日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ -6ページ目

サオマイの先生

4月6日
今日から、フォンジューンの源流を辿る旅に出発する。タナチャイ先生を迎えにドイサケットに向かった。着くと先生の家は扉が開いていて、どうやらすでにパイから車で帰ってきていて、今旅の支度をしているらしい。

 結局9時半頃に出発し、3時間くらいで、チェンライに着き最近できた白亜のお寺に寄った。そこは、お寺全体を白い色で作り、トイレだけ金色を使った、斬新なデザインのお寺だった。タイのお寺という言葉からは、想像できない新しいお寺だった。
                     

日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-白亜寺



日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-黄金のトイレ



チェンライの町に着くと、懐かしい感じがしたが、何かが違う。15年間行かない間に、さびしかったメイン通りがかなり賑わっていて、でかいスーパーマーケットもできていた。目的の先生のうちに着くと、やはりサオマイの系統を受け継いでいるだけあって、手の形が非常に美しい。家内の幸代がサオマイを踊って、細かい所を何カ所か直されていた。本家本元の先生に直接見てもらい、問題点を指摘されるのは、非常にありがたいことである。


フォンジューン界で最も有名な先生がブアン先生で、ブアン先生にはチェンライで多くの若者に武術を教えたグイ先生という高弟子がいた。

グイ先生は、男性用の技から飛び跳ねるなどの激しい技を省き、自分の娘であるブアリアオ先生に受け継がせたのである。それが現在のサオマイの原型になっている。そのため、ブアリアオ先生は、正統なサオマイの動きをチェンライで伝承していることになるのだ。


日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-サオマイ

チェンマイオールドカルチャーセンターでの演武

4月5日
今日は、いよいよ本番の日だ。朝食をとり、午前中不安なところを練習し、昼食は近くのカフェでサンドイッチを食べ、少し休憩してからまた、練習をした。そのうち5時近くになったので、ロビーにニック先生を迎えに行き、ホテルの部屋でウィ先生を治療した。


ウィ先生は、タイダンスの先生だが、タイダンスを続けていると、腰の負担が大きいらしい。腰痛があるというので、腰の筋肉をゆっくりとほぐした。やはり長年タイダンスを踊っているだけ合って、筋肉が非常に硬い。ほぐすのにかなり時間がかかった。


その後、演武先であるチェンマイオールドカルチャーセンターに向かった。

玄関に着くと、早速そこのスタッフがフォンジューンを舞っていた。レベルはかなり高かった。

日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-出迎えの演武

そこに着くと、知り合いのターおばさんがいて、彼女が作った料理をごちそうしてくれた。ターおばさんは、北タイの料理の専門家で、色々なイベントに呼ばれる有名人である。また、ここには、ラーンナーの文化を紹介するブースがいくつかあり、山岳民族の衣装を着た人たちが、ハンディークラフトを売っていし、ポンパン先生もフォンジューンの絵とTシャツを売っていた。

日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-ラーンナーの食事


再度、裏でまた練習して、本番になった。かなり良くできた方だと思う。合気道も評判が良かったし、他の先生方の演武も迫力があり、さすがにこのグループはみんなレベルが高いと感じた。


日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-ニック先生



日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-演武会1


日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-演武会2

みんな演武がかっこよく仲間になれて誇らしかった。ニック先生の次が出番で、前回よりも良いと褒めてくれた。終わって私からみんなにハグをもとめに行った。そして最後はみんなで記念撮影をし、再度みんなで集まって軽く食べ、ビシャンが向かえに来てくれて、良いショウだったと褒められた。


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明日からは、ルーツを探る旅だ。演武が終わってとにかくほっとした。













膝の痛み

4月4日
朝8時半、起きていきなりの練習中、膝に反動をつけて深く曲げたら、左膝にズキンという痛みが出た。少し筋が腱を傷つけたか、半月板を痛めたかも知れない。やはり練習前には、つくづく準備動作が必要だと感じた。


そして、なんと練習で棍棒を振り回していたら、ホテルの電球と傘を割ってしまった。やはり外の広いところで練習すべきだった。その後の散らばったガラスの掃除が大変だった。結局ホテルのタイルを前面拭き掃除をしてしまった。掃除と片付けで、朝なのに汗だくになってしまった。



その後、アヌサンマーケットに行き、、エビと空芯采を食べて幸せだった。ホテルの戻り少し休憩をしてからこれから行くところの地図を探しに出かけた。

スリフォンブックセンターの向かえの古本屋に地図はなく、しかし、そして店員さんが教えてくれた、パンティというビルの本屋に探していた地図を見つけた。うれしかった。そして中国語の辞書も買って、帰りに自然が多い、喫茶店でお茶を飲みのんびりした。こねこが3匹いた。膝が痛いので、テーピングのテープを探したが見つからず、弾性の包帯を買った。5時にスタンダード会社で飛行機台を振り込んだ。感じのいい人で藍色の服が似合っていた。


一旦ホテルに帰り、友人からの連絡を待つと、電話がなりホテルの場所を知らせてほしいという。すぐ近くまで迎えに行き。彼女の友人もつれてきた、みんなでオランダ村にいった。思ったほど料理はうまくなく、アイスクリームも出来合いのカップで味気なかった。



日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-オランダ村




いつもやっているはずの準備運動を、気持ちが焦って行わなかった結果膝が痛くなり、演武ができるかどうか心配になった。その日は、久しぶりに行きつけのアヌサンマーケットにあるタイマッサージ屋さんに行った。いつも私を担当してくれるティアンに頼んで、固まっている膝の周りの筋肉や腱を良く伸ばしてもらった。その後、膝の感じがかなり良くなった。半月板ではなさそうだ。一瞬演武ができないかも知れないと心配してしまった。さすがタイマッサージは、効果のある治療法だ。