ボクシング・WBO世界スーパーフェザー級チャンピオンのワシル・ロマチェンコ選手、その強さはボクシング好きの方にはすでに知れ渡っています。
6月11日に行われたWBO世界S.フェザー級タイトルマッチで勝利し、世界最速での2階級制覇を成し遂げたロマチェンコ選手はアスリートとして注目すべき選手だと思います
やはり背骨がキレイに積まれていて身体重心位置が良いので、体全体に対して腰の位置がきちんと中心にあり、上背部を高い位置に保てていると思います
マイク・タイソンやロイ・ジョーンズJr.のような動きとは違いますが、パンチを打ちに行くときやディフェンスをするときに、足元でピョコピョコとステップを踏んで移動するのではなく、背骨を動かして重心移動をします
そのため、ボディバランスを崩すことなく動き続けることができます。
そのうえ、完璧と言われているテクニックを持っていますので手が付けられない状態になっています。
パンチを打った後すぐに移動する、相手のパンチが当たらない場所に素早く移動する、ボクサーなら誰もがそうしようとしているのでしょうが、できる選手はあまりいません。
サンドバックを叩いたり、ミット打ちをしたり、一発のパンチをいかに強く打つかの追及もいいですが、試合の流れの中で相手を倒すのに重要なことは全く別のところにあると思います
ロマチェンコ選手がいるスーパーフェザー級は、同じく階級を上げてきたニコラス・ウォータース選手がいますし、内山高志選手に勝ったジェスリール・コラレス選手やバチバチに打ち合うフランシスコ・バルガス選手、他にも良い選手がいるので熱い階級の一つだと思います。
日本の内山選手、三浦隆司選手がそこにどう食い込むかも期待したいですね
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