テムズ河の潮汐を眺めつつ -12ページ目

悲しい時にはどうするか

 

人間は生きていれば喜びも悲しみも訪れる。信頼できる家族や友人と共有するとそれは2倍にも2分の1にもなる。ただ、悲しい時には内容によっては自分の中に留めておきたい事もある。そんな時にどうするか。

 

1 湧きあがる悲しい気持ちにどっぷり浸る。込みあげる涙は堪えずに思いきり流す。

自分の心の中に確かにある自然な感情を認める。それが正の感情でも負の感情でも無視しようとすると心のバランスが崩れてしまう。意識の中から追い出せたと思ってもそれは無意識の中に移動するだけ。そうなるとそれを自覚できないままにより長期に渡って悪影響を受けてしまう。
 
2 悲しさとそれに付随するかもしれない辛さ、怒り、後悔などの気持ちを紙に書き出す。
手を動かして負の感情を自分の内側から外側に出す作業をすると心が落ち着く。紙に書き出すと頭の中だけでは捉えられなかった自分の気持ちや考えが明確になる。そうなったら書き出した紙は燃やすかシュレッダーにかける。負の感情を吐き出した紙を儀式的に破壊すると気持ちが晴れる。
 
3 瞑想や呼吸法を調べて実践して自分の心身に休憩時間を与える。
瞑想や呼吸に集中して一瞬でも悲しさから心を解き離つ時間を持つ。結局殆どずっと悲しさから心が離れなかった場合でも大丈夫。体はリラックスできてきっと喜んでいる。
 
4 大自然に触れる。
悲しい時こそ思い切って大自然に触れる旅に出かけると、それに比べた人間の小ささを実感する。ビックバンからの地球の歴史に比べたら今の自分を押し潰しそうな悲しみは一瞬の小さな物だと思える。旅に出かけられないなら近所の公園や海や川や湖などの水辺を歩いて外気に触れてみるだけでも効果はある。
 
5 居た堪れない程に悲しい時はきっとそれがどん底で後は上がるだけと知る。
時が経つにつれて悲しみの角も取れて丸くなり、そう激しくは心を刺さないようになる。心の中に悲しみの玉を持っている人は他人の悲しみもより深く理解できてより豊かな人生を送れる。
 
6 悲しみへの対処法のセルフヘルプの実用書や悲しみがテーマになった絵本や小説を読む。
悲しみに限らず全人類に共通する心の動きの基本パターンについて学んでおくのは今後の人生に役に立つ。知は力なり。小説を読むと心は一時的にでも悲しい現実から離れて違う世界に飛ぶ。悲しみがテーマになった絵本や小説には共感できる一節や新たな考え方が見つかるかもしれない。
 
7 悲しみの急性期が過ぎたら日常生活のパターンはできるだけ維持する。
無理のない程度で衣食住と仕事、家事、子育て、介護の最低限の事は続けて形からでも日常生活に戻るようにするとやがて平常心も後からついて来る。
 
8 これをきっかけに何か新しい事を始める。
大して興味が持てなくても何か新しい事を始めると、自分についてや周りの環境に新たな一面を発見するかもしれない。転んでもただでは起きない精神だ。お金も時間もエネルギーもないなら、例えば通勤で一本違った道を通ってみる位の事でも大丈夫。原因は何であれこの悲しい状態になった時の自分とは違う自分や世界を見出すと気分が明るくなる。
 
9 上記の8つを試しても死にたい程の悲しみが消えない場合は専門家に相談する。
精神科医やカウンセラーに助けを求める場合、専門家と言えども相手も人間であるのを忘れない事。波長が合わない、相性が悪いと思ったらさっさと次の専門家のドアを叩いてしっくり来る人が見つかるまで探す。悲しい時は弱い時なのでそれを嗅ぎつけて近づいて来る悪い人には気をつけて。信頼できる長い付き合いがない宗教や占い師、親切げに話を聞いてくれる人には無闇に心を開かないで。

ロンドリーノ(Londrino)

ロンドン・ブリッジ南口から徒歩3分の所にあるポルトガル料理レストラン、ロンドリーノ(Londrino)で食事をした。

 

 

車通りの少ない道路沿いなので夏はこの前面のガラスを開け放ったらまるで外の空気が入って気持ち良さそう。

 

 

このダイニングエリアの天井から下がるシャンデリアが珍しい。砲弾とかプロペラとか軍事化工業製品の古い部品を使って作ったみたいで物凄い存在感だった。

 

 

パンについているのは発酵バターでチーズみたいな味。私はあまり好きじゃなかったな。

 

 

カキ大好き。おいしかった。上に乗っている緑はサンファイアー。この日もしょっぱくなかった。今更ながらググったらやはり塩辛過ぎる場合は水に浸けるかさっと茹でて塩抜きをするんだって。

 

 

中身は何だったか忘れてしまった。ペストソースが添えてあった。

 

 

帆立の刺身にカブの薄切り、柚子の皮が散りばめられている和風の酢の物風の一品。

 

 

あさりのソテー。ボーロドカコというパン付き。

 

 

頭付きの生エビ。あ〜、エビの脳みそ?大好き。

 

 

かぼちゃとカブの一品。色がきれい。ベジタリアンで魚も食べない人が1人いたのでこれともう一品野菜のみの何かを頼んだけどもう何だか忘れた。

 

 

ポロックという白味魚のソテーのManganji Pepper添え。万願寺とうがらし

 

 

豚バラ肉。添えてあるのはキノコと水菜。このレストランの材料、どうも日本原産のを多く使っている。

 

 

甘酒味のアイスクリーム!イチジクのコンポートと合う。アイスクリームは他に2つ味があって味見させて貰ったけど何だか忘れてしまった。感想なすぐに書き止めないとダメだな〜。この甘酒味が一番おいしくて実際に注文した。

 

 

ブリオッシュにナッツと蜂蜜にサワークリームが乗っている。

 

 

元同僚の皐月さんとそのお友達の4人で記念写真。私以外はみんな中国系のマレーシア人。この日はご馳走していただいたのでいつものお会計報告は無し。でもワインもボトル1本頼んで1人当たり50ポンドは軽く超えていると思う。盛りは全体的に非常に上品で「2軒目、ラーメン食べに行く?」と冗談が出た程だった。例外は豚バラ肉の一皿でこれはかなりのボリュームだった。

チャプター72(Chapter 72)

ロンドン・ブリッジにあるカフェバーでお友達と待ち合わせをした。

 

 

駅からの道すがらにこんな怪しげな店先を発見!何々?窓がなくて中が見えない。私は通り過ぎちゃったんだけど、後に落ち合ったお友達はグイグイ行く人。彼女は何の迷いもなく扉を開けて「こんばんは〜。私達これから他の店で夕食の予約入れてるから今日は食べられないんだけどちょっと店内見せて貰って良い?」って入って行った。

 全部で10畳位の狭い店内のドリンクの並ぶカウンターに店員さんがいた。どうやら隣の肉料理屋と同じオーナーの経営でキッチンもそちらのを使っているよう。お客さんが10人も入ったらもう満員だろう。醤油ラーメンと豚骨ラーメンがあるらしい。近々食べに行ってどんな感じかまたレポートしようと思う。

 

 

チャプター72(Chapter 72)のコーヒー。おいしかった。

 

 

窓際のカウンター席はもちろん店のバーと並行してある客席のバー側の椅子にも背もたれはない。壁側のベンチ席も奥行きが極端に狭くてしっかり腰掛けるというよりはお尻を引っ掛ける感じ。ちょっとロンドンのバス停のベンチみたい。客の回転率を上げる作りになってる。

 

 

 

Renzo Piano: The Art of Making Buildings

お友達に触発されてロイヤル・アカデミー・アーツで開催中のレンゾ・ピアノの展覧会に行った。レンゾ・ピアノの名前を初めて聞いたのは大学生の時に初めて海外旅行をした時だ。高校の同級生のSちゃんと日本から飛行機でパリに入り、そこからユーレールパスを使ってヨーロッパ各国を巡った。

 パリのポンピドゥー・センターで建築学科の学生だったSちゃんがレンゾ・ピアノとその設計の概要を解説してくれた。パリの伝統的な建物の中に突然現れる工場みたいな外見とおもちゃみたいな原色が印象に残った。美術館の中庭に大道芸人やストリート・オルガン奏者も出ていたのも先進的だった。

 

実はポンピドゥー・センターが完成したのは1977年で私が見た時点では既に12年も経っていたとこの展覧会で初めて知った!

 

 

ロンドン在住の身としては60年代のコンクリートの建物の取り壊しから建築過程を見ていたシャードの展示に惹かれる。シャードの上の部分はきっちり閉じていないでまだ工事中の様にも見える。その方がよりシャード=ガラスのかけらに見えるからだろうなと思っていた。展示の解説には人工物の建築が自然の空に溶け合って行くようにと書いてあった。下の写真の左の木製の建物の模型も上の部分がそんな感じ。きっちり閉じていないのは同じ発想があるからなんだろうな。

 

 

 

これこそ夢の島?世界各地にあるレンゾ・ピアノの建物の模型が1つの島の中に集めてある。面白い!

 

 

建物の一部を改装したばかりみたい。古い階段と新しい階段、古い方を古いまま残してあり歴史が感じられる。

 

 

Wa Cafeに移動しておやつにイチゴのショートケーキを食べた。しみじみおいしい。店内には6人位の若い女の子のグループがいて北京語できゃっきゃと話していて明るい雰囲気だった。

Yちゃんからのお見舞い

 

秋らしい紅葉と五重塔の風景がきれいなカードとお守りをいただいた。ありがとう!

 

抗がん剤治療サイクル6の副作用と経過(随時更新中)

はじめに

私の病気は腹膜転移のあるステージ4の胃腺癌(印鑑細胞癌/スキルス胃がん)で診断が出たのは2018年5月16日だった。余命は延命治療をしないと6ヶ月で、しても平均で12ヶ月というもの。HER2タンパクの検査結果は過剰発現無し。胃がんの他は健康。 運動不足で平日の夕食後にソファーで寝落ちはあったが、日常生活に問題なくフルタイムで働き家事育児も夫と協力してこなして来ていた。体型は日本だとLサイズ、イギリスだとS/Mサイズ。非喫煙者。

 2018年5月21日からECX抗がん剤治療で延命治療を受けている。薬の組み合わせはエピルビシン(Epirubicin)とシスプラチン(Cisplatin)カペシタビン(Capecitabine)。初日に病院で注射でシスプラチン、点滴でエピルビシンの投与を受けて、翌日日から3日は自宅で各種の吐き気止めと共にカペシタビンの錠剤を朝食と夕食後に服用する。4日目以降最終日の21日目まではカペシタビンの錠剤のみを朝食と夕食後に服用する。

 2018年8月28日から9月17日までの東京への一時帰国はまるで健康体の状態で、会食も観光も無事に楽しめた。

 

初日(10月10日水曜日)
サイクル5に引き続き今回も埋め込みポートから採血できず。ポートから採血できたのはサイクル2の時だけ!血液検査の結果はOKで通常通りの抗がん剤の投与と注射を受けた。1つの項目はギリギリだったみたい。免疫に関するので1が最低ラインの所が1.05だったそう。コールドキャップは今回も迷ったが着けた。休薬期間もあったせいもあり一旦抜けた髪が生えて来て地肌がまた見えなくなって来ているから。前回は脱毛はサイクル2からだった。今回もその短い毛も抜けちゃうかもしれないな。帰宅後に多少足取りの重さを感じた。血液検査の結果が出るのに時間がかかったので帰宅は19:30になった。疲れてソファーで寝落ちしてしまった。Kちゃんに借りている『たのしい川辺』(The Wind and Willows)を読んだ。

 

三日目(10月12日金曜日)

今サイクルも寝込まないでほぼ普通の生活ができている!午前中は日本のテレビを見ながら針仕事、午後は洗濯物の片付け。食事の塩味がまた怪しくなっているけど、これも今日明日位で通常に戻るだろう。困った事と言えば月曜日に欠けたばかりの歯の隣の歯がまた欠けた!明日また緊急で診てもらう。ブリッジの隣の歯。ブリッジが動いて当たっているのかも。

 

四日目(10月13日土曜日)
ここしばらく夜中に熱くなって目が覚めて重ね着を減らす日々が続いている。抗がん剤を始めてから生理が止まっているので更年期障害かな。ホットフラッシュなのかな。この日は午前3時以降毎時間目が覚めてはすぐにまた眠りに戻った。これは前のサイクルでも経験した事がある。1日ぶりにお通じあり。
 日中は近所で雑用を済ませたり、大好きな丘の景色を眺めたりして楽しく過ごせた。夕方からは怠くてでも眠気がある訳でもなくて手持ち無沙汰な感じ。手足が少し痒い。ベッドで本を読もうと思ったけれどそれも続かない。思い切ってまた起き出してテレビを見ながらアイロンがけをした。とりあえず時間を無駄にせずに済んで良かった。

 

五日目(10月14日日曜日)
前夜午後10時半にようやく眠くなったのでこれ以上歯が欠けないように歯茎のシールドを装着してベッドに行った。午前3時半頃からまた目覚めては寝ててで、うっかり子ども達への遺言を考え出したらしばらく眠りに戻れなくなった。朝起きたら口が疲れているのは歯ぎしりしていた証拠だ。シールドを装着しておいて良かった。朝にお通じあり。
 日中は近々行く旅行先のリサーチをした後に本と紙の整理を始めた。本、重い。塩味を余り感じていない。

 

六日目(10月15日月曜日)

前夜は引き続きシールドを装着してベッドへ。午前3時半頃からまた目覚めては寝ててでこの日は寒くなったので着込んでベッドに戻った。おなかが張って苦しい感じでトイレに行くが音沙汰なし。仕方なくしばらく本を読んだりしてからまた眠りに戻った。2日連続でしっかり寝ていないとさすがに調子が悪い。塩味、ようやく感じるようになって来た。前にもあった脇の下や二の腕辺りの脂肪部分に鈍い痛みあり。朝にお通じあり。

 日中は本と紙の整理の続きをしていたが疲れて途中で昼寝をした。明日、博物館の切符を予約しているし夜からお友達と外食するんだけど大丈夫かな。眠れないのは運動不足もあるんだろうな。朝晩例え20分づつでも職場への通勤で早足で歩いていたのが全くなくなったから。例え怠くても近所を1周走って来る位したらよく眠れるようになるのかも。

 

七日目(10月16日火曜日)

まだ多少フラーっとはしつつも展覧会を1つ見て、カフェでケーキを食べて、ウィンドーショッピングもちょっとしてから夕方からの友人との会食に行けた程の元気はあった。翌日からはもう普通通り。3泊4日のベネチア旅行も毎日数時間歩いた。これで体力が付いたかも。靴連れは辛かったけどね〜。やはりガシガシ歩く時は運動靴にしとこう。新しい茶色のバッグに合うような運動靴を探して買おう!


 

ホーニマン博物館裏の丘

ポストに手紙を投函、歯医者、チャリティー・ショップに寄付の等の雑用を済ませた後、お気に入りのホーニマン博物館裏の丘へ登った。

 

 

25度近くある季節外れのポカポカ陽気の日に丘の上で記念写真を撮った。世界の頂点にいる気分。

 

 

シャードやウェンブリーの競技場のアーチやら、この場に立てばロンドンのランドマークが見える。写真では良く分からないね。

 

 

夕方4時半みたいだけど実はまだ2時半。暖かくても光の色は秋だ。

 

 

 

 

 

 

 

左下の影、透と私。香蓮はアルバイト、響は家に籠ってゲーム。

タルト(Tart)

10月8日の月曜日に歯が欠けて歯医者に行ったばかり。それなのに12日の金曜日にまたその隣の歯が欠けた!それで翌日の今日にまた緊急で歯医者さんへ。歯医者さんに何かこちら側でガチッと硬い物噛んだかと聞かれたけど記憶なし。でも!昨日一昨日辺り、朝起きた時に口が疲れていた。きっと歯ぎしりをしていたんだと思う。まずい、ちゃんとマウスガードをまた暫くは着けて寝なくちゃ。小さくても欠けると歯に悪いし1回35ポンド(約5千160円)かかるよ〜。

 

 

さてさて、その緊急の午後1時半の歯医者の予約の前にまたタルト(Tart)にやって来た。もし麻酔注射されたらおなかが空き過ぎちゃうからお昼ご飯食べようと思ってわざわざ歯磨きセット持参で。

 

 

生ハムとポーチドエッグのサンドイッチ。おいしい!

 

 

前のLe Chardon、更にその前の食料品店時代からのタイルは保存されている。嬉しい。

 

 

バナナブレッド。ブレッドという名前だけど甘くて実質はケーキだ。以上2人で半分こして食べてサービス料込みで25.05ポンド(約3千695円)だった。サービスもフレンドリーで良かった。

 

 

過去記事: 2017年12月13日『タルト(Tart)』

 

響のバッグをデコる

響が東京で買って来たワッペンを普段使い用のバッグに縫い付けた。これが・・・。たっぷり2時間掛かってしまった。

 

 

カバンの右下、蓋を覆う端の黒いテープが溶けている。透がアイロンでワッペンを付けようとした結果。

 

 

そんなに細かくかがった訳ではない。裏からみると雑。

 

 

また人のベッドに侵入して来て寝ているタマ。

 

 

気持ち良さそ〜う。

 

りらっねこと凝視ねこ

 

マグにゃん。

 

 

タマにゃん。相変わらずの凝視(Staring Eyes)。

 

 

じーっ。撫でれ〜。