日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ -4ページ目

ラオスの結婚式とタイのテレビ

4月8日

ラオスを通る有名なアジアハイウェイR3aを突き進んだ。この道は、この道は、タイ北部、ラオス北部、中国南部を結ぶ、一本の道なのだ。
途中寄った町でもタナチャイ先生が「この辺にフォンジューンをしている人はいませんか」と歩いている人に訪ねると、「昔はそういう人たちがいたが、もうみんな亡くなってしまった」と言う答えが帰ってきた。そういう人を探すのは、かなり難しいかも知れない。

日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-ラオスの道①


日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-タナチャイ先生


 しかしお寺のお堂を見るとそこには、フォンジューンで使うサバチャイ太鼓が置いてあった。ふつうは小さい太鼓が3つだが、タイルー族のスタイルは2つだと教えてくれた。今回は、少数民族が多く住むムアンシンを訪れる時間もない。一人でもフォンジューンをできる人に会えたのは幸運だったかも知れない。

日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-サバチャイ太鼓

途中、すごい人だかりがあった。良く見ると結婚式を行っているようだ。車を降りて、会場に近づいてみる。みんなお祝いをして踊っている。その手の動きを良く見ると、これもフォンジューンのようだった。ここでもフォンジューンに出会うことができた。
夜は、ルアンナムターという北部や南部に行く中継地点に泊まった。そこで明日の車を手配をして、ナイトマーケットに向かうと、タナチャイ先生たちは食事を既に終え、これから市内をバイクで回るそうだ。

日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-結婚式

 私たちは、外人が多いレストランで、シェイクとガーリックブレッド、空芯采、イカのガーリック炒めを食べた。ラオスの味は、とてもおいしかった。

レストランを出るとタナチャイ先生たちがちょうど帰ってきたところだった。途中、ヘルメットをかぶって良いなかったので、罰金を取られたようだ。ここでも夜の取り締まりを行っているのだ。

明日の出発時間を確認し、部屋にもどった。ここのところずっと寝不足だったので、今日は早めに寝よう。夜、部屋でテレビを見ていたら、タイのチャンネルで日本の津波基金の放送をやっていた。出ていた人のTシャツには、THAI FOR JAPAN と書いてあった。今回は世界中の方々が心配してくれて、援助してくれている。これもいままで日本が援助してきたことが報われて来ているのだと思った。

日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-タイのテレビ

ラオスのフォンジューン

4月9日

ボートをおりて、坂道を登ると、イミグレーションがありそこでラオスのビザをとる。日本人は簡単にビザが取れた。タナチャイ先生方も無事入国できた。

近くの車を手配するところで、ルアンナムターまでの料金を聞く。3500バーツと少し高いが、車をチャーターして行けそうだ。セーブ先生が運転手と交渉して、出発する。

途中休憩がてら昼食をとった。タナチャイ先生の弟子のノム君が頼んだ鹿の肉からは、散弾銃の弾が2発も出てきた。この辺にいた鹿が食用になっているのだ。緑と山の多い景色を楽しみながら車は、ルアンナムターに着いた。

そこで再度運転手と交渉し、タイルー族とタイダム族の村を回ってもらった。運転手さんには500バーツ割り増しで払う約束をした。

最初のタイルー族の所で、タナチャイ先生が刺青をしているおじいさんを見つけ、話を聞いている。

日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-入れ墨


昔、フォンジューンを学ぶことは、青年になる儀式であり、入れ墨をして男らしさを見せることが多かった。だから入れ墨をしている人は、フォンジューンをしている可能性が高いのだ。

話によると、「今はやっていないがお祭りのときは踊るんだ」と、動きを見せてくれた。やはりそれはフォンジューンだった。ラオスのタイルー族にもフォンジューンは確かに存在した。

日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-ラオスのフォンジューン

タイとラオスの国境

4月8日
朝は、近くの市場でカオニャオ・マムアン(もち米ご飯の上にマンゴがのっている)と豚の皮を揚げたものを調達した。車でメコン川が一望できるとても景色の良いところに行き朝食を食べた。これから行く対岸のラオスを眺めながらの朝食は特別な味だった。

日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-市場

日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-朝食


その後、友人のビシャンにタイとラオスの国境まで送ってもらい、ボートで国境超えた。メコン川は、5分ほどで渡ることができた。いよいよラオスだ。

日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-国境

日本タイマッサージ協会・日本ルースィーダットン協会・日本フォンジューン協会会長大槻一博&スタッフブログ-船