告白 | 女房はフランス人

女房はフランス人

フランス人女房と関西人の僕。イギリスで暮らす2人の日常を綴りますだ。

それからも何度か女房to beは、僕のフラットメートのフランス人女性のところに遊びに来た。それで、他のフラットメートも交えて食事をいっしょにしたりしたので、僕とも話すようになった。僕は彼女のことが大好きだったけれど、付き合いたいというふうには思っていなかった。その理由は、第一に歳が離れていた。当時彼女は24才、僕は41才で、彼女は17才も年下だった(ただ僕は日本人からも外人からの、どうみても10才は若く見えると言われるけど)。彼女たちは週末は若者らしくclubingなどに行っていたけど、僕はclubingにはまったく興味がない。遊び方がぜんぜん違うので、僕と付き合っても退屈やろうなと思っていた。もうひとつの理由は、外国人の女性とつきあったことがなかったので、扱い方がよくわからず、彼女と会うときはいつも緊張していたので、こんな緊張するんじゃ付き合ったら疲れるだけだと思ったからだ。

そんなある日、知り合いの家でパーティーがあった。僕も彼女も参加して相当に酔っ払っていた。僕のフラットメートのフランス人はもっと酔っ払って、その辺にいた男性といちゃいちゃし始めた。僕と彼女は2人きりに残されたので、いろいろと話をした。僕の歳の話にもなって、41才だと言うと、30才くらいかと思っていたとソファーから転げんばかりに驚いていた。僕は彼女にはフランスに好きな人がいることを知っていたので、その人のことをいろいろ聞いた。彼女はその人のことが好きなんだけどうまくいっていないのでとても寂しいと言った。

「ところで、あなたはどうなのよ。好きな人はいるの?(Who do you fansy?)」と聞かれた。告白するつもりはまったくなかった僕だったが、あまりにも単刀直入に聞かれたので、正直に「You」と答えてしまった。

僕:僕が好きなんは、君や。君は世界一ゴージャスや。
彼女:(しばらくの沈黙ののち)ごめんなさい。あなたがそんな風に思っているなんて全然知らなかった。
僕:ああ、気にせんとって。聞かれたから答えただけや。君には好きな人がいることはわかってるし、僕は別に付き合いたいと思ってるわけやないから。

そうしたら、彼女がまた、「あなたはとってもいい人よ。でも、恋愛の対象として考えたことがなかった」みたいなことを言った。すると、なぜか僕は急に負けず嫌い男になって、「君が僕に興味がないのは、君がまだ僕のことをよう知らんからや。僕のことを知ったら、絶対僕のことを好きになるでぇ」って超自信満々に言ってしまった。

しまった!こんなに傲慢やったら嫌われる!と思ったが、時すでに遅し。
彼女はただただ言葉を失って、前でいちゃつくフラットメートをぼーっと見ていた。