テムズ河の潮汐を眺めつつ -310ページ目

イギリスの3大デザイン・イコン

ロンドンの地下鉄の地図、スピットファイヤー、コンコルドがイギリスの3大デザイン・イコンとして選ばれました。Design Museumの来館者とBBC Twoの『The Culture Show』の視聴者が25の候補のデザインから選んだ結果です。

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ロンドンの地下鉄の地図

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スピットファイヤー

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コンコルド

候補のデザインには赤い電話ボックス、赤いダブルデッカーバス、ミニ、トゥーム・レイダー、ダイソン掃除機、ザ・フェイス・マガジン、ジャガー、道路標示、アストン・マーチン、ミニスカート、ペンギン・ペーパーバックなどがあります。
 一般市民からの投票を募って今回選ばれた3大デザイン・イコンの中からさらにどれが最優秀かが決定される事になります。上記のデザインの他全てのデザインの写真とその説明をこちらで見る事ができます。このページであなたも投票に参加できます!

どのデザイン・イコンもリンク先に説明があるのでここではそれぞれについての私の印象を書いてみたいと思います。ロンドンの地下鉄の地図についてはそのイメージは国民の脳裏に焼き付いていて一般企業の広告でも頻繁にパロディーで使われています。
 デザイン・カレッジ時代にもこの地図のデザインについて調べてレポートを書く学生が居たし、ロンドのスーベニア・ショップではこの地図のポスターやそれが印刷されたマウス・パッドやらマグカップやらトランクスまで売られています。
 機能的で見た目も美しい地図で初めてロンドンに来た人も混乱せずに目的地に行けて素晴らしいです。でも明快にする為に路線を90度か45度で重ならないように表現しているせいで、地図上では遠くに見える駅同士でも実は歩けばすぐだったりするんですよね~。
 私も夫も夫の両親もロンドンの歴史ファンなのでこの地図のデザインについて丸ごと一冊解説した『Mr Beck's Underground Map』や、1913年から現在までの地下鉄のポスター集の『By Underground to the Zoo』を持っています。
 デザインに関する事以外でも公式のガイドブックの『Underground Official Handbook』、使われなくなった駅の歴史が学べる『London's Disused Underground Stations』など色々持っています。かなりオタッキーです・・・。

スピットファイヤーについてはきっと今まで2回行った事のあるロンドンのインペリアル・ウォー・ミュージアムでもきっと展示してあったと思うのですが覚えていません。この3大デザインイコンの中で一番ピンと来ないものです。
 でもイギリス人である夫に聞くとやはりある一定以上の年齢の人の心にはBattle of Britain(第二次世界大戦時のイギリス本土上でのイギリス空軍とドイツ空軍の空中戦)の勝敗を決めた優秀な戦闘機としての印象がとても強く残っているのだそうです。
 私はスピットファイヤーと聞くとついこのロールス・ロイスのエンジン搭載の戦闘機よりもビールを思い浮かべてしまいます。それはエールという種類のビールで、名前の由来はもちろんこの戦闘機から来ているのですけれどね。おいしいです。
 で、このエールの広告はどれも第二次世界大戦を題材にしていて、クスっと笑いを誘うような物が多いんです。例えば「Battle of Britain」をもじって「Bottle of Britain」とかね。このポスターは良く見ると戦争の勲章の中に栓抜きが混じっています!

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コンコルドは2000年のパリでのただ1回の、でも非常に重大な墜落事故が記憶に新しいです。それに続く改良も虚しく2003年に1976年に音速を超える1350mphで定期運行を始めてから27年の歴史を閉じました。
 私が前に勤めていた会社はロンドンから南西の方向にあるヒースローに近くはなかったです。でもロンドンの西にあったので毎日夕方4時半頃「バリバリバリバリバリ!」という飛行音は聞こえました。郵便の締め切りが5時だったのでその音を聞くともう時間だと焦ったものです。
 ヒースロー空港の駐車場ではその音だけでなく振動のせいで駐車してある車のアラームが反応して一斉に鳴り出しました。普通の暮らしをする私は1度もフライトは経験した事がありませんのでこれが私の間接的なコンコルド体験です。

World Book and Copyright Day

毎年4月23日はUNESCOが指定したWorld Book and Copyright Dayです。世界中でこの日を祝う事によって読書、出版そして著作権を通じて知的財産の保全を促進するのが狙いです。スペインのカタロニア地方でSt George's Day、4月23日に本やバラを愛する人にプレゼントするという伝統がある事からこの日が選ばれたそうです。
 イギリスとアイルランドでは特に子供達に読書の楽しさを教える事に重点を置いていて、4月23日ではなくて毎年学期中である今日、3月2日にお祝いします。出版社、本屋、図書館、学校などがこの日に本に関係のある特別な催しをします。娘の通う小学校では児童達がお気に入りの本を持ってのその本に登場するキャラクターの格好で登校しました。
 、娘の通う小学校以外でもどこでも似た様な催しをするようで、海賊、サンダーバードの乗組員、お姫様のような格好をした子供達が親と一緒に学校に向っている姿が通勤途中のバスの窓から見かけられました。娘は自分はロングヘアだからとグリム童話の『ラプンツェル』の絵本を持って赤紫のお姫様のドレスを来てティアラを付けて行きました。

ところでこの子供の仮装用の衣装は、本当に1年に1度しか着る機会のないハロウィーン用の物はペラペラで安っぽいけれど3千円位からあります。子供は成長が早いから下手すると1回しか着れませんものね。その他の妖精やディズニーのお姫様のは7千円位はします。そう言えば男の子の海賊やスーパーヒーローものは買わないので幾ら位するのか分かりません。
 お値段は高いんですけど、今日のような行事に関連してやその他にも寄付を募るために「200円払う代わりに制服ではなくて私服や仮装で登校して良い日」で学校に来ていく機会も多いです。お誕生日会でも「仮装」がテーマになっているパーティーもあるので結局はその衣装が小さくなる頃にはもう捨てるに惜しく無い程古くなって元もしっかり取れている感じです。

発泡スチロールの雪

夕方帰宅途中に空から軽く雪が降ってきました。でもコートの袖に落ちたのを見ると普通の六角形の結晶の雪ではなくて、まるで発泡スチロールを細かくしたような偽物みたいな雪でした。色は白いけど表面が凸凹した丸い雪なのです。ここの所また最高気温は3度から6度位の寒い日が続いています。
 それなのに職場は暖房の設定温度が高くなった訳でもないはずなのに以前より暖かいです。私はずっとニットのセーターやカーディガンを2枚重ねで着ていましたがさすがに2枚目は脱いでいる事も多くなりました。イギリス人の同僚はこの時点で1人ならず袖無しや半袖で働いています。
 そろそろ「赤ちゃんヒーター」のスイッチが入ったのかも知れません。5年前に娘を妊娠中も妊娠中期を過ぎた頃から普段は寒がりの私なのにそれ程冬の寒さを感じなくなって夫にも「なんだか最近人並みになったね。」と言われました。今回は予定日が初夏なので職場の暑さが少し心配です。
 職場は新築の建物に入っているのに冷房の設備が無いという話、「熱気の中に座る社長と裸足族」を以前しましたが、今年はどうやら一応対策を取るらしいです。会計部長が何社か業者を呼んで、どういう種類の物かは分かりませんが冷房設備を設置する為の見積もりを取っています。

イギリスは雨が多いと言われているけど意外に水不足になる年も多くて驚きます。この冬はあまり雨や雪が降らなかったなと思っていたら気のせいではなく、水不足の懸念がニュースになっていました。このまま乾いた冬が続くと春から夏にはHosepipe Banが導入されそうです。
 Hosepipe Banとはホースを使っての庭の芝生や木や草花への水撒き禁止令です。イギリスに10年住んでいますがこの禁止令が出るのは今回が初めてではないです。天候のせいもあるけれど水漏れの激しい古い水道管を新品へ交換する水道会社の作業が遅いせいだという説もあります。
 そう言えば最近レイアウトをした子供向けの『気持ち悪いもの百科』というタイトルの本に「ロンドンの水道水は蛇口から出て来る前に平均9回は誰かの膀胱を通って来た。」という事実が載っていました。水が再利用されて巡っているという事ですがどういう計算でその結論を導きだしたのかな~。
 この本には気持ちの悪い事実が体、食べ物、動物、歴史、科学、世界記録の項目に分かれて載っているのですが食べ物の項目にはエスカルゴ、フォアグラ、ツバメの巣や日本の変わったフレーバーのアイスクリームばかりではなく、なんとキムチまで載っていました。漬け物がゲテモノ扱い?!
 そうだね~、君達の大好物はケチャップをかけてたチップス(フレンチフライ)とチキンナゲットだものね、無理もないかとは思いつつ。でも本自体は良い本で子供の喜びそうな気持ちの悪い事実で関心を引きつけてそこから学習にも結びつく知的好奇心を呼び覚ますようになっています。

香蓮の5才の誕生日パーティー

娘の誕生日パーティーを土曜日に開きました。これが5回目の誕生日なのですが、実は自宅でパーティーをするのは初めてで、これまではいつも夫の実家に里帰りしてそちらで祝っていました。でも娘が地元で小学校と託児所に通い出してからは近所にお友達が増えて来たのでロンドンで開く事にしたのです。初めての事だし私は体調があまり良くないしでどうなるかと思いましたが夫と夫の家族の多大な協力のお陰で大成功でした。
 特に義理の姉のケイトは当日の追加の買い出しでも「子供1人に1個づつ配れるフェアリー・ケーキ(カップケーキの事。)やゼリーなんか喜ぶわよ。」とか「飲み物はファンタやコーラは子供がハイになって大騒ぎするから避けたら?」などと貴重な助言をくれました。そしてパーティーが始まると実際に子供達の間に立って幼稚園や保育園の先生のようにゲームを進めたり食事の時間を宣言したりと仕切ってくれました。
 子供は女の子8人と男の子2人、大人は家族が5人でお客さんが9人の総勢24人でしたが狭い我が家でもなんとか入りました。娘の部屋の自転車やイーゼルなどを私達のベッドルームに移動しておいたので子供はそちらで遊んだり食べたりし、居間の椅子やソファー等の家具は全部壁際に寄せて真ん中にスペースを作り大人にはこちらでビュッフェ・スタイルで飲み物と食べ物を提供しました。

出席した大人は14人なのですが、国籍は様々でイングランド、スコットランド、日本、アメリカ、ギリシャ、ノルウェー、ブルガリア、カナダ、南アフリカ、インドと10もの違う国(脚注1)出身の人が居ました。パーティーでは元々知っている人とばかり群れて話してしまう傾向があって、私と夫はお客さん同士をあまり上手に引き合わせたとは言えないのですがみんな仲良く満遍なく交流出来ていたようです。
 私と夫もお客さんとの会話を楽しめて改めてこの人達とはかなり気が合うな、出会えて良かったなと思いました。娘はお友達と遊ぶのもパーティーもケーキも大好きな上にプレゼントも沢山頂いて大喜びでした。お客さんの子供達もゲームやパーティーフードを楽しんでくれたようで、おみやげのGoody Bag(良いもん袋?小さな玩具やキャンディー等を詰めます。)とヘリウム風船を喜んで持って帰りました。

このパーティーで意外だった事は1つ目は時間を午後2時から4時の2時間で設定したけれど実は1時間半位で充分だという事。1時間半を過ぎた位で疲れてご機嫌斜めになる小さな子も居ました。2つ目はGoody Bagのおもちゃは男の子には水鉄砲、女の子にはアクセサリー等を入れましたが双方に一番受けていたのはビョーンと伸び縮みするべとべとするゼリーのような物体(名前は何だろう?!)でした。
 面白かったのはこういう第三者がいる場面だと、普段ある人に聞いてみたいけどでも詮索し過ぎかと遠慮してしまうような質問を他の気にしない人がしてくれて答えを聞けてしまう事です。三つ子ちゃんのママに「三つ子ちゃんを育てるってどんな感じ?」と常々聞いてみたいなと思っていたけどそういう事聞かれ飽きているだろうな、嫌かもしれないしなと想像して黙ってたんです。
 三つ子ちゃんのママの答えは「三つ子ちゃんが生まれた頃は三つ子ちゃんのパパは単身赴任、家族も側に居なくて1人で育てたわ。」でした。「自分が眠る時間はあったの?」という問いかけには「寝なかっわ・・・。」という返事でした。そして「でも35才と晩婚だったけど子供が3人は欲しいと思っていたの。年齢的に無理かもしれないと半分諦めていた所に一挙に3人授かったのよ。」と。

ビョーンと伸び縮みするべとべとするゼリーのような物体です。

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女の子が1人来れなかったので残っていたGoody Bagの中身です。ちょっと内容がさみしいですがパーティーに来れた子供達はゲームをして勝つと更にこんな感じの小さな賞品やお菓子を獲得してそれをバッグに詰め込んで帰って行きました。ナプキンに包んであるのはバースデーケーキの一片です。このケーキの事すっかり忘れていました。もう古いから捨てなくちゃ。

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脚注1
イングランドとスコットランドは両方ともイギリスの一地方ですがお互いに違うんだと区別するのが大好き。特にスコットランド人はイギリス人に間違えられると嫌がります。カナダ人もアメリカ人に間違われるのを嫌がるし、北欧の国も中でもアイスランド人、ノルウェー人、スウェーデン人もお互いに混同されるのを嫌がります。日本人も韓国人や中国人と間違われると嫌がる人が多いですね。近親憎悪でしょうか?

早出の史彦さんとの会話

私の勤務先のテムズ河出版では定時は9:30から17:30なのですが、私は正社員採用になった時に9:00から17:00という勤務時間を交渉して認めて貰いました。その勤務時間なら娘の託児所まで送り迎えを夫だけでなく私も出来るようになるからです。
 という訳で私は大抵職場に一番乗りで静かな朝の雰囲気が好きです。社長の巌さんや受付兼総務の夏那さんは9時過ぎに出勤してくるので1人きりの時間はあまり長くないのですが。今週は毎日のようにプロダクション部の史彦さんが先に出勤していました。
 彼は金曜日からホリデーに出掛けるのでなんと朝の7:30からの早出をしてホリデー中も仕事が滞らないように準備しているのだそうです。以前にも営業の哲也さんや児童書編集の理桜さんも仕事が忙しいからと早出をしていました。みんな残業より早出の方が好きなのかな。

史彦さんはデザイナーの蒼哉さんから私の妊娠のニュースを聞いたそうでおめでとうと言ってくれました。実は1ヵ月前位から「もしかして・・・。」と気がついていたけどもひょっとして単なる食べ過ぎで太ってたりしたら困るから敢えてその話題には触れなかったそうです。
 この事については金曜日の朝に社長の巌さんからも「Congratulations, you are becoming mother again.」(「おめでとう、また母親になるんだってね。」)という言葉を頂いてとても嬉しかったです。編集部長の徹乃さんにも最近祝福の言葉を頂きました。

史彦さんはTunbridge Wells(Whinnie the Pooの舞台になった森の近くにある裕福な街。)に住んでいてドアからドアで通勤に1時間半もかかるそうです。その長時間の通勤にも疲れて来たし彼は勤続4年で既に古株の1人でもあるのでそろそろ転職のし時かなと言っていました。
 お友達の会計部の皐月さんが彼の事を「怒りの人。」と称していたようにどうも現職で煮詰まっているようなのでそれも良いのかもしれません。「怒りの人。」と言っても同僚に対しての態度はとても思いやりがあって優しい人なので彼が居なくなったら寂しいですが。

史彦さんはデザイン部門の事を称して「部長の一平太さん、初音さん、蒼哉さんとみんな好きだけどどうやら意思疎通不足なんだよな。仕事で何かを1人に何か伝えても他のデザイナーに伝わっていなくて二度手間っていう事があるんだよ。」と言っていました。
 それには私も同感で、私が働き始めて持った感想は「この人達しゃべらない。」だったのです。下手すると朝おはようと言ってから夕方さようならという間全くしゃべらずに黙々と働いているの。前の会社だと特に月曜日などには「良い週末だった?」とか軽くおしゃべりをしたのですが。
 でも最近少しは改善されて来たような気がします。蒼哉さんとは1人目の子の誕生日と2人目の子の予定日が近いので自然にその話になるし、初音さんとも最近あみぐるみのお話などもしているし。手強いのは一平太さんだけど彼とも音楽関係の事でたまにはお話できるし。
 仕事と関係無い事でも話慣れれば仕事の事でも大して重要ではないと思われても気軽に共有するようになると思います。もちろん今までも重要事項は連絡しあっているけれど、実は仕事をより円滑に効率良く進める秘訣はそういう些細な情報の交換にあるのかも知れないと思っています。

史彦さんには「弥生さんの仕事は質が良いよ。弥生さんの担当した本はプロダクション部に手渡されてからもその先のリプロハウス(製版所)やプリンターに行っても後々トラブルが起きる事が少ないんだよ、どうもありがとう。」と褒めて貰ったので嬉しかったです。

カバンの中身バトン

私と同じくイギリス在住のCrosswayさんからこのバトンを受け取りました。去年の10月にも1度このバトンをやったのですが多少変化した事もあるのでもう1度答えてみます。

1、財布はどんなのを使っていますか?

前回と同じく今もカモフラージュ柄でナイロン製のかまぼこ型のお財布です。ナイロン製なので水洗いしてお手入れしつつもう数年使っていますが、さすがにそろそろくたびれて来たかな。たまに煮しめたような鞄やお財布使っている人がいますよね。本人は毎日使っているせいで気づいてないけど周りからみたらかなり耐用期限を過ぎている様なのを持っている人が。そうならないようにそろそろ買い替えようと思います。

2、携帯電話はどんなのを使っていますか?

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2004年の夏頃から使っているSharpのGX20という機種で、ネットワークはVodafoneです。付いている機能の内使っているのは通話、メール、カメラだけです。

3、使ってる携帯ストラップは?

ストラップは付ける場所が無いと思い込んでいたけれど今改めて見てみたら有りました!イギリスでは日本のように100%飾りのための携帯ストラップは売っていません。日本では携帯ストラップやキーホルダーが人気でジャラジャラ付けている人沢山居ますね。たまにイギリスでも鞄にキーホルダーを付けている人がいますが、持ち主は日本人か香港、台湾、シンガポール辺り出身の人のようです。

4、手帳を持っていますか?

今年もまたWH Smith(文房具や雑誌を売るチェーン店。)の定番の薄くて軽い銀色の見開き1週間の手帳を使っています。日常必要な連絡先は毎年改訂して印刷したのを表紙のすぐ内側に貼り付けて使っています。

5、バッグはどんなのを使っていますか?

クイックシルバーのバックパックやユニクロのカラフルな小ぶりのスポーツバッグやエルベ・シャプリエのトートバッグなどで素材は殆どがナイロンでカラフルです。重いバッグやコートを使っていると歩いているだけで疲れて無口になるのでいつも「軽量」という事を念頭に選びます。

6、バッグの主な中身は?

お財布、携帯電話、手帳、電子辞書、家と職場の鍵、お弁当、薬や化粧品や衛生用品等の入ったのポーチです。バッグの外ポケットには定期が入っています。昔はペーパーバックの本も入っていましたが今は通勤にバスを使っていて電車と違って読書をすると乗り物酔いするので無しです。
 これに加えて先週は内ポケットに日本の実家が送ってくれたヨックモックのビエオザマンドショコラが入っていました。そして検尿容器も・・・。前回の助産士検診時に「次回は家でサンプルを用意して来よう。」と空の未使用の容器を1本貰ったのです。毎朝数枚のクッキーを入れる時にはその存在を忘れていて出社してクッキーを取り出す時に気がついて「今日こそは帰宅したら容器をバッグから出してどこかに閉まって置こう。」と思いつつ忘れ続け、結局1週間持ち歩いていました。

7、持ち歩いてないと駄目!と言うものを3つあげましょう。

定期、鍵、お財布。

8、このバトンをまわす7人は?

7人は多いですね~。YoshimiさんTakemoiさんいかがでしょうか。お暇でしたらバトン受け取ってくださいね。その他にも興味の有る方はどうぞ引き継いでください!

手工芸好きな国民と苦手な国民

金曜日に同僚のデザイナーの初音さんに高森共子さんおあみぐるみの本を冊貸してあげました。月曜日にはもう「くまのあみぐるみを完成させたの。編み方の記号の説明が図解してあるから日本語理解出来なくても編めたわ!」との報告。この本はイギリスで買ったのがと聞かれましたが残念、私も日本の両親に買って送って貰ったんです。かなり流行ったみたいだからロンドンの数少ない日本語の書店や古本屋を見て回れば売っているかも知れないですけれどね。
 初音さんには私が日本のあみぐるみブームを知るきっかけになったほぼ日刊イトイ新聞の『高森共子さんとあみぐるみ』のページのリンクを教えてあげました。2001年に高森共子さんが審査員でほぼ日でコンペがあり、その応募作品や入賞作品が見られるんです。私は超自由部門の消化器官の作品が面白いと思ったのですが初音さんも『Digestive System?!』と受けていました。彼女はオカルト部門の少し村上隆さん風のコワカワイイキャラクターが気に入ったようでした。

それにしてもイギリスでは手工芸好きな人ってあまり居ないみたいです。それでも編み物が好きという人は初音さんも含めて知り合いに少しは居るし、コベントガーデン・マーケットとかグリニッジ・マーケット行けば手工芸を売っている出店もたくさんありますが。そう言えばテレビでも今までの常識を破り若い人や男性の間で編み物がブームなんてニュースもやっていましたが、それが単に話題性を狙った行為なのか本当に編み物が好きなのかは分からないなと思いました。
 イギリスの手工芸ファン人口は日本に比べて圧倒的に少ないと思う証拠としては材料を売る店の少なさがあります。日本の繁華街にはユザワヤや東急ハンズなど数フロアもある手工芸品の材料を売る大型店、郊外の小さな駅の商店街にも必ず一軒は小さな毛糸屋や布地屋があるような気がします。でもイギリスには殆どありません。繁華街のデパートのJohn LewisやPeter Jonesでは少し扱っていますが売り場面積が小さいです。手工芸ファンの人はインターネットの通販で材料を入手しているようです。

私は鍵針編みのニットが好きで一応道具や本を揃えていますが気が向いた時にちょっとする位で過去に少しあみぐるみやコサージュを作った以外はいつも既製品を買っています。ここ2、3年鍵針編みのニットが密かな流行の様で毎シーズン何かしら洋服屋に並んでいて入手し易くて嬉しいです。一番最近のアイテムはクリスマスプレゼントに貰った深緑のワンピースです。自分で最近鍵針編みで作った物と言えば娘の手袋がなくならないように両手袋の手首の所で繋ぐ40cm位の鎖編みの紐だけです・・・。

ところで日本の保育園や幼稚園では特定のサイズのシーツや布団カバーやかばん等を用意するように言われるそうですね。既製品はダメと言われている訳ではなくてもサイズが特殊な為に手作りせざるを得ないとか。まあ根性を出せば手縫いでも作れない事はないでしょうけどミシンを持っていなかったり両親ともに手作りが苦手だったりしたら大変ですね。イギリスの保育園や幼稚園で同じ事を保護者に要求して来たらどんな事になるかな~と想像してしまいます。

妊娠中期の超音波スキャンの結果

昨日妊娠中期の超音波スキャンに行ってきました。妊娠初期のスキャンだと赤ちゃんの皮膚がまだ薄くて脂肪も付いていないせいか、当事者には「かわいい!」けどそれ以外の人には「骸骨みたいでこわい・・・。」ですよね。今回は大分人間らしくなっていました。
 1人目の香蓮の時は超音波スキャンではいつも両腕が万歳の位置にあるのが見えて、生まれてからもいつもそのポーズで眠っていたものでした。2人目の子は両腕とも自然に軽く曲げた状態で、小さな拳が胸の上や顔の辺りにあるのが見えました。
 他に気がついた違いと言えば些細な事ですが超音波スキャンのProbe(プローブ、日本語では探り棒?)をおなかに当てるのに滑りが良いようにジェルを塗りますよね?5年前は「ちょっと冷たいですよ~。」と塗る前に毎回言われましたが今回は暖めてありました。

背骨や内臓などの外見を観察して頭囲と脚の長さと臍の緒の血量を測りました。外見上の異常は見られず、サイズも週数に合っていると言われました。先日尿検査で糖が出ていると言われたので「既に巨大児になっていたら・・・。」と心配していたのでほっとしました。
 顔は正面から見ても横から見ても鼻や唇のラインがしっかり分かって感激しました。それにしても5年前は夫も毎回有給休暇を取って一緒に画面を眺めていたのですが、今回は娘と家でおみやげの写真を見るだけで満足しています。

まずは赤ちゃんが健康かどうかというのが第一でしたが、途中で「もし分かったら性別も教えて下さい。」と頼みました。同じNHS総合病院でも文化的宗教的理由から女の子よりも男の子を欲しがる民族が多く住む地域では性別を聞いても教えて貰えないそうです。
 最後にオペレーターの方が赤ちゃんの性器を写して「男の子のようですよ、でも100%確実にという訳では無いですよ。」と教えてくれました。私は女の子だろうなと思っていたので意外でしたが男の子も育ててみたいと思っていたので嬉しかったです。
 病院のロビーを出てすぐに夫に携帯電話から電話をして「男の子だったよ。」と言うと「No~~~!」という反応。でももちろんどちらでも嬉しいのは分かっています。娘は「弟に違いない。」と言っていた事もあり、「私とグランマの言った通り!」と得意げでした。

妊娠中期の超音波スキャン前夜

明日はいよいよ妊娠中期の超音波スキャンです。赤ちゃんの位置が良ければ性別も分かって教えて貰える予定です。これまでは名前についてもあまり考えていませんでしたが、性別が分かったらいよいよ真剣に考え始めたいと思います。日本でもイギリスでも発音しやすくてすぐ覚えて貰えそうな名前が良いのですが。女の子の場合は割とそういう名前が多いですが男の子の場合だと難しいです。
 私は既に女の子を育てているから今度は男の子を育ててみたいとも思うし、また女の子で娘とお揃いの洋服を着せたりするのも楽しいかななんて思ったり。夫は断然また女の子が良いと言います。お姉さんも居るので別に女の子を美化しているという訳でも無いようなのですが、男の子は荒っぽいし不器用だし思春期は中途半端で情けないし(←全部自分のトラウマ?)で嫌なのだそう。
 もし男の子だったら仕舞まってある娘のお古の服はどうしよう。大体が安価な物だしブランド物もチマチマとネットオークションで売るのも面倒だからチャリティー・ショップに寄付しようかな。収納場所も少ないので本当に状態が良い物しか取って置いていないのだけれど5年分の在庫はかなりの量です。3人目も私は欲しいと思うけど先日書いたような保育費の高さですからまた5年後なんて事になりそうです。
 そうしたら私ももう40才で超高齢出産になってしまうし、いくら子供服だと言っても10年も経っていたらとっくに流行遅れになっているだろうし。大体10年分の在庫を置いておく場所なんてありません。第一男の子か女の子かも分からないし実際に授かる保証もありませんし。やっぱり処分した方が良さそうです。などとぐるぐると考えている超音波スキャン前夜でした。

同僚に妊娠を打ち明ける

一平太さんから「Happy Newsを職場の他の人にも知らせて良いか、また産休中に臨時のデザイナーを雇う手配を始めたいのだが産休はいつ頃からどの位取る予定ですか?」という内容のメールが来ました。先週から少し暖かくなって来たので5着色違いで持っていていつも着ていた体型のカモフラージュ効果抜群のカーディガンをたまに脱いでいる事があったのです。誰も何も言わなかったけど、「あれ?」と思った人が一平太さんに「ひょっとして?」と聞いたのかもしれませんね。
 誰も気づかないのを楽しんでいただけで意地でも妊娠を隠したいという訳ではないので「どうぞ、知らせても良いですよ。産休は予定日から通常の26週の産休とその終わりに未消化の有給休暇をくっつけて、2007年の1月半ば頃に復帰したいと思っています。その旨を正式に書いた手紙をこの週末書くつもりです。」と返事をしました。一平太さんも間接的に私の妊娠について質問され続けるのも嫌だろうと思ってさっそくまずは隣の席のデザイナー、蒼哉さんに打ち明けました。

蒼哉さんにはデイジーちゃんという娘さんが居て、奥さんが2人目の赤ちゃんを妊娠中です。以前超音波スキャンの写真を職場に持って来ていました。夫がワールド・カップと出産が重なるのを心配していると話したら「僕も妊娠のニュースに大喜びしたもののすぐに『ちょっとまった!』とコンピューターに走ってネットで日程を確認したよ。」というのです。去年の10月末頃に同じ行動を取ったイギリス人男性が他にもたくさん居たのかもと想像して笑ってしまいました。「ちょっとまった!」ってもう遅いですよね。
 デイジーちゃんと私の娘の香蓮の誕生日が1日違いという事が分かりました。もうすぐデイジーちゃんは2才に、香蓮は5才になります。蒼哉さんの2人目の赤ちゃんの予定日は7月半ば、私のは6月の終わりです。デザイン部門の4人全員の誕生日は12月半ばから2月初めまでで集中しているしなんだか偶然で面白い。蒼哉さんは家の隣の区に住んでいて、そこでは未熟児で産まれるか調べるスキャンもあるそうです。

続いてキッチンで初音さんと一緒になった時に、今度は初音さんの方から「ねえ、妊娠しているの?3ヵ月位?」と聞かれました。先週気がついたそうです。やっぱり同僚達は思慮深くて大人で気がついても私が言いたくないのかもと気を遣って何も言わないでいてくれたんですね~。初音さんのお友達は最近出産したそうで、元々ふくよかな人だったけれど私と同じ21週の頃はもっと大きなおなかだったそうです。
 彼女はそのお友達の赤ちゃんの為に鍵編み針でぬいぐるみを作ると張り切っています。なんと日本語のブログで作品例と作り方を見つけて作ろうとしているのです。翻訳プログラムを試したけどイマイチ意味を成していないから、作っている途中で行き詰まったら翻訳で助けてねと言われました。Challengerですね~。私は高森共子さんのあみぐるみの本を持っているので貸してあげようと思います。
 でも私の他のお友達も日本に旅行した時に日本語が一切読めないにもかかわらず、事前に入手した雑誌の地図のJRというアルファベットと駅名の漢字を記号として路線図を見て駅を割り出して、なんとかコレクター向けのおもちゃを作るメディコムという会社やその小売店に辿り着いたそうです。根性、執念、涙ぐましい努力!でも私と出会ったからもう大丈夫。次回からは駅名をアルファベットで書いて助けてあげられます。

とりあえず一番私の産休に影響されるデザイン部門全員に妊娠を知らせる事ができてほっとしました。一平太さんは知らせても良いかと聞いてきたので一斉メールでも流すのかと思ったらそうでも無い様子。日本のように朝礼などは無いですからこのまま自然に1人づつ気がついたり既に知っている人から聞いたりして知らせは広がって行くのでしょう。