れてみるとなんとナマのチューインガムが!よ~くみるとそれは噛みカスではなくて、新しいガムでした。イギリスのガムって日本のガムみたいに一枚一枚丁寧に包装されていません。長方形の厚みは4ミリ位の周りは固い砂糖で包まれた錠剤みたいになっていて、10個位まとめて包装してあります。たぶん私はガムが噛みたくて、でも手持ちのがなかったので夫に1つ貰い、すぐ食べるから大丈夫と思いつつポケットに一旦入れてそのまま忘れて洗濯してしまったんです、きっと。ティッシュであらかたガムは取ったけど、洗濯で溶けた表面の部分がまだ布に付着したままです。帰宅したら氷で冷やしてからはがしてみよう。
と、たいした不幸でもないけれど朝から2件連続不運に見舞われてしまいました。『二度ある事は三度ある。』とも言うし、ここはその三度目の不幸が交通事故みたいな重大な物だったりしたら 嫌なのでわざと事故を起こそうと思いました。鍵を開けて入れてくれた同僚がこちらに背中を向けている間に、デザイン部門のキュービクルの中でわざと静かに転んでみた私。完全に挙動不審。同僚が見ていなかったのは自信あるけど、近隣の一般住宅の居間のソファに座って朝食中の人などに密かに目撃されていたりしてと後で思い至りました。大丈夫だと思うけど。もう街中のお店の中でも通りでも公共の交通機関の中でもビルのエレベーター(イギリス英語ではリフトと呼ぶ。)の中でも防犯カメラがあちこちについていているからね、人目がないと思っても安心はできません。
日中は縁起をかついで転んでおいたお陰か何事もなく淡々と過ぎて行きました。今日はポケットサイズでハードカバーの『脳内ゲーム』の本の表紙と中身のレイアウトの見本をデザインしていました。これは既にシリーズで何冊も違うタイトルの本が出ているのでそのスタイルを踏襲しての制作です。前の会社では本を一冊デザインし終わって仕事を焼き付けたCDを注文主の出版社に送ってから、印刷された本が届けられるまでに3ヵ月はかかっていたと思います。出版社の担当の編集の人が忙しいと更に遅れたり。でもテムズ河出版ではそのサイクルが随分短いです。特別に急ぎの本は人件費の易い極東の印刷工場には送らずイングランド内の工場に送るようですが、それにしても。デザイナーである私の手を離れて1月も経たない内に印刷されて製本されたピカピカの本が納入されてくるのです。
8月に入ってからず~っと涼しいというか寒くて私はウールのカーディガンを着る程の低気温が続いていましたが、久しぶりに暖かくなりました。気温が25度まで上がって午後には冷房が欲しい程に。各部門に1台づつ冷風扇風機(扇風機だけど、水を入れるようになっていて送り出される風が室温より冷たくなっている。)があるはずなのに前の熱波の時ははなぜかデザイン部にはなかったんです。デザイン部長の一平太さんを始め初音さん、蒼哉さんも静かに暑さに耐えていた・・・。皐月さんに聞いてみたら、1台不良品でメーカーに送りかえされていたそうです。初音さんと「試運転してみよう!」と備え付けの如雨露で水を汲んで来て冷風扇風機に給水しました。風、確かに冷たかったけど真ん前に立たないとあまり効果は感じられなかったな。
予想外の出来事といえば1つだけ。昼前に25日以降の私の進退伺いのメールを一平太さんに送ったのに何の返事もなかったのでどうしたのかなと思っていました。昨夜夫に推敲を手伝って貰って下書きをしておいたのです。結局夕方帰る時になってそのメールも外のメールも私から送ったメールは一切一平太さんに届いていなかった事が判明しました。昨日から会社全体のメールシステムに障害が出ていて、外部からのメールが届かなくなっているのは知っていたけど、内部のメールも一部影響を受けていたようです。な~んだ~ドキドキして返事待ってて損しました。明日の朝一番に、急遽一時的に設定されたメールアドレスの方に送ってみようと思います。今度はメールの終わりに「返事は直ぐにでなくて良いのでメールが到着したかだけ教えてください。」って書き添えて。
さてその暑~い踊り場で待つ間、することもなくふとジーンズのポケットに手を入れてみるとなんとナマのチューインガムが!よ~くみるとそれは噛みカスではなくて、新しいガムでした。イギリスのガムって日本のガムみたいに一枚一枚丁寧に包装されていません。長方形の厚みは4ミリ位の周りは固い砂糖で包まれた錠剤みたいになっていて、10個位まとめて包装してあります。たぶん私はガムが噛みたくて、でも手持ちのがなかったので夫に1つ貰い、すぐ食べるから大丈夫と思いつつポケットに一旦入れてそのまま忘れて洗濯してしまったんです、きっと。ティッシュであらかたガムは取ったけど、洗濯で溶けた表面の部分がまだ布に付着したままです。帰宅したら氷で冷やしてからはがしてみよう。
と、たいした不幸でもないけれど朝から2件連続不運に見舞われてしまいました。『二度ある事は三度ある。』とも言うし、ここはその三度目の不幸が交通事故みたいな重大な物だったりしたら 嫌なのでわざと事故を起こそうと思いました。鍵を開けて入れてくれた同僚がこちらに背中を向けている間に、デザイン部門のキュービクルの中でわざと静かに転んでみた私。完全に挙動不審。同僚が見ていなかったのは自信あるけど、近隣の一般住宅の居間のソファに座って朝食中の人などに密かに目撃されていたりしてと後で思い至りました。大丈夫だと思うけど。もう街中のお店の中でも通りでも公共の交通機関の中でもビルのエレベーター(イギリス英語ではリフトと呼ぶ。)の中でも防犯カメラがあちこちについていているからね、人目がないと思っても安心はできません。
日中は縁起をかついで転んでおいたお陰か何事もなく淡々と過ぎて行きました。今日はポケットサイズでハードカバーの『脳内ゲーム』の本の表紙と中身のレイアウトの見本をデザインしていました。これは既にシリーズで何冊も違うタイトルの本が出ているのでそのスタイルを踏襲しての制作です。前の会社では本を一冊デザインし終わって仕事を焼き付けたCDを注文主の出版社に送ってから、印刷された本が届けられるまでに3ヵ月はかかっていたと思います。出版社の担当の編集の人が忙しいと更に遅れたり。でもテムズ河出版ではそのサイクルが随分短いです。特別に急ぎの本は人件費の易い極東の印刷工場には送らずイングランド内の工場に送るようですが、それにしても。デザイナーである私の手を離れて1月も経たない内に印刷されて製本されたピカピカの本が納入されてくるのです。
8月に入ってからず~っと涼しいというか寒くて私はウールのカーディガンを着る程の低気温が続いていましたが、久しぶりに暖かくなりました。気温が25度まで上がって午後には冷房が欲しい程に。各部門に1台づつ冷風扇風機(扇風機だけど、水を入れるようになっていて送り出される風が室温より冷たくなっている。)があるはずなのに前の熱波の時ははなぜかデザイン部にはなかったんです。デザイン部長の一平太さんを始め初音さん、蒼哉さんも静かに暑さに耐えていた・・・。皐月さんに聞いてみたら、1台不良品でメーカーに送りかえされていたそうです。初音さんと「試運転してみよう!」と備え付けの如雨露で水を汲んで来て冷風扇風機に給水しました。風、確かに冷たかったけど真ん前に立たないとあまり効果は感じられなかったな。
予想外の出来事といえば1つだけ。昼前に25日以降の私の進退伺いのメールを一平太さんに送ったのに何の返事もなかったのでどうしたのかなと思っていました。昨夜夫に推敲を手伝って貰って下書きをしておいたのです。結局夕方帰る時になってそのメールも外のメールも私から送ったメールは一切一平太さんに届いていなかった事が判明しました。昨日から会社全体のメールシステムに障害が出ていて、外部からのメールが届かなくなっているのは知っていたけど、内部のメールも一部影響を受けていたようです。な~んだ~ドキドキして返事待ってて損しました。明日の朝一番に、急遽一時的に設定されたメールアドレスの方に送ってみようと思います。今度はメールの終わりに「返事は直ぐにでなくて良いのでメールが到着したかだけ教えてください。」って書き添えて。
嫌ってるんじゃなくて内気なだけ
通常出勤時には、まず夫が娘を連れて玄関の外に出ます。私は戸締まりと火の元の最終確認の後にアラームをセットしてから玄関の扉を閉めます。今朝も私がアラームをセットしようとしていた所、3階の人が階段を降りて来る音が聞こえました。私達が住む建物は3階建てで、私達が住む2階の踊り場までは外階段を登ります。3階に住む人はさらに我が家の玄関のドアの隣のドアの中にある内階段を上がって自宅に辿り着く構造になっています。
その3階のフラットに上がるための内階段の下のスペースが、我が家の納戸になっていて、そこにアラームの操作板が設置してあります。アラームをセットすると、すぐに警報音が鳴り出して、私が玄関のドアを閉めてからも15秒程鳴り続けます。これが結構うるさくてセットする私自身も毎回心臓がドキッとしてしまうのですが。ちなみに帰宅時も玄関のドアを開けてから操作板に暗証番号を打ち込むまでは警報音が鳴ります。前の住人が設置したのをそのまま引き継いで使っています。
まあ、それはともかく、私が3階のご近所さんの足音を聞いたように当然ご近所さんも私がアラームをセットしている音が聞こえていたはずです。ふと「私がご近所さんの立場だったら、私達とかち合わないように内階段から出るドアを直ぐに開けずにしばらく待ってやり過ごすかな。」と思いました。そうしたらなんと図星だったようで、ドコドコと降りて来る足音がピタリと止まって静かになりました。
夫と外階段を降りながら私が考えた事を話したら、夫も「分かる分かる、自分もきっとそうする。たぶんご近所さんは2人じゃなくて1人だったんじゃないかな。そうしたらますます隠れようとすると思う。」と言っていました。私達が階段を下りきって歩き出してからしばらくしてカチャと、ご近所さんのドアが開く音がしました。私は「ほらね。」と言って、でもご近所さんの努力を無にしないように私も夫も振り返らずに歩き続けました。
その3階のフラットに上がるための内階段の下のスペースが、我が家の納戸になっていて、そこにアラームの操作板が設置してあります。アラームをセットすると、すぐに警報音が鳴り出して、私が玄関のドアを閉めてからも15秒程鳴り続けます。これが結構うるさくてセットする私自身も毎回心臓がドキッとしてしまうのですが。ちなみに帰宅時も玄関のドアを開けてから操作板に暗証番号を打ち込むまでは警報音が鳴ります。前の住人が設置したのをそのまま引き継いで使っています。
まあ、それはともかく、私が3階のご近所さんの足音を聞いたように当然ご近所さんも私がアラームをセットしている音が聞こえていたはずです。ふと「私がご近所さんの立場だったら、私達とかち合わないように内階段から出るドアを直ぐに開けずにしばらく待ってやり過ごすかな。」と思いました。そうしたらなんと図星だったようで、ドコドコと降りて来る足音がピタリと止まって静かになりました。
夫と外階段を降りながら私が考えた事を話したら、夫も「分かる分かる、自分もきっとそうする。たぶんご近所さんは2人じゃなくて1人だったんじゃないかな。そうしたらますます隠れようとすると思う。」と言っていました。私達が階段を下りきって歩き出してからしばらくしてカチャと、ご近所さんのドアが開く音がしました。私は「ほらね。」と言って、でもご近所さんの努力を無にしないように私も夫も振り返らずに歩き続けました。